2021年04月22日

コロナ渦で上昇するハワイ不動産2

今日もだ。売り出した即日にオファーが入った。しかも売り出し価格より上でのオファーだ。

このところずっとこんなことが続いている。
去年より、いやここ十数年の価格帯より1万ドルも2万ドルも上の数字で売り出しているというに、昨今更にそれを越えてくる。

例えば今日売り出したハワイ島プナ地区パホア村のアイナロアの土地区画。この地域では珍しい舗装道路の通りの土地でもある。それだって昨年までなら、せいぜいが1万ドル半ばというところだっただろう。
そもそもがほぼ未舗装の、鶏の声や犬の遠吠えが聞こえてくる長閑な田舎の場所なのだ。
それが直近3ヶ月の売買状況を吟味し、周辺環境を調査し、そして導き出した売り出し価格の34,000ドルだった。これにしてもだいぶ上から入ったつもりの数字だったのだが、でも入ったオファーは36,500ドルだった。

アイナロアでも既にこの状況で、ましてやハワイアンパラダイスパークでは尚更にもっとだ。ここは元々がプナで一番不動産市場の活発な地域であり、その価格帯も高く、昨年までなら土地市場は3万ドル後半くらいから(ハワイ島プナではこれは相当に高い数字なのだ)で推移していたのだが、でも今では57,000ドルで売り出し、55,000ドルで決まるのもザラだ。


実際、当相談室が関わった売り出しにおいて、MLS掲示から一週間以上掛かった物件というのは、ここ3ヶ月以内一つもない。
言ってもいいのだろう、これはあの頃の、2006年頃のアメリカ住宅好景気以来の”バブル”だ。
なにせ売るための物件が全然足りないのだ。そのためますます価格は高騰していく。
周知のようこの現象は、低迷するコロナ渦の経済を活性化するため、米国連邦政府が住宅金利を大幅に引き下げたことに端を発している。
今年に入りこの影響はハワイ島の東側の、プナの片田舎にまで波及した。
ではいつまでこの状態となるのか、あるいは更にこれ以上となっていくのか。
このコロナの状況次第、つまりはアメリカの景気対策次第ともなるのだろうか?


他方いくら高額になったからとはいえ、必ずしも喜べないことだってある。
一つは米国への源泉徴収税のことだ。
非居住外国人に課せられたこの税は、2016年からそれまでの10%から15%に引き上げられた。併せてハワイ州のそれはそれまでの5%から7.25%となった。
もちろん本来ならこれは、売買による損益により、米国確定申告を経て還付され得るものではある。だがしかし、前述のアイナロアやハワイアンパラダイスパークの土地を所有の、多くの日本人オーナーのケースではこれは難しいのだ。何しろ購入価格が当時の適正価格であり、つまり買った金額より売った金額が大幅に大きくなるからだ。
しかしこれは真実としては正しくはない。
なにせ当時このオーナーたちの多くは日本円で、日本の会社に例えば金700万円也を支払っているのだから。
でも現地での、公式のハワイ州登記所では、その購入価格は例えば13,000ドル也と記載がなされている。
つまりはこういうことだ。
まず日本のその会社が現地市場で、例えば15,000ドルで売り出されていた土地に、あくまで一買主としてハワイのリアルターを通じオファーを入れる。
売買契約は最終的に13,000ドルで締結となる。
そしてエスクローが開設される。
ここで買主の名前の変更をリクエストするのだ。金額も他条件も何も変わらない。ただ買主名だけが、〇〇会社から例えばスズキイチローへと変わるだけだ。無論売主はすんなりと了承する。
買主の住所は日本の〇〇会社の気付住所とする。エスクロー手続きは全て委任状により、親切なこの会社が代行してくれる。
最後、売買代金として日本でスズキイチローさんから受け取った700万円のうちの13,000ドル分を、ハワイのエスクローへ送金する。残る約550万円については、そのまま〇〇会社の金庫から動かないわけだ。

今日のオファーは驚きの36,500ドルだ。
しかし記録上は、スズキさんはこの土地を13,000ドルで購入したわけだから、15%+7.25%の源泉税の還付はきっと難しいことだろう。


税金というものは高くなることはあれ、なかなかに下がることは考えにくい。しかもこのコロナ対策で多くの出費があったわけだし、加えてハワイの場合例の溶岩流の被害に対してのリカバーもまだまだ残っている。

気づかれている方も多いとも思うが、2017年から固定資産税の最低価格がそれまでの100ドルから200ドルへと引き上げられている。
各分譲地の組合費や道路補修費に至っては年々上がり続けている。


売りたいオーナーたちにとっては確かにバブルではあるが、一方で出ていくもののことを考えると心中ザワめかしいのも素直な気持ちだろう。




今ももしあなたがハワイ島のプナに長期間土地を所有し続けており、でもいずれは手放したい、あるいは今後の参考までに現状をよく知りたいということであれば、一度当相談室までご連絡を寄越してください。
個別に色々情報をお出しさせて頂きます。その上で今後の参考にして貰えればと思います。



「海外ロングステイ相談室」ができて、今年で14年目となります。
最初の頃と何も変わりません。ここはあなたの個人的な相談室です。
どうかお気軽に何でも訊いて下さい。


笹本正明
海外ロングステイ相談室

ホームページ https://hawaii-consultant.com
Eメール        aloha@hawaii-consultant.com
Twitter        https://twitter.com/hawaii96720

647062319.jpg
posted by 海外ロングステイ相談室 at 11:27 | ホノルル ☀ | Comment(1) | ○ハワイ不動産の売却

2021年01月28日

コロナ渦で上昇するハワイ不動産

ハワイの不動産市場が好調だ。

不動産価格が上がっている。


あの頃の、2004年前後のサブプライムローンの時とまでははいかないにしても、このコロナ渦に、なんとも不思議な価格上昇が起こっている。全米中で投資機運が高まり、株が上がり、そして不動産にも資金が集まっているのだ。


このことはハワイ島ハワイアンパラダイスパークの土地所有者たちにとっても好機となり、直近半年間の土地の売り出し中間価格は47,900ドル、実際の売買中間価格は45,100ドルとまでになっている。

なお価格の幅はかなり広くなるが、それを決める材料としては、海の近くもしくは130号線の近くであるかどうか、舗装道路沿いに立地しているかどうか(未舗装がまだまだ多い場所である)、そしてアルビジア(ハワイの害木)が生えているかどうか(周辺も含む)、これらが大きくその需要や価格を左右する。


あなたがハワイ島プナ地区のハワイアンパラダイスパークに長期間土地を所有し続けており、でもできれば手放したい、あるいは今後の参考までに現状をよく知りたいということであれば、どうか一度当相談室までご連絡下さい。




「海外ロングステイ相談室」ができて、今年で14年目となります。
最初の頃と何も変わりません。ここはあなたの個人的な相談室です。
どうかお気軽に何でも訊いて下さい。


笹本正明
海外ロングステイ相談室

ホームページ https://hawaii-consultant.com
Eメール        aloha@hawaii-consultant.com
Twitter        https://twitter.com/hawaii96720

117310486_10157832859066559_2750247452440957818_n.jpg 117580069_10157832898566559_1644916384181284083_n.jpg 117595761_10157832886861559_4984639262317508022_n.jpg

posted by 海外ロングステイ相談室 at 13:02 | ホノルル ☀ | Comment(0) | ○ハワイ不動産の売却