2018年07月28日

ハワイ州源泉徴収税率の上昇

2018年9月15日からHARPTA(ハワイ州源泉徴収税)の税率が、現在の5%から7.5%へと変更されることに決まりました。

2年前の2016年2月16日には、連邦源泉税が10%から15%へと上昇しました。(当時のブログ記事参照

つまりこの時から比べると、連邦と州合計で15%だった源泉徴収税が、この9月から22.5%へとなるということです。

尚この法律に関係するのはハワイ州から見ての非居住外国人だけです。つまり我々です。
アメリカ市民やビザ滞在者は毎年必ず米国確定申告をしますので、そこで他の収支も含めて納税額が算出されることになりますが、しかし我々外国人の場合は、言葉は悪いですが、逃げられたら終わりということで、なので取りっぱぐれを防止するための方法が、この源泉徴収税ということなのです。だからこれは個々の損益に沿ったものではなく、あくまで一律徴収となります。
したがって「文句があれば翌年米国確定申告を受けて下さいね。損をした方には還付しますので」というのが、アメリカ側の言い分ということです。

記録上本当に損をした人なら、心配はありません。確かに翌年米国確定申告を受ければ、この22.5%は最終的には満額還付されることでしょう。
しかし、当該土地が相当額安い価格での売却となった際などは、果たしてこの米国確定申告を受けるべきかどうかの判断も必要となるやもしれません。何しろ米国確定申告をするためには、米国公認会計士の費用もありますし、パスポートの認証費用などの諸経費もありますので。やって、しかし結果赤字だったでは意味ありません。

また、購入時に例えば、日本のハワイ関連の会社などを通じて購入した方の場合は、本当の購入金額がいくらだったのかについても、最初に調べておく必要があります。
ウン百万円で購入したと言っても、それはそのウン百万円は、あくまで日本のその会社へ支払った額であり、その会社が果たしてハワイのエスクローへいくら支払ったのかはわからないのでは、まずいのです。
もしあなたが800万円をその日本の会社へ支払い、しかし実はその会社はそのうちの200万円のみを、ハワイのエスクローへ、その購入代金として支払っていたのだとしたら?
もしそうだとしたら、当然記録上の購入代金は200万円となります。つまりもし売却金額が日本円で400万円ほどだったとしたら、損ではなく、売却益となってしまうことになるのです。


土地の場合、登記手続きは最短で30日くらいとなります。
既に売却をと考えられている方は特に、なるべく9月15日前に、急いだ方が良いと思います。

もし気になる方は、あるいはそのご家族の方は、お気軽に「海外ロングステイ相談室」までお問い合わせ下さい。何でもお教え致します。


「海外ロングステイ相談室」ができて、今年で11年目となります。
でも最初の頃となーんにも変わっていません。
いつでもここは、あなたのための個人的な相談室です。


笹本正明

海外ロングステイ相談室
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2018年05月06日

ハワイ島の火山(ラバゾーンという情報)

僕たちは忘れてしまう。

僅か4年前、あれは2014年夏にキラウエア火山(今回のと同じプウオオ火口)から地下を伝い、ゆっくりゆっくりとパホアの町の方へと流れた溶岩が、ようやくに勢いを失くして冷え固まったのが2015年の冬だった。

その後しばらくして、まるで何事もなかったかのように、もともと計画されていたパホアの交差点の工事計画は再開され、そしてそこは真新しいラウンドアバウト式の交差点へと生まれ変わり、その周囲には新たなショッピングセンターも増設され、地域はあっという間に元の、いやそれ以上の活況を取り戻そうとしていた。
加えて不動産マーケットも、以前のそれを超え、それ以上の好況へと住宅需要は次第に増えていっていた。
正にその最中、今回の火山噴火となった。


プナ地区は、ハワイ州でこの20年間で最も人口が増えた地区でもある。
その最大の要因は、不動産価格の手頃さとヒロ市までのアクセスの良さからだろう。
そういうことからも、ただでさえ外からの移住者の多いハワイで、このハワイ島プナ地区のその数は群をぬく。

ハワイ島は火山の島だ。
もちろんこんなことは誰もが知っている。
しかしそれを自分の身に置き換えてというのは実に難しいことだ
ボルケーノ公園へ火山の噴火を見にはいくけれど、でもまさか自分の裏庭から溶岩が噴出するなど思いはしない。

でもそれはあり得るのだ。
しかもそれはかなりの確率でわかっていたことでもあるのだ。
何しろそこはレイラニなのだから。

お祖父さんやお祖母さん、そして親戚たちと共に長くこの地に暮らしてきたロコ達なら、まずこのレイラニに、昨今流行りのモダンな建築など決して建てないだろう。だってそこはレイラニだから。


今我々は情報をネットやS N Sで瞬時に知ることができる。
でももちろんそれは万能ではない。長い年月とともに言い伝えられてきた民の知に比べて時にあまりに脆い。

4年前、あれだけ長い距離を進んできた溶岩流が、なぜずっと野の下ばかりを流れてきたのか、
なぜ住宅地を根こそぎ焼かずに進んで来れたのか、
つまりそれは、そういう地域には、溶岩が流れていた地域にはサブディビジョン(地域や分譲地のこと)がなかったからなのだ。
ハワイ島では、人間と溶岩との長い共存の歴史から、自ずと住み分けがなされていたのだろう。

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今回の活動の活発化で影響が出ている地域は右下の青丸の地域となります。
(なので他地域は、今回の火山活動の影響は全くありません。)

次にハワイ郡役所からのラバゾーンマップ(火山危険度地図)を添付します。

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ラバゾーンマップとは活火山の島であるハワイ島ならではのもので、危険度を9段階に記して開示してあります。
数字が低いほど危険度は高くなり、2以下の地域だと一般の保険会社では住宅火災保険にもなかなか入れてくれませんし、住宅ローンの審査も通りにくいです。

今回溶岩が地上から噴き上がった地域はプナ地区パホアのレイラニという地域で、ここのラバゾーンは最大の1です。(紫色の帯。)

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また、これはUSGS(全米地質学研究所)からの地図で、今回レイラニで溶岩流の噴出が始まったこの5月3日から5日の間の、噴出地点を順番に1から8で記しています。(尚左の薄いピンクの帯は2014年の時のパホア町の中心へ迫った時の溶岩流の残図です。)
そしてこの地図上に、上のラバゾーンマップの1の紫色の帯の位置を、赤いマジックで書き加えてみました。

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すっかり重なるのです。
ラバゾーン1というのは、活火山の島での火山危険度最大の地域なのです。

家の地下に溶岩の通り道がある地域なのです。

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尚この図は1955年の時の噴火のものです。

比較的今回のパターンと似ています。
なのであとは火山のエネルギー次第です。もしエネルギーが大きければ、このままカポホの方へと更に溶岩は流れていくのでしょう。もしエネルギーが小さければ、これ以上は進まずにそのうちに冷えて固まるのでしょう。

ただ今回のマグマのエネルギーはやはり大きいのでしょうね。
何しろマグニチュード6.9の地震まで起こり、その余震は今でもあるし、遠いヒロでもその揺れはあるのですから。


外からの住民が多いという土地柄のハワイでは、特に地震にはとても驚く人は多いことと思います。生まれて初めての経験という人だって結構いることでしょう。

それにそもそもハワイ島は、日本同様に火山の島で地震の島であるのに、大きく体感できる地震の数が日本と比べると非常に少ないので、建築も日本のような耐震構造にもなってなく、だから余計に今回のそれは驚きだったことでしょう。
しかもこの規模の地震にしても1975年以来ということのようですし、こうなるともう現在のハワイ島の住民達は、ただただ驚きと不安ということしかないのだと思います。


ハワイ島の文化はそもそも、その火山との長い歴史と付き合いから、ペレ信仰やフラが生まれ、アロハの慈愛も培われてきたのかもしれません。
それは例えば鹿児島の人と桜島との関わりとも少し似ている気がします。
鹿児島で昔からの商店街では、毎日火山灰を掃くことは日常です。
明日の火山灰は多いか少ないかをラジオとかテレビで伝えています。
それは代々そうで、これからもそうなのでしょう。
なんとなくそういう感じと似た風に思います。火山は決して非日常のことではないのですね。

いつものようにまた話が脱線してしまいました。


今回のレイラニのそれはラバゾーンという観点から見れば、やはりかなりの確率で起こり得たことです。
だから当然これは天変地異でもなければ、地球がどうのという問題でもないでしょう。

こんな時に困るのは、風評被害です。
ここ以外も危険だと、例えばラバゾーン3の地域であるにも関わらず、同じプナ地区ということで、同じように思われてしまうなどとかです。
風評は、現代のネットやS N Sというのは瞬時に広く運んでしまい、しかしその後は全くフォローもありません。発信し、それきりです。


実は、このラバゾーンマップ以外にも、フラッドゾーンマップ(洪水・津波危険度地図)などや、ハワイで不動産を購入する際には、それ以外にもたくさんたくさん情報は開示され提供されているのです。

そういうことを知ることです。
の上での購入ということなら、自由の国ですから、もちろんあとは自己責任です。

例え自身では読めない場合でも、業者からどうかそういう情報を伝えてもらって下さい。


これはある意味機会です。
この際もっと昔を振り返ってもいいのかと思います。
これだけ外からの人が増えたのです。
やはり火山や津波の脅威が日常的にあるハワイ島という、その歴史についても、もう一度知っておくことはとても大切なことのように思います。

今回被害に遭われた方には本当に気の毒でなりません。
ただ幸いなことに、あの時もそうでしたが、郡や州や連邦の素早い動きは本当に頼れます。
そして寄付のことなども、これからどんどん発信されていくことでしょう。


一方僕たちは、風評被害には気をつけるようにです。不安増にならないように、正確な情報をつかむことです。

その一つとして今回添付したラバゾーンマップなどが少しでもその参考になれば幸いです。

アロハ

笹本正明

posted by 海外ロングステイ相談室 at 15:05 | ホノルル ☁ | Comment(0) | ○ハワイ不動産の売却

2018年04月19日

富裕層/成功者たち

僕のしている仕事は、ハワイ不動産やハワイロングステイに関わるということもあり、いわゆる富裕層の方々、会社の社長さんなど、社会的に成功者とされる人たちとの関わりが多くあります。
しかもスーツで応接室で商談ということではなく、お互いにビーチサンダルで、ズズッとプライベートのまん真ん中での関わりとなるため、かなり深い部分でのお付き合いともなります。

そうやってここ10年そういう人たちとのお付き合いの中で見えてきたことがあります。

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実際こういう仕事をしていなかったら、僕の生活上では決して接点のなかった人たちばかりです。

そういえば、僕のど貧乏カリフォルニア青春時代も、そういう普段では決して接点のなかった人たちとの関わりがあった10年でした。
あの時は、例えば領事とか商社の駐在員とか、いわゆるエリートと呼ばれる人たちとの関わりが割とありました。
彼らは、決して声を荒げることなく落ち着いた風で人当たりが良く、尚且つきちんと学校で学んだ風な難しい英語を話し、また物怖じせずアグレッシブにアメリカ人相手に仕事をしていた姿が印象的でした。それは僕のイメージする正に秀才像そのもので、きっとこういう人たちが日本を動かしているんだなと思って見ていたものでした。

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一方、今現在僕が出会う「成功者、富裕層」たちは、アメリカ時代のエリートたちとはガラリと違っています。
その人たちは間違いなく成功者であり、例えばいわゆる事業家という人たちではあるのですが、誤解を恐れずに言わせてもらうと、アメリカ時代の彼らとは真逆に一見結構バカっぽかったりします。
いや、言い方が非常に悪いですね。

まず一つ言えることは、彼/彼女は知らないということを、どうやら恥ずかしいことは考えてはいないようです。
とにかく彼/彼女は知らないことに出会うと、躊躇なくどんどん訊いてきます。
どんどん訊いて、更にはそこから派生して、また別の質問をもしてきます。尽きることがないのです。

そういう時の彼/彼女は、まるで純真な子供のようです。
子供と同じですから、そもそも訊くことを恥ずかしいと感じるような概念などないのだと思います。
そんなことよりも「知りたい」という欲求に我慢ができないのでしょう。
そして一つを知ったら知ったで、その相乗効果でもっと別の疑問が溢れるように生まれてくるのだろうと思います。

きっとその頭の中はいつも目まぐるしく動いているのでしょう。
常に知りたくて知りたくてもう我慢できないとなっているのでしょう。

そう、彼/彼女の最大の特徴は、我慢ができないことだと思うのです。
思い立ったら即行動となります。常に「今すぐ」です。今それを知りたい、今それをやりたいと。

そういう彼/彼女は同時に愛されキャラでもあります。
純粋な子供のように、目をキラキラさせて人の話を訊く彼らは、愛おしい存在と映ります。
自分の話を真剣に聞いてくれる存在は誰にとっても喜ばしいものです。
ましてや彼/彼女は、社会的な成功者/富裕層なのです。そういう人が自分の話を、無垢な子供のように聞いてくれるその姿は、確かにプライドをくすぐられ誇らしい気分にもなることでしょう。

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でもやがて変化が出てきます。
止まることなく「もっと、もっと」となる彼/彼女、「いつやります?今?明日?」となる彼/彼女です。
やがては、もうついていけないとなるかもしれません。もう疲れたよとなるかもしれません。

彼/彼女に悪気などこれっぽっちもありません。
ただ単に知りたい気持ちとやりたい気持ちを我慢できないだけなのです。


それから、彼/彼女のもう一つの大きな特徴としてその記憶力があります。
知りたい、そして教えてもらう、納得の行くまで質問し身につけ、それを記憶します。そしてそれをもう忘れません。特に数字のことなら余計に忘れません。彼/彼女は記憶力が高く、且つ非常に数字に強いのです。

今日の知識と昔の記憶がどこかで結びつき、それがまた新たな疑問と興味を作り出します。また別の欲求が生まれます。そしてそれを我慢できません。
だからともすれば、昨日あれだけ夢中になったことでも、今日になるとすっかり変わっていることも常です。
膨大な記憶をベースに頭の中がずっと動いている優秀性と、無垢で素直すぎるくらいな純粋性とが相まって、常に興味の対象が変化していくのです。
それは正に本当の意味で「今」を生きるということなのかもしれません。

彼/彼女にとって大切なのは常に「今」なのです。
今日の、今の情報が一月後も有効とは限りません。昨日の誤りに気が付いたら、やはり即訂正した方が良いのです。でも普通の人は周りのことを考え、なかなかそれをすることはできません。

彼/彼女の周りの人たちは実に大変です。何しろ常に変化変化なのですから。
だから皆が皆、彼/彼女と付き合えることにはなりません。
大抵の人は、時間の経過とともに、すごく良い人→もう付き合いきれないへと変化し、彼/彼女のもとを去っていくことになります。
残った人たちは、彼/彼女のチャーミングさに、とんでもなく魅せられた人たちだけです
実際、純真な彼/彼女は、実にチャーミングなのです。裏表がなく、人の話を興味深く訊いてくれ、感動のあまりに涙まで落とすのです。
まるでそれは教祖のような風でもあります。
いずれにせよカリスマです。

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凡人は、とかくついつい周りのことを気にしてしまいますし、先々のことも考えてしまいます。(どうせ当たりっこないのにです。)


彼/彼女のように、本当は空気なんて読む必要などないのだと思います。

幾人かの彼/彼女と接してきて思うことが、シンプルに今だけを生きること、それこそを見習うべきことなんだろうなあと思います。
だって何より彼/彼女は幸せそうなのです。
確かに実にチャーミングなのです。

彼/彼女は決して人の悪口など言いません。自身の自慢話もありません。
おそらくきっとそんなことには興味はないのでしょう。そんなことよりも、「今」なのでしょう。
楽しそうなものがある、そうなるととにかく寝ても覚めてもそれに集中してしまうのでしょう。


彼/彼女にしても時には失敗もします。いえ、その失敗の数はかなり多いようです。
その失敗話を、僕は幾人かの彼/彼女から時々おもしろおかしく聞かせてもらっています。
二億円損したとか、勧められて山を買ったけど騙されて大損したとか、もちろん僕にはまるでドラマの中の話のようです。スケールが全くに違います。
失敗して2週間ずっとショックでソファーに死んだように寝込んでいた。そしてようやくに復活したよ、と。
でも数週間後すっかりまた「今」に生きています。また新しい興味を見つけたようで、その話を嬉々としてしてきます。

彼/彼女は僕がアメリカ時代に出会った秀才エリートたちとは違い、学歴も普通かそれ以下で、また数多くの失敗もしてきた人たちです。山あり谷ありできた彼/彼女であることが多いように感じます。

彼/彼女の最大の特徴は、その行動力です。
思いついたら即行動です。とにかく今です。すぐやるのです。
そしてどんどん周りを巻き込んでいきます。そのパワーたるや、そこが全くに違います。
その上でうまくいくこともあるし、うまくいかないこともあります。
うまくいかない場合には、また次へです。切り替えも相当に早いのです。

今を捨て新しいことに踏み出すことは、普通はなかなかに躊躇するものでしょう。
常人はどうしても先のことを考えてしまいます。そして思います、もしうまくいかなかったらどうしようと。
それは失うものが大きい秀才エリートのみならず、一見失うものがそれほどになさそうな人でも実は同じです。

人は失うかもしれない怖さ以上に、慣れ親しんだものを離れる、つまり未知のことに対する不安というものが一番恐怖なのかもしれません。

でも彼/彼女は違います。面白そう→やろう、やりたい、我慢できない、となるのです。
彼/彼女の中には不安などないのだと思います。

不安とは先を想像するから感じてしまうことです。
しかし彼/彼女はそもそも「今」にしか生きていないのです。
だから彼/彼女には「将来」への不安など考えないし、「終わったこと」への「過去」への執着すらないのです。

ただ潜在意識の中での何かはあるのだとは思います。
それはおそらくは「成功体験」というものかもしれないと思うのです。
彼/彼女は、数多く失敗もしてきたけど、大きな成功も同じようにしてきています。無理だと言われるようなことを成し遂げた経験があるのです。それは潜在意識の中に「できる」という自信を植え付けることへも繋がっていくのだと思います。


この「成功体験の有る無し」というのはとても大きいのだろうと思います。
例えば小さい頃、逆上がりができなくて、でも何度も練習してようやくにできた、赤点ばかりだったのが一念発起して志望校に合格できたとか、例えばそういうこと。

他方、ずっと何でもできていた秀才たちは、できなかったことがそもそもないでしょうし、あるいは、できないまま、途中で挑戦をやめてしまった人たちには「できた」という体験がありません。

そういう人たちの特徴の一つには、良い時は良いけど、一旦悪くなるともうずっと再浮上してこないということになりがちのような気がします。
ずっとエリート街道できたのが、何かの拍子に初めてつまずき、そのまま自殺の道を選んでしまうとか。
あるいは、たまたま偶然うまくいっていただけが、でも偶然が途切れ一旦つまずいてしまうと、途端卑屈になってしまうとか。

彼/彼女の特徴の一つとして、逆境に強いということもあります。
多くの彼/彼女は、例えば死にそうになったことがあるとか、事業を複数回失ったとか、大金を騙し取られたとか、そういう経験があったりします。そしてそこからまた何度目かの「今」のこの成功であることが多いようです。少なくても1回目の成功で彼/彼女にはなり得ません。

良い時に良いのは当たり前です。良くなくなった時こそが真価です。そこからどうやってまたやっていくか、その時をどうやって過ごしていくかです。

逆境に強いというのは決して、我慢強いとか、そういうことではないと思います。
例えばそれは別の何かをまた見つけられることだとも思います。
素直におもしろいものを感じることができ、純真にそこへ楽しみのめり込んでいける、そういう無邪気さのようなもの。
そういうことかなあと思います。

空気を読まずに、そういう彼/彼女に学ぶことは多いです。
恥ずかしいとか、周りへの迷惑とか、きっとそういうことよりももっと別のことを考えた方が良いのでは、と最近頓に思います。

目の前のことをやる、とにかく今この目の前のことをやる、
あとはその先に何かが待っているから、

何が待っているのでしょう、今のこと目一杯やりながら、楽しみにその時を待ちたいと思います。


追記;それにしても彼/彼女たちの存在は、どれくらいの割合でいるのでしょう?子供のままのその様は実に魅力的ではあります、でも2週間以上一緒にいるとこっちはぐったり疲れます、、😅 なのでこちらも最近は少しは学習して、緩急をつけるようにはしています。



「海外ロングステイ相談室」ができて、今年で11年目となりました。
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笹本正明

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