2008年02月12日

ハワイ不動産 その現実#1

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写真の場所は、実はハワイです。

普通私たちがイメージするハワイは、海とか空とかホテルとかそういうものですよね。
でもこれもハワイです。ハワイに不動産を所有している人の土地です。数年前に購入して、それっきり行ったことも無いそうです。不在地主、それを良いことに不法投棄の山です。
この度お役所から廃棄物撤去命令の手紙が届きました。英語の手紙、実は何度か届いていたみたいです。でも読めないし、それっきり。今度のものは裁判所の印が押された真っ赤な目立つ手紙です。最後通告です。何日以内に撤去しなさい。もし期日までに出来なければ一日につき500ドル罰金を課します。

これが当相談室に寄せられた今回の相談依頼です。

さあどうしましょう?
まず初めにお役所宛に手紙を書くことにしました。手紙といっても普通の手紙ではありません。正式な嘆願書です。
期日が切ってありますので、できれば作戦を練り実行する猶予が欲しいのです。その間罰金徴収の執行を猶予してください、それを最初にお願いすることにしました。
当所有者はこの土地を訪れたこともなく、もちろん投棄物に何ら関与しておりません、、、、、しかし法律により、全ての土地には所有者の管理責任、義務があることは理解しております、、、、
要求と譲歩を織り交ぜながらです。まず当初の目的は期日延長です。逆ギレ手紙を書いても、グチ手紙を出しても意味ありません。起こってしまっていることは既に起こってしまっているのです。そして所有者管理義務責任という、何とも理不尽な法律までそこにはあるのです。

ナンバープレートを全て調べて、車の持ち主を探し出しますか。それとも裁判所に異議申し立ていたしましょうか。

ところでこの方、売却をお考えとのことです。
でも今まで売り方が分からないまま放置していたということでした。

やれやれ、車20台、、、、。

ごみ溜めになる前にさっさと売ればこんなことにはならなかったのに、、、とはもちろん気の毒でとても言えません。
よく株は紙切れになるけど土地は最悪残るからねというけれど、しかし土地は残るからこそ、こういう問題も起こり得るのですね。まして外国の土地ですから、なかなか行けません。

嘆願書の返事をぼーと待っているわけにはいきません。まずはいろんな業種の人たちからたくさんの情報を集めることにします。例えば弁護士を雇い訴訟をやったらどうなるか、それからもちろん廃棄物処理業者何社かとそれから車専門の引き取り業者にも見積もりを依頼します。(同じ事やるにも同業者だと同じ様な見積もりになりがちなので、念の為です。)それにこの地域の不動産業者に連絡して売却についても調べましょう。最終目的は、売却、それも所有者が少しでも得になるように、です。もし裁判して勝っても、訴訟費用が売却金額を超えるようでは意味ありませんから。

ハワイ、現実はもちろんいろいろなことが起こります。
話しは明日に続きます。
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2008年02月13日

ハワイの杜 #1

ハワイの杜へようこそ。

どんな旅行されていますか?
ハワイに行くならワイキキの背の高い真っ白なホテル?オーシャンヴューでハワイアンミュージック、良いですよね?カラカウア通りを闊歩して買い物して食べて飲んで、素敵です。

例えばお父さん。それから高校生のお嬢さん。普段あまり会話が無くて、たまにはハワイへ2人きり、行ってみたいと思ってみたことありませんか?

海辺で2人は意外に間が持てないこと、ありますよね。お子さんがもっと小さい時ならまだしも、何となくやっぱり照れくさい。海辺のレストランでたくさんの日本人カップルに混じり、2人向かい合ってカラフルな色のジュースを飲むことも、観光客でごった返したお店の中で娘のショッピングのお供も、、、何となくビミョーです。お嬢さんも同じ気分です。

海は良い、空も良いぞ、風も気候も申し分ない、でも人が多すぎ、日本人が多すぎ。ここは原宿か渋谷か!!


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例えば、ハワイの杜を訪ねてみませんか?

そこは田舎です。遠い昔の日本の移民たちの息吹がまだ残っているそういうところです。
レンタカーで一時間、ナイキもニーマンマーカスもそこでは???です。道端でとれたてのフルーツ、蘭、手作りの貝殻のアクセサリー、そういうものが時々売られています。車をとめてマンゴーを買って、露天のおばちゃんに切ってもらって2人でパクついてください。辺りには誰もいません。たまに貴方たちと同じ様な旅行者がいたりもします。本土からヨーロッパからの親子です。気軽にハーイ、アロハと言い合ってください。この青い空の中で久しぶりに会えた同胞です。親しみを持てると思います。


写真の家は一日100ドル。オーシャンヴュー、家具付、3部屋あります。鍵はドア横の隙間に隠してあります。中に入ると手書きのウエルカムカードが蘭の花束とともに添えられています。

お父さんは1階に、お嬢さんは2階にそれぞれ荷物を置いて、それぞれの部屋にあるシャワーを浴びてくつろぎましょう。
冷蔵庫にはグアバジュース、キンキンに冷えています。

ワイキキじゃないのでクーラーは要りません。この辺の家は風の通りを計算して設計されています。風さえあればハワイは実は快適なのです。ビルが風の通りを邪魔しないハワイの杜は結構涼しいのです。

夕食、近くのスーパーでアメリカらしくでっかいカートで買い物しますか?それとも現地の人の溜まり場のようなレストランで昔の映画のように食事しますか?
それとも、、、
そうそうこの旅に行く前、僕が渡したメモの住所を尋ねてみてください。その家から歩いて10分です。そして気楽にアロハと言って名前を伝えてみてください。
気楽な気さくなホームパーティーの始まりです。
言葉?実は彼女はオランダ人、ハズバンドは日系人(でもあまり日本語できません)、みんな同じ外国人、ここはハワイ、あまり難しいことは抜きにしましょう。そうそう高校生のお嬢さん、打ち解けているではないですか?さすが若さです。

ゆっくりのんびり270度に広がるサンセットをビール片手に眺めてください。集まってきた近所の人たちとその時間を共有してください。おしゃべりしてください。拙くて構いません。一生懸命話せば一生懸命聞いてくれます。買い物ではない、人と人との本当のおしゃべり。通じた時の喜び、それはかけがえの無いものです。それを是非とも味わってください。ハワイです。時間はたっぷりあります。通じなかったら、もう一度トライしましょう。

ハワイの杜の夜は本当の夜です。漆黒の闇です。そこに世界で一番のキレイな星が瞬きます。貴方の家に戻り、2人で庭に出て空を見上げてください。何も話しなんかしたくないくらい、そこにきっと吸い込まれますよ。そして世界で2人きりのような、そういう不思議な落ち着いた安らかな気分が訪れます。それをハワイの気候が包みます。昼間のほてりとは違う、安らかなほのかなぬるま湯の中にいるような気分、そこをすーと夜風がすり抜けます。

朝、貴方は日の出とともにきっと目覚めるでしょう。そして娘のために大きなキッチンで、朝食の用意をしたくなるでしょう。パンを焼いてコーヒーを淹れてラナイで食事をしましょう。フルーツもふんだんに。誰もいません。2人きりです。だから貴方も娘さんも照れくさくありません。何だか自然に話しができます。今の2人は協力者です。同盟者です。
そして朝の風はとても心地よいです。

ワイキキの一泊400ドルの豪華なホテルはそれはそれで楽しいものです。ワーキャー叫びたくなるものです。

ただ時々。
ハワイの杜、一軒家3ベット、何人で泊まっても一泊100ドル、寄り道、のんびり回り道。現実から離れたそういう杜の中に、たまには出かけてみたくはありませんか?




タグ:ハワイ
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2008年02月14日

ハワイ不動産 その現実#2

ハワイのお役所で嘆願書が認可されました。

約2ヶ月執行が猶予されました。言ってみるものです。

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それから車専門の引き取り業者から見積もり届きました。
知り合い価格適用してくれました。
思った以上に良心的な値段に、ひとまず安心と感謝です。(車にタイヤが付いていたらもっと負けてあげれるんだけど、、と言ってくれるウイズリーに、また感謝です。)
何でもこの廃車を良い金に替えるツテを見つけたようです。こちらとしてもこの価格で引き受けてくれてウイズリーにも喜んでいただけたら、嬉しいです。

ただし、もちろん今週一杯他の依頼している見積もりは待ちます。ビジネスですから。それを期限にゴーです。
タイミングがずれてもしウイズリーに他の仕事が入って、こちらの猶予期間を超えても困りますので。

次は支払い方法の交渉です。希望は、半分前払い、残金は完了後。
これで決まれば御の字です。

売却、支払い、よしできるだけ全てを同時に進めてみましょう。
今週末所有者と打ち合わせをして、業者見積もり詳細を詰め、そして売却金でこの費用を賄えるように、そしてプラス金が所有者に入るように、進めましょう。

ところで、
もちろん、裁判はしません。(100%負けるそうです。)
それからナンバープレートから捨てた人をも探しません。(お金持っている人、こういうところに捨てないでしょう。だから探しても探すだけ支出が増すだけです。)

ハワイ、現実には本当にいろいろなことが起きます。
海外ロングステイ、様々なことが起こります。

でも、必ず解決の方法はどこかにあります。

話しは、更に続きます。

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2008年02月15日

海外ロングステイ エピソート#1

僕が海外ロングステイ関係の仕事をしていて、いつも頭の中にイメージしている人たちがいます。

まだ僕がアメリカに住んでいた時に友達になった姉妹のこと。

お姉さんは現役のとき小学校の校長先生で、妹は「君の名は」で有名な現在フランス在住の女優さんの元マネージャーでした。

二人はお姉さんの定年退職を機に、アメリカで暮らすことを決めました。
二人とも海外とはまったく縁のない生活をしていたのに、ある日突然それも二人同時に、よしアメリカで暮らそう、と思ったみたいです。

二人は日本の斡旋会社を頼り、アパートメントを借り、英語学校に入学します。すごい冒険です。ダイハードよりエキサイティングです。

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現実の英語学校には若い留学生たちに混じり、実は結構年配の人もいます。でも誰も年の違いを意識しません。日本にいると意識してしまうのに、どうしてなのかまったく意識しなくなります。

海外に出ると苗字ではなく、自然に下の名前にさん付けで呼び合うようになります。日本にいる時のように年齢とか肩書きとかの壁がなくなり、20歳以上年上でも自然に友達のような感覚になります。きっと海外で暮らすというのは、そういう感覚も変化するのかもしれません。

二人は今でも英語はうまく話せません。それでも生活に不便はありません。
緊急時もしくは大切な契約事の時には、彼女たちがこの10数年のアメリカ生活の中で培ってきたたくさんの頼りになる友達たちが彼女たちの足となり手となります。

彼女たちはいつも豪快に笑い、話します。
週末、クリスマス、お正月、機会がある度に彼女たちの部屋の中は、大勢の人で溢れます。
そして自慢の手料理をこれでもかと振舞います。言葉通じなくても誰かが連れてきた外国人(?こっちが、だよね)にも人懐っこく豪快に日本語で話しかけます。通じています。多分。間違いなく。だって相手は喜んでます。それでOKです。

二人は運良くグリーンカードの抽選に当たりました。

今、お姉さんは足が悪くなり、車椅子ですが、それでもやはり豪快に笑っています。
バスに乗る時、車椅子用の自動コンベアがバスから真っ先に下りてきます。車椅子の人が席に着くまで、当たり前のように皆バス停で待っています。

自動ドアの少ないアメリカでは誰もが普通に後から来る人のためにドアを押さえています。

きっと年齢のことだけではありません。自然にやさしく振舞える文化がそこにあるのでしょう。そしてそこで暮らしていると、我々もそういう風に振舞えるのでしょう。

あの豪快な笑い声、また聞きたくなりました。それから手作りのお煮しめとローストビーフ食べたくなりました。

あの当時は海外ロングステイなんていう言葉は聞いたことありませんでした。結果として二人は今移住していますけど、またいつか帰国するか分かりません。だからこれもロングステイです。

何か突然強い気持ちになり、言葉も分からない、知識もないまま渡った二人の中に、僕はこの仕事の原点を見ています。

あの笑顔、あの体験、、、

今も二人はたくさんの老若男女の友達に囲まれて、自然にあのアメリカの景色の中に溶け込んでいます。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 17:27 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイのエピソード

2008年02月16日

ハワイ不動産 現在の市場#1

サブプライムローン問題、昨今しきりに報道されています。

そして一昨年まで売り手市場だったハワイの不動産市場は、この影響により一気に買い手市場へと動き出しております。

特別な人たち以外は、我々日本人は投資という意味合いで不動産を所有しない方のほうが多いのかもしれません。
しかし多くの外国人は個人資産の運用という意味で、株、債権、不動産に、ごくごく普通の人たちがどんどん投資します。日本人のように銀行預金という名のタンス貯金で、いたずらに資産の目減りをじっと待つことはないようです。

例えばアメリカでは運用型年金401Kの影響もあり、ごく普通のサラリーマンが日常自分の年金の受給額を少しでも増やそうと、ランチタイムに株や不動産の動向をチェックするのもごく当たり前の風景です。

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中でもハワイという土地はとても特別な場所のようで、既に世界中からリゾート地として認知されており、また四面を海に囲まれた極めて限られた土地でもあることから、その希少価値と普遍性がそのブランド力を常に高めている、正に稀有な場所というところなのでしょう。
更にこの先始まる団塊の世代のリタイア先としてますます需要が高まると今非常に注目されています。

2、3年前の不動産好況期に建築が開始された高級コンドミニアムや建売住宅が完成し、今現在の不況期にどっと市場に溢れ出してきております。業者はあの手この手でせめて開発資金を回収しようと必死です。でも今日より明日値が下がるといわれているものに、なかなか手を出す人が少ないのが現状です。

しかし、、、。

何年先がその分岐点なのか、もちろんそれは誰にも分かるはずはありません。
しかしその時には前記したハワイという場所の特性を考えると、一気に値がつり上がり、また急激な物件不足になることは、過去の例からみても確かかと思われます。つまりその時には本当に良い物件は誰かに既に抑えられてしまっているということです。

そうなる前に今現在、複数のメンバー(一人では限られた資金ですので)で質の良いコンドミニアムや土地を、一棟買い、あるいは貴重な海側に面した土地だけを出来るだけ値切り交渉をして、その時に備えている一般の方々も実際におります。

またコンドミニアムなら人に貸せます。
実は不況期でも好況期でもハワイはいつでも賃貸物件が非常に少ないことがその特徴なのです。
つまり安く買い高く賃貸できるということです。
土地については他の外国と違い、購入後何年以内に建築しなくてはならない、という条件がないので、安いうちに確保するというのも実は利にあっているでしょう。(特に海側の土地というのは日本のそれ以上に価値があり、好景気の時には海に面していない土地と比べて10倍以上その需要も価値も違ってきます。)

誰が言ったか忘れましたが、不景気は好景気の始まりです。
誰も動き出さない時に、動き出した人が先取特権を得られるのかもしれません。

ハワイ、憧れの夢の実現とともに、ほんの少しお金のことも考えてみませんか?両方手に入れられることができれば、それはそれで良いことですよね。

また次の機会に今度は具体的な方法について書きたいと思います。

海外ロングステイ、いろいろなことがあります。もちろんお金も必要です。
posted by 海外ロングステイ相談室 at 16:24 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | ○ハワイ不動産市場

2008年02月18日

海外ロングステイ エピソード#2

ハワイに出張する時に楽しみにしていることがあります。

ハワイ出張というと羨ましく思われがちですが、仕事ですので基本的に時間はほとんどありません。
もちろん海にも山も行けません。経費を使った海外出張ですから、予定はびっしり詰め込んでおりますので、当然休みも取れません。
夜11時頃チェックインして、朝6時にチェックアウトということもざらで、泊まったホテルの中もよく見ていないことも多いです。

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でも誰でも食事は取ります。

昼、夜はビジネスミーティングを兼ねることが多いのですが、朝、これは基本的に一人です。
ハワイは日系人が多いこともあり、ご飯食が多いのが特徴です。ブレックファーストをやっているレストランも良いですが、どうせなら、マック。

えっ、マック?? 

日本のマックも日本独自のメニューがあるように、ハワイでもご当地メニューガあります。
アイスクリームをすくうあの大きなスプーンみたいなもので2スクープ、ライスをプレートにのせます。それにスクランブルエッグと焼いたスバムとハッシュブラウン。それにホットコーヒー。そうライスです。(日本のマックにもないでしょう?)

僕はライスの上に醤油をたらしいただきます。
おかずというか、副食のひとつして食べるからです。(日本では普段は決してしません。でもあっちにいると何故かそうしたくなるのです。)

朝の束の間、ハワイだな、と僕が思う瞬間です。

アメリカ人はスシを食べる時(もちろん全部ではありません。あくまでも僕が良く見かけていた光景です。)、醤油用の小皿になみなみ醤油を入れ、それにわさびをたっぷり溶かしよくかき混ぜ、溢れんばかりのオリジナルディピングソースを予め用意します。
それから順番に、ミソスープを食べ、グリーンサラダを食べ、カリフォルニアロールを食べ、最後に残ったそのデッピングソースをライスにかけ食べます。
最初は僕も、いかん!是が非でもきちんとしたスシの食べ方をレクチャーしなくては、と使命感に燃えていたのですが、ただあまりにも自然なその姿を見ているうちに、「うまそうだな」と不覚にも思ってしまい、つい真似してみたのが運の尽き、僕も日本のスシ組合(?)に対し申し訳が立たない習慣を身に着けてしまいました。(もちろん向うにいる時だけです。)

それにライスは時としてつけあわせとしても登場します。
ステーキの添え物として、マッシュポテトか、フレンチフライか、ブロッコリー&にんじんか、それともライス、どれにいたしますか?という感じです。
他にパンはつきますので、ごはんが食べたければ、肉の横にライスが2スクープ、それにパンという組み合わせで食べることになります。小さな2つのライスの小山の上には旗が立っています。
醤油(ソイソース)、いかがです?ライスをご飯と思わず野菜と思えば、そこに醤油をひとたらし、ハワイな気分に浸れます。

ハワイ、たくさんの発見があります。
それに時には、新しいものを発見するより、新しい見方を発見する、それも楽しみなことです。

海外旅行はまだ見ぬものとの出会いであり、海外ロングステイは新しい物差しとの出会い、そういう風に最近思っています。

マハロ


posted by 海外ロングステイ相談室 at 16:41 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイのエピソード

2008年02月19日

ハワイ不動産/アメリカ不動産 現在の市場#2

サブプライムローン。

この問題により銀行やローン会社が差し押さえた不動産は通常オークション(競売)により再販されます。

しかしオークション会場である裁判所の一角には毎回ほとんど人の姿は無く、次から次へとオークション物件ばかりが増えてくる、これがつい最近までのアメリカ不動産情況でした。
それを購入してもまだまだ価格は下落する。そのうち固定金利は必ず減少するはず。どこかにそういう思いがあったように感じます。

しかしここにきてその動きに変化が出始めています。

底値だろう。一年で10万ドル以上下がった。そして固定金利が1%減少したぞ。つまり、今なら買える。

買いだ。

アメリカ本土で差し押さえ物件の見学ツアーを行なう不動産会社が増えてきました。

若い夫婦であったり、外国人であったり、ともかく日に日にその参加者が増えてきているとのことです。

変なもので値の高いものから、売れているそうです。
そういうものは当時の半値近くになっていたりする物件もあるので、建物や環境を考えると、よりお得感があるとのことです。(もちろん数年後の転売時のことを考えて、より資産価値の高いものを、ということもあるのでしょう。)

サブプライムロ−ン問題により、その街を離れなくてはならなくなった方々のことについては本当にお気の毒でなりません。しかしその街の景観、治安のことを考えると空き家がたくさん並んでいるより好ましいことは確かです。

街に人が戻ってきます。活気が戻ってきます。

もうじき、何か変わり始めます。

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ところで、ハワイにも差し押さえ物件見学ツアーがあるのか?僕は聞いたことがありません。
そもそも差し押さえ物件そのものが他の州に比べて極端に少ない州なのです。




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2008年02月21日

ハワイ不動産 その現実#3

この廃車の山が、、、、

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廃車の山がきれいに消えてなくなりました。
実はまだ着手金、払っていません。でも20台の廃車が、きれいになくなっています。

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昨日、契約書兼請求書が正式に送られてきて、それを今回の依頼人に渡したばかりです。
依頼人はアメリカの銀行口座を持っていませんので小切手をきることができませんし、業者は海外送金を受取る手続きの方法を知りません。
そこで日本の金融機関で発行するマネーオーダー小切手の作り方を依頼人に伝え、契約書に署名し、マネーオーダーと一緒に至急送ります、とウイズリー(業者)に伝えたところ、、、、天気も良いので今日全てやってしまったよとの嬉しい報告が返ってきたというわけです。
それで明日中に残った細かいクズを全てきれいにし、ついでに大きな木なんかをブルドーザーでひっこ抜いておきますよ、ついでに土地均しておいてやるよ、うん、明日も天気良さそうだから、作業は全て終わるよ、とのことです。

また着手金すら支払っていません。契約書に署名すらしてもらっていません。
こういうこともあるのですね。
しかもついでに整地までしていただき、依頼人売却をお望みですから、これで却って通常より良い条件で売出できます。十二分にこの廃棄物処理費用の元が取れます。

良い風が吹いています。

改めてウイズリーに感謝です。改めて協力してくれた仲間に感謝です。改めてお天気に感謝です。そしてこういう機会を与えてくれた依頼人に、改めて感謝です。

着手金のマネーオーダー送りました。裁判所に報告完了しました。そして売出開始しました。
実はもう既に現地の不動産業者を通じ水面下で幾人かの買主候補を見つけておりました。それで次の日曜日その人たちを案内します。
見違えたこの土地を見て、どんな顔をするのか見てみたいです。

ウイズリーには話してあります。次の週の初め、残金のマネーオーダー送るからと。
できればこの日曜日に買い手を決め、その上で依頼人に最後のお金お支払いしていただこうと思っています。恐らく決まるような感覚があります。

でももちろん駄目な場合もあります。その時は、正直に依頼人に伝え、とりあえず残金だけウイズリーに支払ってもらうつもりです。

日曜日の案内は現地業者に任せ、僕は今日からその次に案内する買い手の候補を探しておきます。日曜日に決まれば無駄になります。でもそうやって準備をすることが次に繋がります。そして実は無駄にはりません。次の依頼者、その次の依頼者のために、そうやって動いていることが、実はそれが財産になるのだと思っています。

今回の嬉しい誤算は、本当にハッピーです。
心から皆に、そして自然に、感謝です。

ハワイ、いろいろなことが起こります。
そしてあの空気があの太陽があのそよ風が、それを幸福感で包みます。

話しは更に続きます。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 16:08 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイ相談室の事件簿

2008年02月22日

海外ロングステイ エピソード#3

ハワイ。
フリーウエイを走る。

喧騒と消費のビーチ街から30分経ただけで、ローマ字読みの看板が目立つようになる。
スズキモーター  ササキベーカリー  タナカモーテル

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そこは100年前の移民の町。

古き良き時代の日本人たち。

その子供たちが、今日初めて出会った僕を招き入れてくれる。とても自然に。
まるで昭和の古き良き時代にタイムスリップしたような、そういうあたたかな気持ちが蘇ってくる。

日本語は解さない。
今のように日本語学校もないし、ケーブルテレビや、インターネットももちろんない時代。子供はその土地の言葉を使い、遊ぶ。
大人たちは朝から晩までサトウキビ畑で働く。
実生活に必要のない言葉を教える暇も、その必要もない。

帰るところはもうない。
帰る術はもうない。
だから働く。この地をわが地と思う。

一世は言う。とてもキレイな日本語で僕に言う。
彼女は今年で88歳になる。今も現役で働いている。

「あの時は日本が本当に遠かった、、、。」 

彼女が想う日本はずっとあの頃のまま。
彼女は日本人、そして開拓者。また会いに行きます。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:10 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイのエピソード

2008年02月23日

ハワイの杜 #2

素敵な家に泊まった。
何よりも朝の目覚めが素敵だった。

眠りに入る直前の真っ暗な庭の眺めが素敵だった。深い沈黙の夜の音色が素敵だった。

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モンタナに電話した。家をつくった人の名前を教えてもらった。

変わり者、アーティスト、人見知り、そして仲間思いの親分気質。そんな評判の男だった。

僕は彼に会いに行った。
ここはハワイ。その家はヴァケーションレンタル。ハワイロングステイの下見に訪れた一軒の家。その家を建築した人間に会いたくなった。


「ついておいで」

真っ黒なサングラスにすごく良く通る声で、彼は車を止め、窓から僕に手を振った。

僕は自分のレンタカーで彼の車の後を追った。丘、いや山だ。その中腹に彼の自宅兼オフィスがあった。

暖炉の煙が上っている。ハワイの山。牛と山羊が遠くに見え、大きな犬が彼の車を見つけ、尾を振り駆け寄る。

彼は車を止める。デッキで待つ彼のガールフレンドが、車椅子を車に近づけ、彼の足を片足ずつ抱え、そこに固定していく。

「5年前、事故でね。」

カリフォルニア州知事に良く似た風貌の大男。若い頃は空手の試合で日本にも行ったことがあるとのことだ。
彼が淹れるコーヒーを飲みながら、僕が最近の日本の話をして、その後彼がハワイの建築の話をする。

「オレには良い仲間がたくさんいるんだ。」壁の写真には、完成した家の前でたくさんの大工さんに囲まれた彼がいる。そこは僕がおととい泊まった家だ。

彼の家には、ハガネのようなその上半身を鍛えるための器具と、逆流式プールがある。事故の後はしばらく自暴自棄になっていたらしいが、復帰第一作目は彼自身車椅子のまま自ら電気のこぎりを持ったらしい。そういう男だ。

素敵な家がまたできる。彼の魔法の図面と優秀な仲間たちによって、素敵な家がまたできる。


ハワイの杜。
そこにあるのはそういう家です。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 16:54 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイの杜

2008年02月25日

海外ロングステイ その不安#1

海外生活。海外ロングステイ。

それを決めた時、心は沸き立ちます。
たくさん出会うだろう出来事を想い、胸躍ります。

でも、ふと現実を考えます。
病気になったらどうするんだろう?
ペットはどうやって連れて行けばよいのだろ?
留守宅の管理は誰にお願いしよう?
考え出すときりがないくらい、心配事が増えてきます。

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やっぱり、一週間の旅行にしようか。

結局いつもの結論に戻ります。

海外生活、海外ロングステイは、断片を移動して周る旅行ではありません。
たとえ一時的にでも、そこに根をはり暮らすことです。
まるで落ち着ける我が家のようにその家で生活し、たとえば地元で習い事をしたりして、気の合う仲間を見つけ、交流する。近くのマーケットやカフェに通ううちに、声を掛け合うようになる、些細な交流。そういうものが大きなかけがえの無い喜びとなるでしょう。そこは外国です。

今まで海外旅行で店員さんに声をかけられることはあっても、普通の人たちと交わったこと、残念ながらなかったでしょう。

海外から来た留学生がたった一ヶ月間のホームステイのことを、いとおしく忘れないのはホームステイ先の家族との触れ合いの思い出がそうさせているのだと思います。決して東京タワーや六本木ヒルズを観光したからではないでしょう。
コミュニケーションは不自由だったでしょう。しかし人と人はそれ以外で結びつくものは、確かにあるのだと思います。

その想いを味わわないで、また今年も外国の六本木ヒルズを見に行きますか?

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ふと、現実。知らないことは不安を生みます。対処できるはずのことでも、する術を知らないがために、不安は何十倍にもなり、やがて、諦めよう、となるのでしょう。

解決の方法は必ずあります。そしてその答えは決して一つではありません。まずゴールを定め、そのためにどうするか、です。


お手伝いが必要な時は、声をかけて下さい。知っていることもありますし、もちろん未だに知らないこともたくさんあります。

僕が海外で長く暮らせたのも、初めにそういう人たちと出会えたからです。それはやはりいとしい思い出として、僕の中に今でも残っています。

http://hawaii-consultant.com/



posted by 海外ロングステイ相談室 at 21:37 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイの不安

2008年02月29日

海外生活(番外編)国際相続#1

海外ロングステイ以外にも相談が寄せられます。

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相続。

今回の依頼者は、日本在住のハーフの方、でも日本育ちで英語は話せません。

突然アメリカに住むお父様が亡くなったという知らせを、夜明け前の国際電話で知らされます。しかしその電話の中で、お父様が亡くなったということ以外、彼が理解できたことはありません。

彼のお母様は彼を連れ、今から30数年前に日本に帰国しました。日本語が達者なお父様はアメリカと日本を行ったり来たり、そういう生活を送っていたそうです。人の数だけその家族の形があります。

国際電話の一報の後、今度はびっしり細かい英語の書類が何枚も彼の元に届けられました。
何のことなのかさっぱり分からない、ただここにサインしてください、そういう文章の意味だけは分かる。
どうしたものか。

依頼を受けて、まずお話しをお聞きします。しかしパニックになっていて要領が得ません。当たり前です。訃報、英語、分厚い書類、誰でもそうなります。

彼が最も心配していることは、亡きお父様がお母様宛に毎月されていた仕送りのこと。事情があって日本の年金受給資格がない、お母様の今後の生活のこと、、、、。

分厚い書類、拝見します。ところどころ擦れてうまく読めません。しかしこれは相続申請書であることは分かります。そしてお母様と彼の代わりに、亡きお父様に所縁の方を遺産管財人にすること、そういう書類だろうと、確信します。

僕は、もう少し詳しいことを彼に尋ねます。お母様の身分のこと、彼自身の身分のこと、市民権を持っているか、グリーンカードを持っているのか、社会保障番号、、、エトセトラ。
残念ながら、彼自身もお母様もそういうことについてまったく認識がありません。日本語の堪能な亡きお父様がそういうことを一手に引き受けていたようです。

国際結婚をすると、それぞれの家庭でどちらの言葉を主に使うか、けんかする時はどっち、楽しいときはどっち、どちらの国で暮らすか、どちらの国でも暮らさずまったく別の地にいくのか、生まれてきた子供にはどういう文化風習で接していくのか、、、、本当に様々なケースとして存在していきます。

人の数だけ、その形があります。今回はその中の一つの形で起こった問題です。
本当にご心配でしょうし、お気の毒です。
第一、このような問題はどこにどのように相談してよいのか、まったく検討もつかないのです。

僕は亡きお父様に所縁の方、管財人になろうとしている方に電話をかけてみることにします。

しかし、そこでもまた新たなる問題が出てきます。


海外。文化風習、法律慣習。全てが違います。でもだからこそ、そこに魅力を感じるのかもしれません。そしてもちろんだからこそ、いざ問題がおきた時、その解決方法も、見当たりにくいのも現実です。

でも解決方法は必ずあります。諦めたら終わりです。

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この話しはまた次回へと続きます。



posted by 海外ロングステイ相談室 at 11:25 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産相続