2008年05月01日

困った時はお互い様、アメリカ生活

アメリカに住んでいた時に火事に遭い、その日から住む場所をなくしたことがあります。

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1エーカーの敷地に建つ築100年のお屋敷のガレージの2階に間借りしていた頃です。

ガレージの2階、といってもものすごく広く、専用のキッチンもバストイレもあります。
その地域は名の通った高級住宅地で、建蔽率とか庭に最低どれくらい樹木を植えておかなくてならないとか、厳しく決められた地域でした。
そうやって街の景観とブランド力を皆で維持しているのです。
ともかく僕としては良い経験でした。
そういう高級住宅地で暮らせるということはなかなかできることではありませんから。

よい空気の中、車でその森(そういうイメージでした)を潜り抜け会社に向かいます。途中リスやシカを見かけては止まり、彼?(彼女?)を優先で通行させ、おかげで時々遅刻します。



その日もそういう日常の1コマのはずでした。

でも昼ごろそのお屋敷に住む大家さんから電話があり、「火事になった」、という知らせを聞きました。
そういう時はなかなか直ぐには現実として実感できないものです。
そうか、大変だな、でも誰もけが人はいないみたいだから、良かったな。人事です。

小一時間程して、家に向かい車を走らせます。森の入り口には小さな煙が一筋薄く空に消えています。

ガレージと母屋を結ぶ古い配電盤のショートが火災の原因でした。
幸い母屋は無事でしたが、ガレージの壁は焼け落ち、僕のベッドがはっきり外からも見えます。
消防隊員と赤十字が僕に声を掛けます。前者は事情説明、後者は今後についてです。
大家さんが、ごめんね、ごめんね、と僕に言います。
配電盤も相当老朽化していたようです。
服、、全て水浸しです。
それよりもいくらクリーニングしても、火災のニオイはなかなか取れないようです。このときはじめて知りました。


仕事が残っているのでとりあえず会社に戻ります。
ここにいても何もしようがありません。
燃えなかったものを隊員さんと一緒に確認し、そこからとりあえず貴重品だけ取り、サインをして今日のところは終わりです。
小さな金庫にパスポート類を入れておいたので、それは幸いでした。


仕事の途中に、近くのモーテルに電話をし、しばらく考えて一週間予約を入れます。とりあえず寝床は確保です。

仕事を終え、下着と洗面用品を買い、それからモーテルへ、バスに浸かり、ワインを飲みながらベッドに仰向けになり、天井を眺めます。

「そうだよな。この時間でなくて良かったな」
昼間だったからこれくらいで済んだんだ。

車、サイフ、クレジットカード、パスポート、これだけあれば何とかなる。それに何より今の僕には仕事がある。金はまたつくれる。アメリカに来た当初は何もなかったんだから。それに比べたら大した事ないさ。



翌朝モーテルのロビーに並んでいるフリーのドーナッツとコーヒーを頂き、新しい下着に着替えて出勤です。
リスもシカもそこにはいません。
フリーウェイを一直線です。
カーラジオにラップを大音量で掛けて、気分良く出かけましょう。


会社に着くと僕のデスクにダンボール箱がのっかっています。中身は服です。たくさん入っています。

「皆からだよ、古着だけど着れるものがあったら好きに着てくれ、」

嬉しいです。心から嬉しいです。
思わず我慢していたものがこみ上げてきます。
いつもは異国に暮らしているので、ナメられない様に肩に力を入れて、精一杯背伸びしているのです。
だからこういうのには、、、、ありがとうです。

「ありがとう、有り難く着せてもらう。本当にサンキュウ」

嬉しいことはまだまだ続きます。
会社の近くのクリーニング店、中東出身の店主、普段は憎まれ口ばかりたたき、ときどき僕とつまらないことから口げんかになるオヤジ、びしょぬれの火事のニオイが染み付いた服をもっていくと、いつもとは違い無口で、裏から何やらもってきて「これやるよ」と中東の民族衣装をくれました。
それからニオイ、何度も何度も洗ってくれて、本当にニオイ分からないくらいまでやってくれたみたいです。かなりディスカウントしてくれた上にです。

僕がありがとうというと、無言で握手してきます。でも2ヶ月もすると、いつものファキン!!、○△□!!、××△!!、、が飛び出しましたが、、、。

その節は本当に有難う御座いました。

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会社にパートタイムで働いていた日本人の奥さん、もともと旦那さんが日本の商社マンで転勤でアメリカに来て、グリーンカードを取り、家を買い、定年後二人でこちらで暮らすことにいている方です。

旦那さんはその時転勤で再び日本へ、奥さんだけ残り、旦那さんはお休みの時にアメリカに帰ってくる生活。
奥さんは時間をもてあますのがいやで僕が働いている会社でパートタイムで働いていたのです。


モーテルを出てから、何というか、僕はその方の家にしばらくお世話になることになりました。


火事から3日後、再び焼け焦げた家に戻りました。暮らせないことは一目瞭然です。

大家さんの態度は最初の日と変わっていました。
どうやら「弁済」のことを心配しているみたいです。
家には保健は入っているけど、でもあなたの家具、それはカバーしないのよ。
家具はね、自分で保健に入らなくてはいけないのよ。
火事の原因、まだ分からないのよ。
わかったら知らせるわね。
でもあなたには保健おりないと思うのよ。
それからモーテル代は今月もらった家賃から差し引いて残りを小切手にして会社に送っておくから。
何かしてあげたいんだけど、私たちはもうリタイアしていて、お金もないし、そういうことなの。


わかりました。とだけ言って荷物をまとめて立ち去ります。

もう何でもいいです。僕は日本人、ただ一言「ごめんなさい」で、良かったんですよ。



奥さんと奇妙な同居生活が始まります。
当事彼女は50代前半、僕は20代後半でした。

お二人にはお嬢さんが一人いましたが、ボストンの大学に入ったばかりで、そこで寮で暮らし始めたばかりでした。3人ばらばらです。でもクリスマスは皆で必ずこの家で過ごすそうです。

そこはとても素敵な家でした。
決して大きな家ではありませんが、隅々までお二人のこだわりが行き届いていて、家具、調度品の類までセンス良くまとめられています。

僕は当事タバコを吸っていたので、滞在中家の中庭のベンチで吸っていました。
時々彼女はそこに現れいろいろ話をしてくれます。
考えてみれば会社にいるときはそんなに親しくもなかったし、第一接点があまりなかったのです。
でも彼女はこうして僕を救ってくれました。

同じ日本人、言わなくても分かる、海を越えてやってきたものの共通のバックボーン、苦労もしたし、でもそれ以上に良いことがあった。それが瞬時に分かる、そう彼女は言いました。

「困った時はお互い様だからね」

お互い様って、僕は一方的に世話になっているんです。

お互い様なのよ。
私と主人がここにはじめてきた時、主人はともかく私はまったく英語も分からない、それこそ右も左も分からない、子供以下、でも、周りの皆が本当に親切にしてくれたの。それも当たり前のことにように。

でも今なら私は分かる、今私があなたにしているように、本当にそれは当たり前のことなのよ。
そしてあなたも、また次の人にそれをしてあげるの。
それがお返し。
大丈夫、その時になれば、義務感ではなく、自分から心からしてあげたくなるから。


あなたが私に恩返ししようとしても、それは無駄なこと。だって私は困っていないから。恩は今困っている人へ返せばいいの。

「困った時はお互い様」そういう意味なのよ。



僕は次のアパートメントが見つかるまで、結局約1ヶ月そこでお世話になりました。


その時も知り合いの日本人駐在員の方から、帰国するからと、家具を譲ってもらいました。

今思い出しても、本当に僕のアメリカ生活は人のお世話になってばかりでした。


僕が異国で長い間暮らしていけたのは、そういうたくさんの人のやさしさのおかげでした。



異国で暮らすいうことは、誰もがたった一人で何かと立ち向かわなければいけない瞬間があります。
言葉の問題や習慣の違い、それは今まで味わった事のない強いストレスがかかります。頭は真っ白で、ふらふら、限界点、これ以上何一つものを考えられません、そういう今まで味わったことにない疲れを感じることが、たまにではなく、度々あるのです。そしてそういう体験は異国に住むものなら誰もがしています。

そして今があります。だから今があるのです。この幸せを味わうことができるのです。

はじめて訪れた人の今の感情が理解できる、あの時の自分を思い出す。今きっと辛いだろう。今もう限界だろうと。
だからこそ人にはやさしくなれるのだと思います。


それは常に受け継がれたきた良き伝統。

困った時はお互い様。



今彼女は定年を迎えた旦那さんとあの素敵な家で幸せに暮らしています。
もちろん今でも困っている人を見かけたら、自然に「恩返し」しているのだろうと思います。







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2008年05月06日

ハワイ不動産の売却:注意点

ハワイの不動産を売却する時、特に日本人は注意しておくことがあります。

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それはハワイは「専任契約しかない」ということをきちんと認識しておくことです。

日本の不動産契約の場合には「一般契約」といって、いくつもの不動産会社に売り出し依頼をすることができる制度があります。
その感覚でついついハワイの場合も、と考えがちですが、それはできません。

ハワイには専任契約しかないのです。


売り出しにかけてもなかなか売れないことがあります。
価格や他の条件で折り合いが付かないままいつしか半年一年が経過していくということがあります。

そんな時たとえばあなたは何かのきっかけで知り合いに自分のハワイ不動産のことを話し、その知り合いが欲しいと言ったとします。

売買契約締結です。

ハワイのリアルターは何もしていません。

でもこの場合も仲介手数料の支払い義務はしっかり発生するのです。

「おいおいリアルターが何もしてくれないから自分で苦労して売ったんじゃないか」、と言っても、そこは契約社会のアメリカです。通用しません。

もしあなたがリアルターに内緒で登記をしようとしてもエスクロー手続き時に発覚します。
エスクローは悪いところも良いところも全て調べる中立な第三者機関です。このことはどうか穏便に、はできません。

もちろんエスクローを使わずに登記することも、できないことはありません。
弁護士を通したクイットクレームによる登記で譲渡した場合がそれです。必ずしもエスクローを通さなくてもそのまま登記所に持ち込み登記できます。
でもあなたがリアルターに内緒で登記したことはいつか発覚します。そしてその時点でペナルティーを加算された請求書が届くでしょう。また最悪訴えられる場合もあります。
そこは日本とは全く違うのです。厳しいのです。

それから購入する際にも、同様のことを気に留めておいて下さい。

ハワイは一般的にMLSにて売買を行ないます。
このMLSはハワイ不動産協会に加盟している不動産業者が自分が請け負った売り出し物件を登録するデータベースです。
ハワイ州全ての売り出し物件のデータが入っています。
ですから購入希望者は一軒の不動産業者に足を運んだだけで州全ての売り出し物件を知ることができます。日本のようにあちこちの業者を歩き回る必要がないのです。

しかしながらこういうシステムは、当然日本人の方は知りません。ですから日本の時と同じ感覚で何軒もの不動産会社に足を踏み入れます。
4軒でも10軒でも次々にあちこちの業者に足を運び、物件の資料をリクエストし、内覧希望をします。でも結果はどこにいっても同じ物件を案内されることになります。何しろデータの出所は同じですから、当然です。

もちろんこういうことはハワイの不動産業者にとっても喜ばしいことではありません。
互いに無益な手間と時間だけを費やすことになるからです。

ですから、購入時も物件視察の段階で、専任契約を結ぶ不動産業者もいます。こういうお互いの不利益を防ぐためです。


このようにハワイでは、売る場合も買う場合も、特定の一人の人間を代理人として雇用して、行なう習慣があります。

日本の方にとっては慣れない習慣ですから、中にはそういう契約をすると必ず買わなくていけないんじゃないだろうかと思い込む人もおりますが、もちろんそうではありません。

買う買わないは当然ご本人の意思です。何しろ契約社会ですから、実際の売買契約書に署名しない限り、売買について何の拘束力もありません。

それにこの代理人雇用は実はあなたのためでもあるのです。

これを行なうことにより、あなたはもう不特定多数の冷やかしの見学者ではありません。

依頼された代理人は正々堂々あなただけのために物件を探すことができるようになるのです。
あなたは条件と希望を伝えるだけです。
それに合う物件を膨大なデータの詰まっているMLSから探し出してきてくれます。
もし気に入った物件があれば、あなたの代理人である買い手のリアルターは、売り手のリアルターに対し、あなたの条件で申込みを入れます。
何も売り出されている条件と同じで購入する必要はありません。どんどん自分の希望を主張してください。ディスカウント、登記日数、測量について等。

相手が受け入れるかどうかは分かりません。でも言わないよりは言ったほうが得です。言ってみて相手が受け入れてくれたら、ラッキーというくらいでも構いません。それにあまり無茶苦茶なリクエストには我々代理人が、これはちょっと、、、と意見を言います。ですから遠慮なくまずご自身の希望をおっしゃってください。

そして当然売り手もそのままあなたの申込みを受けません。
今度は逆申込みをしてきます。これは了承できる、これは駄目、これはもう少し考え直してくれないか、、、などなど。そうして何度か散々遣り合って、折り合いが付けば契約締結ですし、もちろん流れることもあります。

売り手の代理人は契約に基づき売り手の利益を守るためだけに交渉代理します。そしてあなたのために買い手の代理人があなたの利益のためだけに交渉代理します。

代理人雇用というのはつまり、そういうことのためなのです。
「私はあなたの味方です」それを文書化したものなのです。

これは弁護士との契約と似ています。
クライアントの利益が最優先、それがこの契約の目的です。



二股三股掛けられる日本。

でも実は業者だって二股三股掛ける人にそれほど真剣に対応なんかしていません。


追伸:売り出しの専任契約、その条件に特に決まりはありません。
ですから期間は最初に決めることができますので、よくよくお考えの上お決め下さい。
また内容の分からない書類への署名は金輪際しないようにしてください。
後で必ずトラブルの原因になります。
そこは契約社会ですので。



posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:26 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産の売却

2008年05月08日

海外ロングステイ:はじめの一歩を踏み出す。

乱暴に聞こえるかもしれませんが、暮らしてしまえばあとは何とかなるものです。

要は最初の一歩です。

ここまでが最も困難なのです。

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何しろこのきびしい日本できちんと生きてこられた皆様です。

ハワイの楽園、のんびりハワイタイム、暮らせないはずはありません。


手続き?

英語?

本当は皆様ご自身でできます。
しかもインターネットがこれだけ盛んになると、大抵のことは自身で解決可能です。

でもそれでは私の仕事はなくなってしまいます。それは困ります。

皆様も事前に調べ上げる時間を費やす必要があります。

だから辛うじてそこに需要と供給が生まれます。

それはともかく、、、。




問題は暮らす以前なのです。

踏み出せない方々の特徴は共通しています。

暮らす前に勝手に無理だと思いこんでしまうのです。

英語、手続き、そういうことから募る、「不安」、それがどんどん大きくなってくるみたいです。
そしてこれが最も手ごわき敵です。
この不安のせいで、今一歩を踏み出せない、あのきらきらした経験を、体験できない方々をつくってしまうのです。
もったいない、、、。


具体的な計画の前に、事前に気楽におしゃべりしませんか?



希望は何ですか?

安く滞在?
ではバケーションレンタルを借りてとりあえず一月過ごしてみましょう。
もし気に入れば、、、、、その時は、、、、

それがいけません。


先走らないで、まずはその一ヶ月を目一杯楽しみましょう。



不安は何ですか?

英語?
ではいっそ学校でも通ってみますか?
現地のアダルトスクール、お勧めは料理とか、フラとか、そういうクラス。
英語だけをやっても飽きてしまいますから。
楽しそうなことを通じ英語も、そういう欲張りなスタイルがお勧めです。


希望も不安も、具体的な形があれば必ずひとつひとつ解消できるのです。
だから、漠然とした不安、これが最も厄介なのです。
実はそんなものは存在しません。
漠然とした、、、そんなもの、勝手につくってはいけません。


皆様はこの厳しい日本で立派に生きてこられた人たちです。

何にも恐れる必要はないのです。


ハワイの杜で、あの体験が待っています。



だから、まずは気軽におしゃべりしませんか?


posted by 海外ロングステイ相談室 at 21:12 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイの杜

2008年05月10日

韓国人のハワイ旅行

ハワイ不動産セミナー。

日本で、わざわざハワイから不動産会社の社長がやってきてセミナーすること、最近ちょくちょく見かけます。

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ハワイ不動産は、確かに今買い時です。

でもこのセミナー、社長自ら日本で。少し力入りすぎています。

どうも、これは少し事情が違うようです。


一言で言うと、必死なのです。


実はハワイに今、お客様がいないのです。

買い時なのに、買うことのできる人がとても少ないのです。

それくらいアメリカの景気は深刻なのです。

ですから日系の不動産会社は、今までのようにワイキキを訪れた日本人へ、ではなく、その前にいっそ自ら日本に赴いて、、、、そういう気持ち、あるかもしれません。


空前の買い手市場、円高。これは確かに、日本人の出番です。

でも悲しいかな、80年代の日本のように、ハワイ不動産を買い漁ることのできる日本人はもうそんなにはいないでしょう。

日本はもうそこまでの力はないのです。




今年の8月から、韓国では電子パスポートの発給を開始します。
そしていよいよビザ免除による観光が許可されようとしています。

一週間の旅行でも、いちいち領事館に並びビザを取り、ハワイまで旅行していたこれまでと、我々日本人のように気軽に90日間ビザなし旅行が可能になるこれから。


これから、ハワイ不動産の主役は、韓国人になっていくかもしれません。


古くはキャプテンクックのイギリス、その後のアメリカ、バブル期の日本、その時代時代の盟主に愛されてやまないハワイ。この「地上の楽園」。



今市場に出ようとしている最も良い場所は、当然、今最もパワーを持つ者の手に落ちるのでしょう。

カメハメハやデルモンテの頃から今尚残るハワイの大地主たちがそうしてきたように。

そしてその後の日本、あのバブル期のハワイの日本レジャー化の時、そうしてきたように。

いつの時も時代時代の力のあるものが、あの「地上の楽園」の最も良い場所を占領するのです。


今また、最も良き場所がどっと市場に出てくる、そういう滅多にない時期を迎えました。

今回、それを手にするのは、誰なのでしょう?
posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:26 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産市場

2008年05月12日

海外生活、孤独は結構楽しい。

ハロウィン用のお化けカボチャを売っていた空き地が、そのままもみの木売り場に変わる。

そんなアメリカの師走の風景。

エッグノッグラテを飲みたくなる季節。

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この時期はサンクスギビングの頃から、ハッピーホリディの季節だ。

意外に休みの少ないアメリカで、この時期はまとまった休みを取り里帰りをする人が多い特別な季節、家族と再会する季節だ。


僕たち外国人はこの時期からクリスマスまでが何となく寂しい。

おまけにアメリカの休日、特に祭日は他の外国と同じ様にお店はほとんとやっていない。
行き着けのカフェもこの日は午前中でクローズ、街はひっそり静まり返る。

僕たちの行き場所はない。
家族と過ごす日なのだ。

僕は基本的にこういう日はチャイニーズのレストランで過ごした。
ありがたいことに彼らはこの異国でも自国の習慣を守る。
クリスマスより旧正月が大切なのだ。

でも想像してみてください。アメリカのクリスマス、チャイニーズレストランでチャウメンを啜る日本人、
随分寂しい風景でしょう?
だから僕にとってはアメリカのクリスマスというのは、昔観た古いアメリカ映画のように、田舎の家族と七面鳥を囲む風景ではなく、チャウメンを啜り、チンタオを飲む、チキンがおまけ、そういうクリスマスが現実のアメリカのクリスマス。

ニーハオマーです。


クリスマス明け、ブロードウエイの行きつけの古本屋に3時間、粘る。
もちろんコーヒーとクッキーを持参して。
階段の踊り場に胡坐をかき、慣れない英語の小説をゆっくり時間をかけて読む。

時々目が疲れると、だだっ広い店内を散策する。
外国本、当然まともに分類されていない。
ふと日本の文庫本を見つける。
池波正太郎?
アラビア文字の本の隣に並んでいる。どこの国の本と思われたのだろう?

池波君、君はどうやってここにたどり着いたんだい?
ふとその冒険話を聞いてみたくなる。

この季節、人恋しくなる、そして今まで出会えたいろいろなものに感謝したくなる、そういう季節。

クリスマスのチャウメン、イタリア人街のカフェでドピオを飲みながら池波正太郎。寒い時期にそんな出会いも悪くない。
孤独と出会い、話しかけてみる、たまにはしっとりじっくり孤独を味わってみる。
それも海外生活の楽しさのひとつだと思います。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:34 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイのエピソード

2008年05月14日

カフェ

カフェ、、、。

アメリカで暮らし始めた頃、即あのヨーロッパ・アメリカ型のカフェのとりこになりました。
とにかく毎日通っていました。
朝、午後の休憩、それから夜、帰り道で(ディキャフェというカフェインのないコーヒーが一般的なのもあちら流ですね)

カウンターに注文しに行き、適当に、空いている席を自分で見つけて勝手に座るシステム。
それまでの日本の「いらっしゃいませ」、「お一人様ですか?」「こちらのお席へどうぞ」、「ご注文はいかが致しますか?」に慣れていた身としては、「これだよ、これ、こういうのが日本にもあったら、、」と思いましたよ。
それくらい衝撃的で居心地が良かったのです。


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それはまだ日本ではカフェという言葉も一般的ではない時代でした。

カフェでは、店員さんが一人きり。
もしそこにキッチンもあり、サンドウイッチとか、ブレックファーストみたいなメニューもあっても、せいぜい二人。
水や食器はカウンターに初めから置いておいて使いたい人はどうぞ使って、という方式。
セルフサービス、過剰なサービスは一切ありません。
店員さんは鼻歌歌っていますし、お客さんがテーブルを片し、ガタツキまで直しています。
注文したものができると、大声で名前を呼びます。
それがカフェ。

そういうのも今ではこの日本でも当たり前のようになりましたね。

でもあの頃はまだ、スターバックスなんてのも当然なかった時代です。

ルノアールが一大勢力だった頃、そんな頃渡米した僕としては本当に衝撃でした。

いっそ帰国したらこういうカフェというやつ、日本でやったら、きっとうまくいくのではないか、と本気で考えてもいました。
それがいつしか次々に本場からやってきますね。
次はどこがくるでしょう。個人的にはピーツコーヒー来て欲しいですね。


ところでカフェはその形態自体が実は特徴です。

アメリカならではとして、コインランドリーとカフェが一体になっている形態。そういうカフェ。
アメリカではアパートメントに住んでいる人は基本的に洗濯機を持っていませんので。

日曜の朝、一週間分の洗濯物をキャリーバッグに詰め込み、ロックのガンガンかかったコインランドリー兼カフェに到着。
クオーターをいれ、洗濯開始。
同時に朝ごはんオーダー。
今日は、バックウィード(そば粉)のパンケーキと卵が2個とベーコン2枚にします。
カウンターで注文し、直ぐできる飲み物だけ受け取り、名前を伝え、お金を払い、おつりをチップボックスへ。
いつもの動作です。
ついでにリサイクルの新聞を拝借。

分厚い日曜版の新聞広げてフットボールの結果をチェック。
やがて大きな声で僕の名前が呼ばれる、朝ごはんができたみたい、受け取り口で、ケチャップをかけ、塩コショウをし、好きなナイフフォークを選ぶ。
ついでにコーヒーのお代わりも。
魔法瓶に入っています。
自分で注ぎ足します。

洗濯物を乾燥機に移し変え、30分間のクオーターを入れ、あとは待つだけです。

大音量のロックと、そば粉のパンケーキ、たっぷりマーガリンとメイプル、これぞアメリカの朝です。

ブレインウオッシュ、このカフェの名前。
頭、洗う、頭の中まで、脳みそも丸洗い。
ロックとランドリーとコーヒー、それで頭の中も服も全て洗いましょう。
実に良い名前です。



帰国して、スタバなるものに始めて入った時、本当に驚きました。
何しろその内装はあちらのそれとまったく同じでしたので、「おおー、正しくこれはスターバックスだ」と感動しました。
だからメニューにベンティがなくてショートがあるのも大したことではありません。そんなものはお愛嬌です。(今はベンティあるみたいです)
でも、「いらっしゃいませ」、「あちらでお待ちください」、「熱いのでお気をつけ下さい」、これは、この丁寧さは、そうか!やはり、ここは喫茶店だ、そう思ったことを思い出します。

日本のカフェ。
その内装や雰囲気はあちらのものにそっくりです。
でもやっぱり何かが違います。
しっかり生活に根付いているか、、、、それにはもう少し時間が必要みたいです。



トーーーーーーールラテ!! ユールックス、スリーピー、ヘイメン!!ユーワナチュラーイエクストラショト!!!! 

カフェにはリズムが不可欠です。

カフェは生活の一部であり文化なのです。


本当に大切なのは見た目のデザインではなく、空気感なのです。


ハヴァグッワン、メン!! 


流行が定着に変わり、どう日本風のカフェになっていくか。
そこからです。
おしゃれなうちはまだまだなのです。


夜のカフェ、高台にありました。
辺りは真っ暗で、そこだけけらきら輝いていました。
紙芝居をやっていました。
ディキャフェコーヒーを片手に、体育座り。

やっていたのはスティンキンチーズマン、絵本にもなったチーズの大冒険物語です。

子供連れがいたり、カップルがいたり、学生がいたり、老人がいたり、そんな中で紙芝居です。
肩肘張らずに、自然に、それでいて、居心地が良い。

それがカフェです。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 21:44 | ホノルル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○and others

2008年05月16日

トゥーゴー

トゥーゴー

今ではこの言葉、日本でもだいぶ知られるようになりましたね。

少し前までは、テイクアウト、日本ではそう呼んでいましたから、海外旅行で、トゥーゴーと言われても意味理解できなくて、そういう経験された方も多いのではないでしょうか?

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トゥーゴー、とにかくこれは便利な合理的なシステムだと思います。

日本で言うテイクアウトという意味だけではありません。
このトゥーゴーにはもっと広い意味があります。


日本のテイクアウトはお持ち帰りを前提としたお店での取り扱いですので、お弁当屋さんとかデリカテッセンとか、そういうところ以外では取り扱わないのが普通です。

でもアメリカの場合大抵のレストランに入り、このトゥーゴーができます。つまりレストランのメニューの品をお持ち帰りできるのです。


普通、日本のレストランで、トゥーゴーはできませんよね。
なにしろ「容器」ないですから。初めから「器」用意されていません。
だからといって、容器持参でテイクアウトお願いします、と言ったとしても、やっぱり、無理ですよね。
やはり日本の場合、テイクアウトはそれ専用のお弁当屋さんかそういうお店で、レストランはそこで食べるところ、きちんと住み分けされているみたいです。


でもレストランで、たくさん頼みすぎた時、残すのもったいないですよね。
こういう時もレストランがトゥーゴー対応していれば、と思います。

ドギーバック下さい、と言えば、持ってきてくれます。
ドギーバック、建前として、もったいないから犬用にペットのえさ用に持ち帰るわ。そういう伝統です。でも当然これは家族の朝食のメニューとなります。



改めて考えてみてもあちらでは本当に、トゥーゴー OR フォーヒィアー?と聞かれる場面が多いです。

カフェでも、アイスクリーム屋でも、もちろんハンバーガーショップでも、普通に尋ねられます。
どこで食べるか。なるほど、大きな問題なのです。

日本の持ち帰り弁当屋で、どちらで召し上がりますか?は当然訊きませんし。(大きなお世話ですので)
それにもし訊いて、実はここで食べたいのだけれど、と言われても困ってしまいます。



日本にはどうしてこのスステムがないのでしょう。

勝手に、一つ仮説を立ててみます。

古くから仕出し店はそれ専門。食事の店はそれ専門。それが日本スタイルです。
つまりはそこでしか味わえない料理、盛り付け、味付けなのです。

でもその味を何とか外でも味わいたくて苦肉の策でつくられたのが、仕出し弁当なのです。
はい、お馴染みの幕の内や松花堂弁当です。

初めから冷めておいしいように工夫されています。
しかしこれを器に改めて移し、暖め直し食してもあまりおいしくは感じません。

つまり幕の内や松花堂弁当は、あれはあれで完成されているのです。

あのままの箱の中でバランスを取り食するように計算されているのです。
あの冷め具合も計算です。
あれを暖め直したら、もう少し塩分必要になるかもしれませんし、硬さを変える必要も出てくるのかもしれません。
デリケートなのです。
繊細なのです。

それが日本料理なのです。

初めから外で食することを前提としたもの、その場で召し上がることを前提としたもの、まったく料理法そのものが違うのです。

だから日本にはドギーバックがないのです。

そういう仮説、、、、。




だいだい元々我々には、昔から一つところで、持ち帰る?それとも食べていく?何て訊いてくれるシチュエーションがなかったのです。
はい、あのマクドナルドができるまでは、、、、。


ですから我々は来るべき海外旅行、海外生活に向けて、このトゥーゴー OR フォーヒィアー? を幼少期からマクドナルドで学び、スターバックスで実践し、そして後年念願の海外で試すのです。


TO GO 

やはりこれはとても便利です。
街中の全てのレストランが今日から持ち帰りのお弁当屋さんを兼務ということですから、

ホント、どうして広まらないのだろう? どなたがご存知ないですか?


posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:25 | ホノルル 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | ○and others

2008年05月19日

悲しき外国語。コスコ?コストコ?

コストコではありません。コスコと発音します。

日本でもおなじみの会員制ホールセールスーパーです。

最近「コスコ」と現地風の発音で言われることが多くなり、嬉しい限りです。

これは現地からの情報の量が勝り、現地で使われている発音が主流になったケース。でも未だに現地の発音と新しい日本のカタカナ語の発音違っていること多いです。


COSTCOだからこのTを発音したくてコストコ?

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残念ながら、英語の発音、僕のようにある程度の年齢以上になると、もうなかなか思うような発音はできません。そして間違えて覚えていた発音を改めて覚えなおそうとしても、もう一朝一夕では直りません。

だからせめて初めて覚える単語はそのまま現地の発音で覚えたいものです。

先入観なくそのまま覚えたいものです。

スペルも知らないまま、耳で何度も聞くままに覚えたいものです。

本来これが言葉を覚える基本です。子供は皆そうです。



シャドネー、メロー、カバネー、これはワインの種類です。

僕が渡米する前は日本でそこまで言葉なかったですから、当然この単語はあっちで覚えたものです。
赤、白、シャブリ、日本で知っていたのはそれだけでしたので。

バーで人の発音を聞きながら、見よう見まねで、言葉自体も発音も一から覚えたものです。

だから今日本でシャルドネ、メルロー、カベルネ、と発音されるのを聞いて、とても違和感があります。


余談ですがバニラをヴァニラと正しく発音できるまで、僕は相当時間かかりました。
でも前記のワインの種類は割りと簡単に覚えました。

それはバニラはもともとカタカナとして知っていた単語で、その発音イメージが身に付いていたからで、だからまずそれを払拭するのに時間がかかったからではないかと思っています。
だから「シャドネー」は初めて聞いた言葉ですから、先入観なく覚えられたのでしょう。

シャルドネはCHARDONNAYのRをルと無理やり発音しているようで、コンプリケーテットです。

それから余談ですが、あのスムージーもスムーディーだと思います。(もしスムージーならTHISはジスですよ。)

英語にカブレてこんなこと言っているわけではありません。

もしかしたら、最初にきちんと本当の発音で単語を覚えていたら、せめてカタカナ語くらいはきちんと通じるようになっていたんでは、と思ってたのです。

だとすると僕たちは、わざわざ通じないカタカナ語に訳して、、、いったい何をやっていたのでしょう。

ローマ字のヘボン式、これは今でいうとヘップバーン式となります。はい、オードーリーヘップバーンのそれです。
でもあちらでヘップバーンと発音しても通じません。

やはりヘボンと発音したほうが通じるのです。


水、ウォーターと一度覚えてしまったら、悲しいかな、もう発音通じるようにはならないでしょう。

ウワーター、ウウワーティー、○△×ター△、、いろんな言い方で何度試しても無駄です。

「ワラ」、ここまで原型を変えなくては通じないのです。

だったら初めからカタカナ語もワラにしていれば良かったのにと思うのですが、本当になぜ通じもしないウォーターだったのでしょう?



僕が渡米したのもほんのつい最近です。ほんのつい十数年前です。

でもその間日本でシャドネーではなくシャルドネというカタカナ語できました。スムーディーではなくスムージーというカタカナ語ができました。

アップルで覚えた人はアポッという発音にもう戻れません。

でも初めからアポッ=リンゴなら、もっと英語身近になっていたのでは、そう思うのです。


メリケン(アメリカ)、エゲレス(イギリス)、ミシン(マシン)、とか発音どおりで表記できていたんですけどね、昔は。


タグ:発音 英語
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2008年05月24日

海外版原野商法

海外版原野商法

アメリカの場合でいうと、ライセンスを持っている人間だけしか不動産を仲介できません。

一見当然のように思えることですが、日本では違うのです。
ライセンスを持っている会社の社員なら不動産を仲介できるのです。

これが日本です。
つまり日本のライセンスは法人に対して発行されるものであり、アメリカのそれは個人に対して発行されるものという違いがあります。

またアメリカの場合はもっと厳格で、コピー取りなど雑用で採用されている従業員はたとえ親切心からでもお客様に対しいかなるアドバイスをすることも禁止されています。

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アメリカでは(カリフォルニア州を除いて)ライセンスは居住者以外の人間が取得することはできません。
ですから日本の海外不動産業者の多くは、現地法人を設立し、現地のライセンス保持者を主任宅建者(ブローカー)として雇用することがあるのです。

内輪の話になりますが、この場合問題になるのは現地のブローカーとのコミッションの分配です。もめる原因のほとんどはここと言ってもいいくらいです。


不動産価格にも拠りますが、一般的に仲介手数料は6%から8%くらいです。これを売り手と買い手の業者で分けますので、仲介者の収益は3%から4%くらいとなります。現地ではこれが不動産業者の収入となり、ここから会社や組織に属している仲介者はその経費等を支払います。

つまり現地法人を設立し、その本体が日本にある海外不動産会社の場合でも、基本的にこの3%から4%の収益で会社経営の全てを賄うということです。
例えば日本円換算で約500万円の土地の場合、仲介手数料は15万円から20万円です。従業員がほとんどいない街の不動産屋さんのような個人事務所ならともかく、現地にも日本にも従業員を多数抱えた会社の場合、その経営は難しいでしょう。
まして新聞広告やテレビCMを出している会社なら尚更です。


それでは実際にはどうやって利益を得ているのかと疑問に思われるでしょう。

誠実に規定手数料にて売買をする会社や、開発業者に交渉したり、建築材料やコストを何とか安くできるように企業努力に日々努める会社、個人がある一方、中には現地不動産価格に予め過分な会社の利益をのせて価格を吊り上げてから販売している日本の業者もやはりおります。
最も卑劣な場合には現地価格のウン倍、ウン十倍の価格で販売している悪徳業者も残念ながらいるようです。

しかし法律上は、これは全て日本の宅建法外であり、現地の法律が適用されることになりますから、遠い外国で裁判まで起こして、という方は少なく、結局泣き寝入りということが多いのが実態です。(海外の不動産取引はその国の法律が適用されます。ですから日本の宅建法は海外不動産取引では一切その効力はありません。)こういった問題については、最近益々大きな問題になってきております。

でもこれ、告発できます。

日本語の契約書お持ちですか?そこに金額載っていますか?これさえあればスー(告訴)できます。
中には米ドル登記された金額と違っているケースもあります。でもネット社会のアメリカ、アメリカで記録されていることなら書類持っていなくても大抵のものはネットで取り寄せること出来ます。

日本の海外不動産会社、現地にライセンスを保持するリアルターをおいている場合ありますし、少なくても現地の弁護士名前おいていたりします。

日本で裁判するより、こういうライセンスを持っている人を相手に正当な訴えをしたほうが、相手は失うもの多いです。裁判は妥協点を探るものですが、相手の弱みが多い分、貴方が得るものも(返してもらうのも)は多いはずです。

泣き寝入りはもうやめましょう。
方法は必ずあります。持っている書類、データに応じた戦い方必ずあります。
100%の返還は、これは難しいでしょう。

しかし踏みにじられたプライドを含めて、取り戻すことができるものは多いはずです。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 18:31 | ホノルル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産の裏側

2008年05月26日

海外版原野商法 #2

海外版原野商法 その2

「限られた土地ですから」

「限定ですよ」

「今回だけです」

分かってはいるのですが、やはりそういうフレーズに誰しも弱いものです。


だから、繰り返し業者はそこをつき、販売を続けていくのです。


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海外不動産です。外国です。遠くです。
気軽に「明日から」とか「これから」とか見に行くことは出来ません。


それに何といっても、言葉の問題、これは大きいのです。



お客様はいつでも圧倒的に情報不足です。

でも業者は本来、お客様のそういう情報不足を補うために存在しているのです。だからそこにつけ込むなど言語道断なのです。


不動産は唯一無二です。だから、たしかに同じ土地は、同じ家はありません。

でも、、、、。

所詮、不動産は不動産です。
そこが売れても、また直ぐどこかが売りに出されています。

隣の隣、いったいどれほど違いますか?


決して踊らされてはいけません。「今回だけ」ということは決してありません。

また明日、「限定品」がでてきます。



海外不動産ですから、

本当に調べなくてはならないことは、所有権、ゾーニング、外国人制限など、そういう実務的なことなのです。

そういうことは、あとでトラブルに巻き込まれないよう、しっかり詳しく事前に調べておく必要があるのです。

そして業者はそのために存在するのです。

でもくだんの、煽る業者の担当営業マン、そういう輩に限って、肝心なことは知らないものです、、、、。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:16 | ホノルル ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産の裏側

2008年05月28日

海外不動産購入時の注意点

海外不動産購入時の注意点

購入時には、「売却時」の説明を詳しく受けておいてください。

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いきなり水を差すようで恐縮ですが、これはとても大切なことです。

購入時、今あなたは夢と希望に満ちておりますが、ロングステイには必ず終わりがきます。

その時、どうやって不動産を処分するのか初めによく説明を聞いておくことが大切です。

国により、外国人に対する不動産売買に制限があるところ割と多いのです。
新築の購入は出来ても、中古の売却は出来ないとか、売買に価格制限があるとか、税金面での条件とか、いろいろあるのです。

特にアジア地域の場合、所有権付の不動産を購入できる国が非常に少ないです。
たとえ売買可能な国でも、外国人が購入して良い不動産については、いくら以上の不動産限定というように、制限を設けている場合が多いのです。

とても嫌な言葉ですが、「日本人価格」、あるいは外国人価格ということがございます。

自国民の手の届く不動産は外国人には買わせない、外国人には高価な不動産を買ってもらう、という政策だとしたら、、、、売却時には売り手がとても限られてしまいます。

最初によくよく気を付けておかなくては、最終的に外国人にしか売ることのできない不動産を買わされる可能性もあるのです。





posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:17 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産の購入

2008年05月30日

海外不動産セミナー

海外不動産セミナー

海外ロングステイや海外不動産のセミナーってありますよね。

しかも現地から、ハワイからマレーシアからわざわざ社長さんや弁護士さんが来てお話ししてくれます。

相当に経費もかかるだろうに、その割には入場料、たいした金額取りません。
逆にこちらが心配になります。

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海外ロングステイはライフスタイルそのものです。

本来一人一人オーダーメイドなものです。

正直言ってセミナーで満足できることは少ないのが現実です。
数十人単位のセミナーの内容は初歩的過ぎたり、あるいはその逆であったり、自分が聞きたいことはほんの少しでもあれば良いほう、そういう場合が多いものです。

セミナー終了後、たまたま話が弾み、現地見学行く方も出てくるでしょう。(たまたま、ではないのですが、、、、)
こういう場合の現地見学はセミナーと同じです。
あなたのライフスタイルに合わせた場所にお連れするわけではありません。
たまたま話しが弾んだ人は他にもたくさんいます。
皆様は主催側が連れて行きたいところに行くことになります。


あなたの目的の一つ、現地でロングステイをして暮らしている先輩たちとお会いすることは本来はなかなかできません。

なぜなら、もしご自分が逆のお立場ならご理解していただけると思います。
どこの馬の骨かも分からない見ず知らずの他人たちが、ある日突然自分の生活を見学しにぞろぞろやってくるのですから、そしてそれが毎日のように、ともなれば誰でもうんざりするものでしょう。
ですから気軽に会ってくれた先輩たちは、もしかしたらその業者に囲われているのかも?とか、会社はサクラを用意しているのかも?そんなこともふと思ってみてください。


あなたは明日セミナーにお出かけになるとします。会費は2,500円。
社長さん、弁護士さん、ファイナンシャルプランナー、どこかの偉い先生、講師陣も豊富です。この会費で、このメンバーで、この資料で、経費かかっているんだろうなと、心配していただいて有難うございます。

でも大丈夫です。

セミナーにかかる費用、実はこれはあなたが購入する不動産価格に転嫁するものです。

ですから遠慮はいりません。
明日のセミナーではどうか遠慮なく、おもっきり我がままな質問、してみてください。



posted by 海外ロングステイ相談室 at 21:23 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産の購入