2008年03月18日

海外不動産の売却#4 ハワイ不動産 ウエストコースト不動産

海外不動産の売却 #3 の続き

下取り、と一口に言っても様々です。

172422301.jpg    172422311.jpg

何ヶ月、何年もリスティングされている、言葉は悪いですが、需要のない値段の付かない物件を、それなりの価格で引き取る場合もあるでしょう。

あるいは現地のマーケット事情に詳しくない日本人所有者から、マーケット相場にはるかに満たない金額で買い叩く業者もいるかもしれません。(これは問題のある業者ですが、現実にいます。)

他には税金等の滞納により抵当権の付いた物件を、その負債を肩代わりして引き取る。エスクロー外金銭取引と銘打った、日本の税金対策のための実質の無償譲渡等々、、、。

考えられる限り実に多種多様なケースが考えられますが、しかしながらそのほとんどのケースにエスクローを使うということは基本的に変わりません。
もちろんエスクローを使わなければ必ずしも登記できないことではありません。たとえば身内間の譲渡や相続による譲渡などは通常弁護士を通し、登記所、裁判所で登記します。
それにエスクローを主体で登記をするのは主にハワイ、カリフォルニアなどの西地区で、東地区では弁護士を通してということは多いですし、またカナダでは弁護士による登記が一般的です。



最近インターネットで買い物をする人が増えてきましたね。(実はここにエスクローが使われていること、最近増えてきました。)

とても便利で気軽なサービスですが、街中での対面の買い物と違い、相手が見えませんし、店舗も本当にあるのか不安と言えば不安です。
お金を支払っても、果たして本当に商品が届くのか、その商品は記載と同じものなのか。

対面販売にはない不安が、消費者にはあります。逆にお店側としても、果たしてきちんと代金を支払ってくれるのだろうかという不安は常にあるでしょう。

よくよく考えてみますと、この不安は不動産取引にそのまま当てはまりそうです。

買い手は、この不動産は本当にこの売り手所有の不動産なのだろうか、何かの担保に入っていたりはしないだろうか、税金等はきちんと納めているのだろうか、そういうことをふと思いめぐらせるかもしれません。
逆に売り手は、この人ローンで買うっていっているけど、本当にローンの審査通るのだろうか、途中で登記手続きがストップなんてことにならないかな、そう思うこともあるかもしれません。

エスクローはそういう場合にとても有効な手段なのです。

エスクローは第三者機関です。

売り手の不動産の詳細を調べます。買い手の購入財源を調べます。その上で問題がないと判断して、初めて登記を代行します。そして登記後、物件はエスクローの母体となっている保険会社等で発行されるタイトルインシュランスにより、保護されます。

簡単に言うと、エスクローは売り手から物件の権利を預かり、買い手から購入資金(もしくは財源根拠)を預かり、その両方を調べて問題がなければ、登記完了と同時にそれらを両者に今度は別々にお渡しするという仕組みです。

エスクロー費用はだいたい物件価格の1%から3%くらいが標準で、売り手、買い手で折半します。(契約によってはどちらかのみが負担ということももちろん可能です。)

売り手買い手の当事者間だけで売買が可能な日本のシステム、そしてなかなかお互い本音を言えない日本人の性格を考えると、このシステムは日本人にこそ合っているような気がします。


それから最初に言いました下取り業者についてですが、

いくら英語だからと、いくら外国だからといっても、所有者自身でもプロの業者下取りの誘いにのる前にやるべきことはあるように感じます。

せめて、、、、

この話しは長くなりそうですので、この続きは明日に改めて。
posted by 海外ロングステイ相談室 at 20:18 | ホノルル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産の売却