2008年07月15日

ギフトレシート

お中元のシーズン真っ最中です。

長らく日本を留守にしていた人間からすると、改めて実に不思議な習慣のように感じます。
相互ギフトではなく、上席者だけが一方的にギフトされるような仕組みって、やはり変ですよね。

アメリカではクリスマスシーズンがギフトシーズンです。デパートはものすごく込み合います。一番の稼ぎ時です。

でもこれ相互ギフトです。
プレゼントを貰い、プレゼントを頂きます。

家族、友人、隣人、職場の人間とスモールギフトを交換し合います。
お世話になっているのはお互い様です。どちらが上でも下でもありません。
役割が違うだけです。上司も部下もお互いの役割を精一杯果たすことで、お互いが潤うのです。一方的に世話になっているんでは、そもそも雇用されません。

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プレゼントはマグカップとかチョコレートとかマフラーとか様々です。

日本だと調理油とかビールが多いですか?
相手の欲しい物分かりません。だから無難なものをギフトします。せめて邪魔にならないものをギフトします。「これ、欲しかっんだ、どうもありがとう」と言われるよりも「こんなもの、、要らないんだよなあ、、、」と思われないものを、、それが大切です。
日本らしいです。


当然チョコレートにもマフラーにも好みあります。
そもそもマフラーを使わない人かもしれませんし、チョコレート食べない人かもしれません。
じゃあアメリカ人はプレゼントする時相手の好みをじっくりと調査してからギフトするのかというと、もちろんそんなことありません。


アメリカには「ギフトレシート」という便利な制度があるのです。

こういうギフトシーズンにアメリカのデパートで買い物をすると、必ず「ギフトレシート要りますか?」と訊かれます。
そしてそれをプレゼントにつけてギフトするのです。
プレゼントされた方は、もしサイズ等が合わなければ後日ギフトレシートを持ってデパートに行き交換するのです。
食べないチョコレートは返品し、食べたいハムに交換するのです。

アメリカのデパートで年間最も忙しいのはクリスマスシーズンです。
しかし日にちだけで特定すると、クリスマスの翌日が最も忙しいのです。

そうです。このギフトレシートを持ってくる人たちのためです。

このレシートには建前上値段は表示されていません。
でも交換したら当然簡単に値段は分かってしまいます。何ともそこがアメリカらしいところという気がします。


プレゼントしていただいた「気持ち」には深く感謝します。でもプレゼント自体はモノです。そしてそのモノは自分は使わない、だから使うモノに交換しよう、そういうことです。


だって、いくら無難とはいえ、油とビールばかり今年もそんなにもらったら、やっぱり邪魔ではないですか? 



posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:55 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイのエピソード