2008年02月22日

海外ロングステイ エピソード#3

ハワイ。
フリーウエイを走る。

喧騒と消費のビーチ街から30分経ただけで、ローマ字読みの看板が目立つようになる。
スズキモーター  ササキベーカリー  タナカモーテル

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そこは100年前の移民の町。

古き良き時代の日本人たち。

その子供たちが、今日初めて出会った僕を招き入れてくれる。とても自然に。
まるで昭和の古き良き時代にタイムスリップしたような、そういうあたたかな気持ちが蘇ってくる。

日本語は解さない。
今のように日本語学校もないし、ケーブルテレビや、インターネットももちろんない時代。子供はその土地の言葉を使い、遊ぶ。
大人たちは朝から晩までサトウキビ畑で働く。
実生活に必要のない言葉を教える暇も、その必要もない。

帰るところはもうない。
帰る術はもうない。
だから働く。この地をわが地と思う。

一世は言う。とてもキレイな日本語で僕に言う。
彼女は今年で88歳になる。今も現役で働いている。

「あの時は日本が本当に遠かった、、、。」 

彼女が想う日本はずっとあの頃のまま。
彼女は日本人、そして開拓者。また会いに行きます。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:10 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイのエピソード