2008年08月01日

海外不動産投資(壱)

海外投資。

とても流行っています。

銀行金利の低い日本、年金も当てにならない昨今、どうにかして老後の心の支えを得たいものです。


不動産投資の利点は、キャピタルゲインとインカムゲインが両方狙えるということです。

更にそれが海外不動産となると、景気の動向が一方向ではないのでリスクを分散できる利点もあります。

つまり世界という視点で見ればどこかは必ず景気が良いということです。

だから海外不動産投資とはリスク分散型投資の代表格ということになるのでしょう。

皆さんの中でも海外不動産投資をしてみようかなと思っている方も多いでしょう。


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水を差すわけではありません。
不幸なことに悪徳業者引っかかってしまった人もいます。これからその方のお話しをします。

皆さんは、こういう業者にはだまされないよう、くれぐれも気をつけてください。



ある日本人がある日本の海外不動産業者からラスベガス郊外のあるマンションの一室を2,000万で買いました。

でもそこは本当は現地流通価格500万円程度で買える部屋でした。

郊外というのがミソです。
ニューヨークでもホノルルでも市内なら日本語の話せる業者がいたり、市場が明朗だったりします。
でも郊外、情報は必ずしもオープンには掴みにくいのです。当然日本人の業者もほとんどいないので、不透明なのです。

ともかくその方はその海外不動産業者の営業マンに言葉巧みに勧誘され、その500万円の価値しかない2,000万円のマンションを購入しました。
住むためではありません。
その方は海外不動産投資としてそこを購入したのです。

購入の決め手はこのマンションには月々15万円の家賃保証が5年間ついていたことでした。
つまりインカムゲインがあるマンションとしての販売です。
利回りは単純計算しても9%です

そして所有権のある不動産は最終的には売却してキャピタルゲインも期待できます
 
アメリカは中古マンションでも値が上がります
そういう両面からの老後の希望の投資として購入したのです。


しかしこの海外不動産業者は悪徳業者でした。
市場価格500万円のこのマンション、実は本当の家賃相場は5万円程度です。
家賃保障は15万円ですから、つまり残りの10万円は業者が負担して、オーナー様に振り込んでくるのです。

悪徳業者?
残りを負担して家賃保証をきちんと守るだなんて、とても良い会社じゃないの?   

そうですか?

業者は負担分10万円×12ヶ月=120万円を、家賃保証してある5年間オーナー様に支払い続けます。
120万円×5年=600万円 です。

そういうことです。
一見親切に赤字分を補填しているように見えて、実は500万円+600万円=1
,100万円のマンションを2,000万円で売ったことと同じことなのです。
900万円丸儲けということです。

しかも問題は5年後に間違いなく起こります。

5年後、、、、。
契約が切れた時オーナー様はこのマンションの本当の価値を知ることになります。
家賃相場、市場価格、、、。

今までどおりの家賃は取れません。

売却を考えます。

しかし、、、、5年前実際販売価格500万で買った部屋です。
それを2
,000万円で、、、、やはりそれは無理です。

対してその悪徳海外不動産業者は利ざや900万円をポッポです。



うまい話にはくれぐれもご用心です。 



セカンドオピニオンを持って、その上で判断してください
posted by 海外ロングステイ相談室 at 20:37 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産投資

2008年08月06日

ハワイサブディビションのアソシエーション(後編)

ハワイサブディビションのアソシエーションの続き。

固定資産税の件、報告がありました

既に抵当権が付けられています。

未納分に延滞金、反則金、そして今年導入した約2,000ドル
の罰金も付いています
たまりにたまってすごい金額になっています
ここ最近の近隣売買市場からみると、たとえ区画を売却してもこれら瑕疵全ての清算には追いつきません

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手紙の返事は残念ながらありませんでした

引っ越してしまったのでしょうか?それともただ単に返事を出さないだけなのでしょうか?それを調べるためには現地にいくしかありません
 

余談ですが、アメリカの郵便事情は日本のように厳格ではありません


ある程度は覚悟をきめて、手違いが起こることを前提に付き合っていくしかありません

僕は昔日本からの友達からの手紙を3年越しに貰ったことがあります

その手紙は3年間どこでどうしていたのでしょう?
寛容な精神、とにかく海外生活で暮らすコツの一つとして、「日本と比べないこと」、これが肝心です



D氏と会って今後のことについて打ち合わせをすることにします
 

結論としては、
11月の仮差押、これに期待することにしました

D氏が公売でその区画を競り落とすことも考えましたが、それではデメリット(莫大な樹木の伐採費用)があまりにも大きいようですので止めることにします

わざわざその道を選択しなくても、どちらにしてもこの区画は差し押さえになるでしょう

すると新しい所有者が確定するまでは、郡が仮の責任者ということになります

つまりこれで正式に文句を言う相手が確定できるのです

しかもそれが郡であればいうことありません。

理屈が通じる相手の方が話は早いのです。



 ただ
この場合のデメリットはそれまでの間にD氏邸が被害を受けてしまうことです

木が落ちてきて屋根を壊されても、現在のように所有者がどこに居るかわからないままでは訴訟を起こすこともできません

所有者を調査するために、裁判所許可を受け弁護士を通じて足取りを追う事は出来るにしろ、それにも経費が掛かります
そして今回のケースではそれが回収できるか、怪しいものです。ですから今回はこの方法は却下です


それより一時的に家の保険をグレードアップします


カバーする範囲を増やします
せめて今年一杯、差し押さえまでの期間、そうしておきます

そして差し押さえが実行されたら、すかさず郡を相手に木々の伐採の嘆願書を提出します

うまく事が運び、伐採費用を郡が持ってくれれば、保険代など安いものです

 





いったいどれだけの区画が、そうなるのでしょう、、、、、。


11月、ここまで大規模な一斉差し押さえはこの島で初めてのことです。

様々な事情と思惑が交差するでしょう。

混乱し、誤った命令や請求も行なわれるかもしれません。



そしてそれを判断する基準は、まだありません。

これは初めての試みなのです。


 
 あと3ヶ月、心当たりのあるご所有者の皆さん、是非ともご一報下さい 



今すぐ何か手を打っておくべきなのか、手を打っておかなければ法的に問題が起こりそうなのか、それともいっそそのままほったらかしにしていた方がいいのか、その人その人のケースに応じてアドバイスいたします


posted by 海外ロングステイ相談室 at 21:11 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイ相談室の事件簿

2008年08月08日

海外不動産投資(弐)

海外不動産投資、、、、、。



まずは、何をどう注意すれば、騙されることなく公正な取引ができるのか、、、。


いったいどうすれば良い業者や個人とめぐり合うことができるのか、、、。


そこが、とても心配です。

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日本の不動産業者。

古くから不動産屋と言われ、大きな声では言いにくいですが、決して良いイメージは待たれていません。
(アメリカでは不動産業者はとてもステイタスの高い仕事なのに、、、。)

悪いのはほんの一部の業者です。
でも悪貨は良貨を何とやらです。いつしか悪いイメージが定着してしまいます。


原因は、その密室性、不透明性にも関係があるような気もします。

土地ころがしとか地上げとか、何の変哲も無い地べたの上で大金がぐるぐるめぐっている、そういうイメージ。

「教えない」、「知りたくない」、そういう業者とお客様双方の体質。


必要以上に相手を信用して、「全てをお任せしてしまう」、そういう危険な体質、我々日本人には確かにあります。



 
米国不動産取引というのは実にオープンです。

全ての金銭取引が白日の下に明かされます。

具体的には、ステートメントといってエスクローが発行する明細書が契約時、中間時、最終登記時に発行されます。

中身には、税金、分譲地割符金、弁護士費用、保険代、エスクロー費用、通信費、送金手数料、不動産業者手数料、登記費、など日割り計算されその詳細金が記載されて買い手と売り手にそれぞれ発行されます。

1セント単位で誰がいくら負担し、誰がいくら貰ったかがはっきり掲示されるということです。


それに比べて日本の不動産売買取引では、最終的にいったい誰がどれだけ手にしたのか分かりにくいシステムのように感じます。

書類の数は一見多そうですが、肝心な詳細な明細がありません。


談合とか密談とか、考えてみるにこれが日本的ということですかね。

官とか業者の都合が大前提、それが日本。
それに比べて消費者が主であるアメリカ。

アメリカでは、お客様である買い手と売り手の権利が最優先ですから、その知る権利としてすべて細かく、契約時には見積もり、最終入金前にはもっと具体的な金額の詳細、そして登記と同時に決定明細の発行がされます。

ちなみにエスクローを通さない金額のやり取りがあった場合にも、そのエスクロー明細には paid outside of escrow と記載され、その合計金額もはっきり明示されます。
(エスクロー外で両者はいくらいくらをやりとりした、というふうに)



日本の多くの方が求めている良い業者と、アメリカの人の思うそれとは多少違う気がします。

日本人は距離的なものや言葉ということがありますので、全てをその業者に任せてしまいたいという方が多いような気がします。

分からないからといって、英語で書かれた手紙や契約書の類は全て初めから目も通さず業者任せ、これでは、よもや本当に少しずつ搾取されていたとしても気が付くことはないでしょう。

 
何事も、「プロに全てお任せ」、そういう考えが不動産に限らず、どこか日本人にはあるように思います。 
それに比べて、「人がすることは間違っていて当然」、という環境で育ったアメリカ人は、普段の生活のいたるところで、例えばレストランのレシートは穴の空くほどチェックしますし、銀行やクレジットカードの明細もそうです。
(本当に間違っていることがよくあるのです)

だからエスクロー書類も丹念にチェックしますし(実際エスクロー書類も不備がある場合もあります)、
関係者全ての金銭の出し入れは本当に厳格に公明であるようチェックします。

内容を確認せずにサインすることはあり得ません。
(でも日本の方は案外これをやられる方が多くてびっくりします)


たとえその業者さんを信用していようとも、その人だって間違いをすることはあるということを前提でアメリカ人は付き合います。
 


日本的な商習慣の中で仕事をしてきた日本の海外不動産業者は、ともすると日本式システムで取引を遂行しようとするかもしれません。

「全て面倒なことは我々がやってあげますよ」とか、、、。

例えば売却の場合、MLSに掲示のために、ここ最近の近隣同等物件の売買履歴を基にアナライズして掲示金額を決めるのは米国不動産売買での当たり前の習慣です。

契約書には常に詳細条件がこと細かく記載されています。
契約書とは指示書を兼ねていますので当然です。

しかしその内容を実際にお客様が知ることは、日本の場合少ないのです。

そしてその提示や説明をお客様の方から業者に求めることも、また少ないのです。


お客様にも責任の一端はあるのです。

そこから、既に不透明な商習慣が始まってしまっているのです。 

ですからこれからのお客様には是非、1)MLSのためのアナライズ、2)オファーの詳細とエスクロー見積もり、3)エスクロー中間報告、そういう言葉を覚えておいて、どんどん業者に説明を要求してください。

セ×○△リー21とか、プ○△ンシャ×とか世界的に有名な不動産会社がいくつかあります。

しかしそこで働いている人だからといって安心できるかというともちろんそうではありません。

たくさんあるフランチャイズの店舗の一つで、そこで雇われている業者さんの一人、にしか過ぎません。

業者の名前に信用性を求めないで下さい。

もっと言ってしまえば、免許番号がどうだとか、何年やっているだとか、そういうことも関係有りません。

たとえば、30年営業しているある海外不動産の老舗の業者(有名新聞に一面広告も出しています)が、今実はお客様からの訴訟、ものすごい数になっています。
それでも表面は湖の白鳥のごとく優雅な体裁を保っています。

 
業者の裏側はぜったい見ることはできないのです。

でも表に見えるものだけでは残念ながら判断できません。



 
結論とすれば、騙されないためにはこれをすれば確実、という答えはありません。 


だから面倒でも、売却する時には、まずは1)アナライズのためのMLSを要求してください。

そのことによりあなたはまず適正な売却価格が客観的に知ることができます。

そうやってひとつひとつ順番にやっていくことです。


近道はありません。


余談ですが、実はあなたの「お任せします」という言葉が、業者を悪徳業者に変えてしまうきっかけにもなり得ます。


資料を請求し、それに対してしつこく確認しながら、手続きを行なっていくことは、業者を悪徳業者に変身させないためにも役立つのです。
 
posted by 海外ロングステイ相談室 at 21:31 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産投資

2008年08月11日

シニア留学(壱)

 若者の海外留学、相変わらずの人気ですね。

一過性のブームとかではなく、すっかり定着した感があります。

日本人はやはり勉強好きな国民です。


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もちろん、はっきり言って数週間程度の短期留学で、目に見えて語学が伸びることはありません。

ただ、そういう当初の目的以上に、「見聞」はぐっと広がってきます。

特にものの見方や感じ方に変化が出てきます。

今まで当たり前だと思っていた「物差し」が、不動のものではなかったということに気が付くのです。


だから当初の目的、言葉を覚えるとか、そういうことは本当は二の次でも良いのです。

それよりも、根本から我々日本人とまったく違う環境で生きてきた同じ留学仲間と触れ合うだけで、そのことにとても価値があるのです。 



これは旅行ではありません。

寝起きをするコンドやレジデンスクラブでの体験、地元の人たちに混じりスーパーやグロッサリーで日常の買い物をするという体験。
朝はカフェで、地元のビジネスマンに混じり、ペシュトリーを齧り、、、、そういう体験。

全て取り立てて何でもないことばかりです。

でも観光名所に出かけることよりも、思い返してみると何故か感慨深い、そういう体験になります。


そういう体験を若者だけに独占させておくのはもったいない話しです。

海外の学校は日本と違い様々な年齢の人が混じっています。
本来学ぶことに年齢は関係ありません。
そのことが目に見えて実感できます。

日本にいるとお決まりのカルチャーセンターで同じような年齢層の人たちとばかり、、。
それはそれで良いのですが、少し退屈です。


思い切って海外で、そう考えてみたことありませんか?

そんな大それたこと、私なんか、、ですか?

非現実的ですか?


海外旅行はどうでしょう?

こんなに身近なものになっています。

ほんの数十年前まで、こんなに気軽に海外旅行に行けるだなんていったい誰が想像したのでしょう?



やってみると、意外に大丈夫なものです。
そしてとても楽しいものです。



あと一歩、進んでみませんか?

「旅行者」から「滞在者」に、なってみましょう。

 
朝起きて、昔映画で見たダウンタウンのカフェで、ビジネスマンに混じりながら今日の授業の予習をしてみたり。
イタリア人の年下のクラスメートからファーストネームで声を掛けられたり、、。


シニア留学

今は、そういうことが出来る時代なんです。
 
posted by 海外ロングステイ相談室 at 21:59 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○留学

2008年08月18日

切ない場所 ― 慢性逆ホームシック症候群

日本を離れ7年が経ち、でもいまだにこの街に恋焦がれ憧れている。
恋しい気持ちはまったく薄れることはない。 

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街並み、人、空気、、その全てが素敵だ。街を歩き、この街の一部になることが誇らしく、嬉しい。

休日にはノースビーチのカフェでドピオを飲みながら本でも読んで過ごす。
景色と人の声が心地よい。

長い休暇が取れたら、ルート5をドライブし、サンタモニカまで行ってみようか。時速90マイルで走ってもちっとも動かぬ景色を7時間。
はたまた空の旅を一時間、オレンジに灯る夜景。
どちらもやっぱりアメリカらしい。



もし日本に帰国したら、私はひどく塞ぎこむのだろう。

この街が恋しくて愛しくて、帰りたくて帰りたくてたまらなくなるのだろう。

狂ってしまうかもしれない、、、。

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分かってはいた。でもやはり、帰国することになった。

帰らなくてならない事情がいくつか重なってしまった。

選択肢はなかったのだ。
 


白く灯る夜景が広がる。
多色彩のビル群を過ぎる。
もうアメリカに帰ることはできない。

この景色が現実なのだ。

この現実、好むと好まざるとに関わらず受け止めなくてはならない。

生きていくためだ。

私は強くない。
ただ狂わないことで精一杯だ。


景色を見ているだけで、日本語を聞いているだけで、やりきれなくなる時もある。

耳を目を覆い隠したい時がある。

そんな時には、この景色の中、人々の声の中、湿った空気の中、ひたすら目的もなく歩く。

景色を通り過ぎ、音をすり抜けて、ぐんぐん歩くのだ。
 とことん歩き、疲れ、立ち止まり、そこの景色を見る。そこの音を聞く。

もうどこへもいけないのだ、そのことを改めて確認する。


もう帰れない。

だから生まれたこの国で生きていくしかないのだ。
 
再びその街を訪れるまで、強く生きていくしかないのだ。

再び、、、、?
 

何を言っているのだ。
またいつかそこに戻れると思っているのか。
 
私は一度その場所を捨てたのだ。 
海の向う、もうそこに私の場所はないのだ。

たとえ再びその場所に戻れたとして、そこはもう私の暮したあの場所ではない、そんなことくらいわかっているだろう?



ときどき胸に鈍いものがこみ上げてくる。
恋しくてたまらない。
そして寂しくてたまらない。

私は大切なものを失ってしまったのだ。

もう二度と戻れないのだ。
 


だから、しっかり覚えていようと思う。
 
せめてこの記憶を失わないようにしたいと思う。 

時々この記憶が悪さしどこかを刺激し、たまらなく寂しく切なくなる時があるけれど、この記憶を無くしてしまうことに比べればそんなんことは大したことではないのだ。

この記憶が薄れていくこと、そのことがもっともっと寂しく切ないことなのだ。


大切な思い出なのだ。


今では切ない想い出だけれど、確かに幸せだったから、あの時。

だからその思い出を大切にしたいと思う。
   
posted by 海外ロングステイ相談室 at 20:44 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○逆ホームシック

2008年08月22日

ハワイ視察旅行 壱

 ハワイ視察旅行。

知人のご友人のお供です。

知人曰く、そのご夫婦はハワイの別荘の購入を考えているということです。

そこで、その下見を兼ねて、そのアドバイザーとしてハワイ視察旅行の同行を頼まれたというわけです。

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一週間の滞在です。

ご夫妻のいつもの旅行スタイルはやめて、ホテル滞在もやめて、バケーションレンタルを選びます。



趣味が陶芸というご夫婦です。
自宅に電気の釜まで入れて、おまけに展示会までやってしまうほどの本格派です。


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さて、海外不動産購入に関して少しだけ。
 

まずは落ち着きましょう。
 

そして順番を間違えてはいけません。

初めは旅行、そして滞在、最後が生活。ここで初めて不動産です。

順番を違えては失敗します。



旅行して、楽しかった。
滞在してそこで生活をしている人と触れ合って尚楽しかった。
だから住むことを検討してみようか、です。 

「投機」という考え方をする方もいるでしょう。

でも住まない不動産を、ハワイだから、値が上がるから、そういう理由
で買うと、やはり後悔します。

不動産は、たとえ土地であっても建物であっても、形があります。
それは常時メインテナンスが必要な生き物なのです。
 

不動産です。だから何よりその存在理由は、住むためです。
その快適な暮らしのために、我々関係者は働いているのです。

出来れば「投資」に関してはあくまで結果として考えていただきたいものです。 

旅行して、滞在して、生活をしたい、たくさんの人たちにそう思われる場所は必然的に不動産価値が高くなるでしょう。

でもそれですらあくまで結果です。
 
もしそれだけを目的にするなら、初めからかさ張らない紙(証券とか株)の購入をお勧めします。 


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さて、本題に戻ります。

ハワイで陶芸が有名なところ、念の為大雑把にですが、調べてみました。特に見当たりません。
もちろんそれで構いません。

陶芸はあくまで楽しみの一つです。
別に孤高の芸術家になるわけではありません。
調べた理由は、もしそういう場所があれば逆にそこを避けようと思ったのです。
もしそういう場所に偶然ぶつかったら、何か重過ぎるかなと思ったのです。 


何度も旅行されているご夫婦の、一番のお気に入りはハワイ島です。

ここはホノルル、マウイと趣が異なる島です。

本当の古き良きハワイがあり、それが今でも色濃く残っている、そういう島です。
その一方でカイルアコナやコハラ地区に代表されるような超高級リゾート地域を抱えてもいます。

ここは文字通りのビッグアイランドです。そういう意味ではとてもバランスの取れた島かもしれません。


ハワイ島で、そしてこの広い島ならではの「一戸建て」のバケーションレンタル探すことにします。

狭いマウイやワイキキではありません。
ここはビッグアイランド、せっかくの広い島です。だから
ここはコンドミアムよりは「一戸建て」を是非お勧めしたいです。


見つけた場所は、高台から海を見下ろす、そしてショッピングモールにほど近い、閑静な高級地です。
でも実はこの場所にバケーションレンタルとして貸し出している家はありませんでした。

当然といえば当然です。
ここは高級地です。
見ず知らずの人にまでわざわざ貸して家賃を稼ぎたい、そう考えるオーナーは少ないでしょう。
 
でも僕がここをと思ったのは、実はこの中の一軒、ある日本人所有者の家が、今売りに出ているのを見つけたからです。

だからそのオーナーに交渉して、そしてそこを貸してもらうことにしたのです。

「買うかもしれない」、そういうことを匂わせて、貸していただいたのです。
(結果、本当にそうなったらいいなあと思えるほど、良い物件です。だからそこに決めたのです。)


この分譲地の特徴として、敷地内に入るには必ずゲートを潜らなくてはなりません。
そこ以外に一般道に繋がっている道路は一つもありません。
つまりセキュリティーが万全ということです。


管理組合事務所がゲート脇にあります。
ここを選んだ理由は実はもう一つあります。
その管理事務所で知り合いが働いているのです。

そしてその知り合いはカルチャースクールに通っていて、しかもそこには陶芸クラスもあり、彼女はそのクラスも取っていて、そして自分のゲストとして我々を参加させてくれるという話になりまして、、、そういうことです。

実はこの知り合い、元はエスクロー会社のアソシエートとして勤務していた女性です。
だから過去何度も一緒に仕事したことある人です。
このサブプライムショックの中で、最近レイオフされ、今はここで働いているということです。
孫も生まれ、リタイアしようか、と思っていたらしく、レイオフに関してはさばさばしているようです。


ともかく、場所決まりました。最高の場所です。

旅行から、滞在へ、そして生活へ、です。

ハワイ旅行は何度もしているお二人です。きっと僕より詳しいかも。


でも、案内しますよ。旅行ではない場所に。


旅行と滞在の間へ、そしてその先には生活が待っています。


そこへご案内したいと思います。

精一杯、やらせていただきます。
  
posted by 海外ロングステイ相談室 at 20:28 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産の購入

2008年08月27日

在留邦人

約100万人。

海外長期滞在の日本人の数、、、、、随分いるものですね。

他に領事館に届け出をしていない人もきっと多いでしょうから、本当の人数はもっとです。

ともかく今この時も、100万人以上、世界中で本当にたくさんの日本人が散らばって、そして生きているということです。

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つい想像してしまうのは、その「きっかけ」についてです。


どういうきっかけで、その人は海外に出て行ったのか、そしてどうして今も尚海外で暮らし続けているのか、そういうことです。
 


たとえば海外に住んでいる人が書いているブログを読むと、そのドラマの多さ、に驚かされます。

ただでさえ奇跡のドラマ、それが100万人分以上あるということなのでしょうから、改めて驚きです。


中でも、駐在員として海を渡った人以外の在留邦人のドラマは興味深いものがあります。

この人たちの特徴は「必然」ではなく「自発的」に海を渡ったということです。

つまりサポートの数が少ない分、ドラマの数は多くなるということです。
 
今となってはしっかり根をはりたくましく生活している人たち、そういう人たちのドラマ、それは驚くほど常識はずれで、驚くほどのパワーを感じます。

いざ外国で暮し始めると、これはこういうもの、これはこうしなくてはいけない、そういう日常生活の慣習、ビザを含む法律問題、たくさんの障害物が次々に待ったなしにやってきます。
それを「自発的」に海を渡った人は自分で片付けていかねばなりません。(当然です。請われて行ったわけではありません。好きで行ったのですから)

試行錯誤の連続です。形振り構っていられません。

いろいろなドラマを得て、今に至っています。

でも、これはこういうもの、を言葉どおりに受け止めて行動して、そして今現在も無事にその国で暮していけているという人はいないのでは?

断言してもいいですが、常識どおりの行動しか出来なかった人は、今日本で暮しているはずです。

常識とおりの行動では何故か、ゴールは帰国へ、と向かうのです。
 

たとえば、弁護士の言うことはまちまちです。
だからたった一人の弁護士の意見にしがみつく必要はありません。
逆に自分の進む方向に助力を与えてくれる弁護士を探すほうが肝心です。

弁護士の言うことに合わせるのではなく、弁護士があなたの目的に合わせるのです。
そういう弁護士を探すのです。


誰もあなたの人生にジャッジを与える権限はありません。
それが出来るのはあなた自身だけです。
その構築に役立つ専門家をドライに探すことです。

大学を出ていないからHビザ取得は難しい、投資額が足りないからEビザ取得は難しい。
社歴が足りないからLビザが取れません。
取れない理由は誰にでも簡単に語れます。


そういう条件でもアプライできる方法があるのかないのか。
あるいはあと何がどれくらいあればその資格があるのか。
そういうことを語れる専門家にしか用はありません。

そういう中で生きていき、そして今もしぶとく生き延びている人たちは、その初めの「ノー」をそのまま受け入れなかった人たちです。
決して諦めなかった人たちなのです。

素直でない人たちと言っているのではありません。
ただその国に住みたい、その気持ちが何より強かった人たちだったのです。


断言しても良いです、本当にその「気持ち」が奇跡を起こすのです。



不思議にそういう時には、誰かと出会っていて、その誰かに助けられていた、そういう経験をすることが多いようです。
そしてそういう人たちの誰しもがそれを体験しているようです。

もちろんそれは奇跡のようなことです。

でもしぶとく海外で生き延びている人たちは誰でもそういう奇跡を体験しています。
 
それはその「気持ち」が引き寄せたものだからです。 


本心からやさしい人は、同時に強い人です。強くなった人だけが、本心からやさしくなれるものだ思います。

その人は、常識に拒絶されそれでもそこに立ち向かおうとしている人にだけ、手を差し伸べることでしょう。

あなたがその人と出会えたこと、これはひとつの奇跡です。
でも間違いなくあなたの「気持ち」がそれを引き寄せたのです。


あなたはしぶとく生き延びるでしょう。
そしてやがてあなたも自然に自発的に次の誰かに手を差し伸べるのだと思います。 

それにしても、100万人以上です。
 

この海の向うにはいったい何があるのでしょう?

何を求めてわざわざ言葉も文化も風習も違う国に向かうのでしょう?


苦労すると分かっているのに、いったい何が引き付けて止まないのでしょう?
 

今日もまた一人、誰かが海を渡ります。
 



posted by 海外ロングステイ相談室 at 20:07 | ホノルル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○あの人のきっかけ