日本の人は「簡単に決めてしまい」、「あとで複雑なトラブルになる」そういうケースが多い、、、地元のエスクロー官や会計士からそう言われました。
確かにそういう傾向はあると思います。
どうしてそんなトラブルに成ってしまっているのですか?
実際に相談を寄せられたケースにはそういう「?」のつくケースが少なくありません。
そしてそういうケースの場合、「完全解決」、は既に困難となっている場合が多いのです。
特に「結果的にお金を騙し取られた」というようなケースでは、訴訟を起こしたところで、結局は無いものからはお金を取り返すことは出来ません。
出来ることは「最悪の事態から出来るだけ遠ざかるようにすること」、その程度しかもはや手の打ちようがないのです。
だから最も大切なのは「何より一番最初」です。
我々日本人の多くは、一度その人のことを信じてしまうと、その人の全ての面をも丸ごと信じてしまってはいないでしょうか?
特に海外のこと、自分には分からないことだらけの時、そんな時に現れた救世主、そういうような位置づけで「最初にたまたま出会ったに過ぎない」セールスマンや親切な現地の人を、そういう目で見てしまってはいないでしょうか?
僕は今ここホノルルにいて、同行者であるクライアントのトラブルの最悪の事態からの回避のために、複数の会計士やブローカーとコンタクトを取っているのは、彼らの解釈や方策が人により大きく違うからです。
一人の会計士が「これは出来ない」と言ったとしても、別の会計士は「出来るよ」といともあっさり言う場合もあります。
普通は「出来る出来ない」以上に、解決方法がまったく変わってくるので、回収できる金額や、手続き内容が大きく違ってくることが多いのです。
だからいくつかの腕の良い専門家とコンタクトを取ることは必要なことです。
あなたの出会ったその人は、間違いなく良い人だと思います。
でも良い人でも犯罪に手を染める場合もあります。
たとえば詐欺師とは常に良い人です。
良い人の中にある悪い面を、あなたが起こしてしまっている事だってあります。
あなたはまだその人のある一面しか知らないのです。
セカンドオピニオン、それを持ち出来るだけ複数の話を聞いて、その上で判断してください。
トラブルの解決に最も有効な方策は、「それを事前に防ぐこと」しかないと思います。
2009年02月03日
ホノルルへ(日本人のトラブル)
2009年02月07日
ホノルルへ(プナホウスクール)
オバマ大統領が在籍していたということで、広く知られるようになったプナホウスクール。
実はここは幼稚園から高校まで一貫教育の、ホノルルでもベスト3に入る進学校です。

そんな学校に今「巡回遊園地」が来ています。

学校の敷地に遊園地です。

この週末日曜日まで、今日は午後11:00頃までナイターでにぎわいます。
「巡回」の、とは日本の人にはなじみの無い言葉でしょうが、実はハワイの子供たちには、意外とこういう娯楽施設で遊ぶ機会がありません。
ハワイは自然や気候に恵まれていて、僕達にはうらやましいくらい遊びには事欠かない場所ではありますが、逆にこういう施設はほとんど無いのです。
だから巡回遊園地というシステムがあるのです。
それにオモチャ屋自体もとても少ないです。(これは今回同行者の子供と知り合いになれたお陰で分かったことです)

「ワー」「キャー」と子供達の歓声が響き、その無邪気な快心の笑顔、長いこと待ち焦がれたものにやっと会えた嬉しさ。
贔屓目で見るわけではないのですが、こういうときのアメリカ人の喜びの表現は見ているこちらをも嬉しくしてくれます。
心底楽しんでいるなあというその感情が、素直に出ている、何だかいいなあと、思わずこちらもニヤッとなってしまいます。
娯楽に慣れている日本の子供達、ゲームセンターで無表情でひたすら手元を動かす子供達。
最新のオモチャをいくつも買ってもらうことに慣れた子供達。
このたった小規模なバイキングに、このたった数メートルのフリーホールに、長いこと待ちに待って、ようやく今「ワー、キャー」目一杯楽しんでいるハワイの子供達。
どっちが幸せ、そういう二者択一で決め付けようとはもちろん思いませんが、輝いた目を、キラキラの笑顔を、どうしてモノの少ない子供達のほうが持っているのか、、、改めて少し考えて込んでしまいました。

そういえば、ノースショアのガーリックシュリンプ、ハワイまで来て、車でわざわざハレイワまで行って食べるから、、、、、、うまいのであって、、、、、、、、、、普通にファミリーマートでおでんの横に並んでいたら、、、、、どうですかね?
追申:
詐欺師とは普段はとても良い人です。
やさしくて気が付いて、あなたのことを喜ばせてくれます。
あなたにご馳走し、あなたにプレゼントします。
でも最後はあなたの全てを奪っていきます。
日本の皆さん、海外不動産にまつわるトラブル、特に金銭にまつわるトラブルは残念ながら絶えることはありません。
だから自衛が必要です。
この人はとても良い人だから、この人は自分のことを本当に分かってくれるから、、、、。
人を疑うことは出来ればしたくはありません。
それにもちろん本当に最後まで良い人はいます。
だからあなたはその人のことを、ではなく、その手続きの実態についてを、一番初めに、事務的に、具体的に知っておいてください。
そのセカンドオピニオンの一つの提示機関として、当相談室は存在しています。
実はここは幼稚園から高校まで一貫教育の、ホノルルでもベスト3に入る進学校です。
そんな学校に今「巡回遊園地」が来ています。
学校の敷地に遊園地です。
この週末日曜日まで、今日は午後11:00頃までナイターでにぎわいます。
「巡回」の、とは日本の人にはなじみの無い言葉でしょうが、実はハワイの子供たちには、意外とこういう娯楽施設で遊ぶ機会がありません。
ハワイは自然や気候に恵まれていて、僕達にはうらやましいくらい遊びには事欠かない場所ではありますが、逆にこういう施設はほとんど無いのです。
だから巡回遊園地というシステムがあるのです。
それにオモチャ屋自体もとても少ないです。(これは今回同行者の子供と知り合いになれたお陰で分かったことです)
「ワー」「キャー」と子供達の歓声が響き、その無邪気な快心の笑顔、長いこと待ち焦がれたものにやっと会えた嬉しさ。
贔屓目で見るわけではないのですが、こういうときのアメリカ人の喜びの表現は見ているこちらをも嬉しくしてくれます。
心底楽しんでいるなあというその感情が、素直に出ている、何だかいいなあと、思わずこちらもニヤッとなってしまいます。
娯楽に慣れている日本の子供達、ゲームセンターで無表情でひたすら手元を動かす子供達。
最新のオモチャをいくつも買ってもらうことに慣れた子供達。
このたった小規模なバイキングに、このたった数メートルのフリーホールに、長いこと待ちに待って、ようやく今「ワー、キャー」目一杯楽しんでいるハワイの子供達。
どっちが幸せ、そういう二者択一で決め付けようとはもちろん思いませんが、輝いた目を、キラキラの笑顔を、どうしてモノの少ない子供達のほうが持っているのか、、、改めて少し考えて込んでしまいました。
そういえば、ノースショアのガーリックシュリンプ、ハワイまで来て、車でわざわざハレイワまで行って食べるから、、、、、、うまいのであって、、、、、、、、、、普通にファミリーマートでおでんの横に並んでいたら、、、、、どうですかね?
追申:
詐欺師とは普段はとても良い人です。
やさしくて気が付いて、あなたのことを喜ばせてくれます。
あなたにご馳走し、あなたにプレゼントします。
でも最後はあなたの全てを奪っていきます。
日本の皆さん、海外不動産にまつわるトラブル、特に金銭にまつわるトラブルは残念ながら絶えることはありません。
だから自衛が必要です。
この人はとても良い人だから、この人は自分のことを本当に分かってくれるから、、、、。
人を疑うことは出来ればしたくはありません。
それにもちろん本当に最後まで良い人はいます。
だからあなたはその人のことを、ではなく、その手続きの実態についてを、一番初めに、事務的に、具体的に知っておいてください。
そのセカンドオピニオンの一つの提示機関として、当相談室は存在しています。
2009年02月10日
ホノルルへ(人種)
一般論として、例えばタイ人はやさしい、少なくとも「男らしい」という言葉は褒め言葉にあらず、どちらかというとモノセックスのやさしさ。
ヴェトナム人は真面目、我慢強くそして状況判断力が強い。

そんな一般論、もちろん誰もがそうということはないだろうが、日本人は「、、、」と言われることのほとんどが意外と的を得ていることを考えれば、それはそれである程度あっているのでしょうか。
我々日本人はモンゴリアンで、同じアジア人とはいえ南アジアの国の人とDNAは異なっている。
考え方の源となる元宗教も、大きく違う。
そもそも考え方、ものさしが違うのだ。
我々が「普通はこうだろう、、、」と考えることは、彼らの普通ではなかったりする。
そしてそのことで時々傷付き傷付ける。
そもそも付き合うことが間違っているのか、、、しかしもちろんそんなことはない。

相手を信頼し過ぎないこと。
相手の言葉以外の態度で勝手に解釈しないこと。
例えば分厚い財布を気軽にポーンと机の上に置いたまま談笑していた場合、その財布が相手を変えてしまうこともあるのだということをしっかり認識しておくこと。
そしてその場合、簡単にそういうものを置いてしまったあなたにその責があるのだということを、しっかり認識しておくこと。
ホノルルのチャイナタウン。
ここにはワイキキの華やかさはまったくない。
ハワイだから特別なチャイナタウンはない。
世界のどこにもあるチャイナタウンがここにもあるだけだ。
マイナーな特徴としてフィリピン社会もそこに同居していることくらい。
他にヴェトナム社会もあるけれどそれは本土のそれでは割りと多い。
ハワイ、ホノルル。
その地は我々日本人にとって華やかな場所、リゾート地としての場所となっている。
でもそうでない人種もたくさんいることも知っておきたい。
リゾート地にも貧しき人たちがたくさんいることを知っておきたい。
我々の先祖もそうやってこの地に渡ってきた人種だということを、たまには思い出したい。

信じ過ぎないこと。
全てをさらけ出さないこと。
それは自分をではなく、相手を守ることになるのです。
※昔ヤオハンで今後の士気を高めようと従業員の給料を一斉にUPした時、逆にブーイングの嵐だったそうです。
同じ仕事内容で昇給ということは、つまりは「今までの給料は少なかったということ」と考えられたそうです。
ヴェトナム人は真面目、我慢強くそして状況判断力が強い。
そんな一般論、もちろん誰もがそうということはないだろうが、日本人は「、、、」と言われることのほとんどが意外と的を得ていることを考えれば、それはそれである程度あっているのでしょうか。
我々日本人はモンゴリアンで、同じアジア人とはいえ南アジアの国の人とDNAは異なっている。
考え方の源となる元宗教も、大きく違う。
そもそも考え方、ものさしが違うのだ。
我々が「普通はこうだろう、、、」と考えることは、彼らの普通ではなかったりする。
そしてそのことで時々傷付き傷付ける。
そもそも付き合うことが間違っているのか、、、しかしもちろんそんなことはない。
相手を信頼し過ぎないこと。
相手の言葉以外の態度で勝手に解釈しないこと。
例えば分厚い財布を気軽にポーンと机の上に置いたまま談笑していた場合、その財布が相手を変えてしまうこともあるのだということをしっかり認識しておくこと。
そしてその場合、簡単にそういうものを置いてしまったあなたにその責があるのだということを、しっかり認識しておくこと。
ホノルルのチャイナタウン。
ここにはワイキキの華やかさはまったくない。
ハワイだから特別なチャイナタウンはない。
世界のどこにもあるチャイナタウンがここにもあるだけだ。
マイナーな特徴としてフィリピン社会もそこに同居していることくらい。
他にヴェトナム社会もあるけれどそれは本土のそれでは割りと多い。
ハワイ、ホノルル。
その地は我々日本人にとって華やかな場所、リゾート地としての場所となっている。
でもそうでない人種もたくさんいることも知っておきたい。
リゾート地にも貧しき人たちがたくさんいることを知っておきたい。
我々の先祖もそうやってこの地に渡ってきた人種だということを、たまには思い出したい。
信じ過ぎないこと。
全てをさらけ出さないこと。
それは自分をではなく、相手を守ることになるのです。
※昔ヤオハンで今後の士気を高めようと従業員の給料を一斉にUPした時、逆にブーイングの嵐だったそうです。
同じ仕事内容で昇給ということは、つまりは「今までの給料は少なかったということ」と考えられたそうです。
タグ:チャイナタウン
2009年02月13日
ホノルルへ(アサヒグリル)
昔々、ごくごく当たり前のごくごくノスタルジックなボウリング場の中にあったオックステールスープが名物だった一軒の食堂。
「カピオラニコーヒーショップ」
実際にボウリングをしないけれど、その店のオックステールスープを食べるためだけに、わざわざそのボウリング場に足を運ぶロコたちも大勢いた。
でも数年前にそのボウリング場がなくなるのと同時にその店はディリングハムのコスコの近くに移転した。
そして後日その店はなくなった。
アサヒグリルというレストランがある。
豆腐屋さんの隣のレストランだ。

よーく見ると、何故かそこには「カピオラニコーヒーショップ」の文字が、、、。
実はこのアサヒグリルというレストランに入ると、何故かカピオラニコーヒーショップのメニューも出てくる。
そしてそこにはあの「オックステールスープ」の文字がある。

ふるさとの味、お袋の味、きっとこのオックステールスープはロコにとってそういいう種類の食べ物だ。
時々無性に食べたくなるそういう食べ物だ。

たっぷりの香草とやわらかくほろほろのオックステール。それにごはん。
まずたっぷりと肉の味が染み出ただし汁を飲む。
じっくりと煮込まれたテール肉は、はしで掴むと簡単に骨から肉がほろりととれる。
それを別皿にたっぷりのおろし生姜を入れ、そこにほんの少し醤油をたらしたものにつけて食べる。
スープ、ゴハン、肉。
肉、スープ、ゴハン、、、。
はしが止まらない、、、。
体に優しい素朴な料理。
きっとふるさとの味とは、そういうものだ。
今ハワイでも香港風邪がはやっているが、そういうときにこういう生姜とハーブのたっぷり入った素朴な料理はありがたい。

大雨のホノルルを尻目にカイルアに行った。
かけは当たり、向こうは快晴だった。
オックステールスープ、最初のコーラ瓶、カイルアのビーチ、、、、。
「定番」とは美しく、素朴で、そしていつまでも心引かれる存在だ。
ハワイの太陽と海、そして人々。
そこには何もない、でも不思議に何も求めていない自分もいる。
ここに来て、ここにいるだけで癒される。
そういう不思議な場所。
考えてみても、2度も3度も、何度でも来たくなる場所は、ふるさとの他に、きっとそうそうないだろう。

追申:今日初めてDレントさんのオフィスにお邪魔した。昨年の夏ごろ偶然ネットで見つけ、それから気になってずっとブログを読ませていただいていた。
何でも今月の28日で今のコンベンションセンター斜め向かいのビルから出て、ワイキキ方面に越すとのこと。
このビジネス(あっ日本に忘れてきた。それを貸してくれるビジネス)は、とてもすばらしいと思っていました。でも場所が遠い、、。日本人観光客が気軽に寄れる場所とはいいにくい。足が必要となる。
でもこれからはワイキキ、来月日本から来られる皆様、もう忘れ物心配しなくてもいいですね。
「カピオラニコーヒーショップ」
実際にボウリングをしないけれど、その店のオックステールスープを食べるためだけに、わざわざそのボウリング場に足を運ぶロコたちも大勢いた。
でも数年前にそのボウリング場がなくなるのと同時にその店はディリングハムのコスコの近くに移転した。
そして後日その店はなくなった。
アサヒグリルというレストランがある。
豆腐屋さんの隣のレストランだ。
よーく見ると、何故かそこには「カピオラニコーヒーショップ」の文字が、、、。
実はこのアサヒグリルというレストランに入ると、何故かカピオラニコーヒーショップのメニューも出てくる。
そしてそこにはあの「オックステールスープ」の文字がある。
ふるさとの味、お袋の味、きっとこのオックステールスープはロコにとってそういいう種類の食べ物だ。
時々無性に食べたくなるそういう食べ物だ。
たっぷりの香草とやわらかくほろほろのオックステール。それにごはん。
まずたっぷりと肉の味が染み出ただし汁を飲む。
じっくりと煮込まれたテール肉は、はしで掴むと簡単に骨から肉がほろりととれる。
それを別皿にたっぷりのおろし生姜を入れ、そこにほんの少し醤油をたらしたものにつけて食べる。
スープ、ゴハン、肉。
肉、スープ、ゴハン、、、。
はしが止まらない、、、。
体に優しい素朴な料理。
きっとふるさとの味とは、そういうものだ。
今ハワイでも香港風邪がはやっているが、そういうときにこういう生姜とハーブのたっぷり入った素朴な料理はありがたい。
大雨のホノルルを尻目にカイルアに行った。
かけは当たり、向こうは快晴だった。
オックステールスープ、最初のコーラ瓶、カイルアのビーチ、、、、。
「定番」とは美しく、素朴で、そしていつまでも心引かれる存在だ。
ハワイの太陽と海、そして人々。
そこには何もない、でも不思議に何も求めていない自分もいる。
ここに来て、ここにいるだけで癒される。
そういう不思議な場所。
考えてみても、2度も3度も、何度でも来たくなる場所は、ふるさとの他に、きっとそうそうないだろう。
追申:今日初めてDレントさんのオフィスにお邪魔した。昨年の夏ごろ偶然ネットで見つけ、それから気になってずっとブログを読ませていただいていた。
何でも今月の28日で今のコンベンションセンター斜め向かいのビルから出て、ワイキキ方面に越すとのこと。
このビジネス(あっ日本に忘れてきた。それを貸してくれるビジネス)は、とてもすばらしいと思っていました。でも場所が遠い、、。日本人観光客が気軽に寄れる場所とはいいにくい。足が必要となる。
でもこれからはワイキキ、来月日本から来られる皆様、もう忘れ物心配しなくてもいいですね。
タグ:オックステールスープ
2009年02月28日
ホノルルへ(楽園の西側)
ホノルル市カハラ。
美しい海があり、やしの木があり、瀟洒な住宅がゆったりと並ぶ地域。
おそらくこの地は、我々日本人がイメージするハワイのリゾート風景に最も近い地域かもしれません。

でもここハワイ、この「楽園」にも別の顔もあります。
ハワイ、そこは、、、
観光以外に特別な産業がない太平洋に浮ぶ孤島。
レントもガソリンも高い、物価高の孤島。
仕事がなく、給与も決して高くない孤島。
旅行者である我々と、生活者である彼らとの間にある、この違い。
美しい海と気候だけを求めてやってくる我々だけれども、そこに暮らす者達にとっての現実はやはり、今日の糧についてだ。
そしてこの孤島では、その糧を得ることは簡単ではない。
H−1を目一杯西へと走る。
近代的な人口リゾート地であるコオリナを超えて、更に西へと車を走らせてみる。
やがてそこには一般的にリーワードと呼ばれる地域の景色が広がる。
そこはこの楽園の西の果てだ。
ワキキキ、ハワイカイ、カハラ、カイルア、、、そういう東地域を楽園の表の顔とするならば、この西の果てには、楽園の裏の顔がある。
車を走らせている間中、海岸に切れ目なくずっとテントが並んでいる。
その地で暮らしている人たちのテントだ。

どんなことにも、物事には裏と表がある。
楽園にも表と裏があり、ハワイにも東と西がある。
古今東西リゾート開発地とは何も無かった地域であるか、もしくは極端に地価の安かった地域であることが多い。
ホノルルでも、かつてのアラモアナから少し西へといった地域。
あるいは、パールリッジを超えてエバ、そしてコオリナ、そういう地域。
今となっては美しい豪華な街並みを誇るそういう地域にも、かつてそういう地域にしか暮らせなかった住民が多数存在していたのだ。
そしてそういう住民は、今またどんどん端へ端へと移動を余儀なくされている。
ここは西の果て、リーワードの海岸。

それ以上の果てはもうない。
その果ては、もう海へと繋がっている。
ハワイ。
そこは太平洋に浮ぶ孤島。
その先にもう移動できる場所はない。

共存。
「楽園」は一部のお金持ちだけのものだけでは決してないでしょう。
プロパティーを購入したからといって、楽園に住む資格をもらえたと勘違いしてはいけないのでしょう。
あなたがこの楽園を訪れて、この大地からあの空から、そしてたくさんの人たちから、癒しとやさしさを受け取ったように、今度はあなたからのやさしさを待っていて、それを喜びと感じてくれる人たちはたくさんいるのです。
共存とは馴れ合いということではなく、時として干渉しあわないことでもあるかもしれません。
でも、そこにやさしさが存在しているか、、、、それはやはり通じ合うものだと思います。
ハワイ。
大海に浮ぶ孤島。
ここは、本当に不思議な力のある、不思議な島ですね。
美しい海があり、やしの木があり、瀟洒な住宅がゆったりと並ぶ地域。
おそらくこの地は、我々日本人がイメージするハワイのリゾート風景に最も近い地域かもしれません。
でもここハワイ、この「楽園」にも別の顔もあります。
ハワイ、そこは、、、
観光以外に特別な産業がない太平洋に浮ぶ孤島。
レントもガソリンも高い、物価高の孤島。
仕事がなく、給与も決して高くない孤島。
旅行者である我々と、生活者である彼らとの間にある、この違い。
美しい海と気候だけを求めてやってくる我々だけれども、そこに暮らす者達にとっての現実はやはり、今日の糧についてだ。
そしてこの孤島では、その糧を得ることは簡単ではない。
H−1を目一杯西へと走る。
近代的な人口リゾート地であるコオリナを超えて、更に西へと車を走らせてみる。
やがてそこには一般的にリーワードと呼ばれる地域の景色が広がる。
そこはこの楽園の西の果てだ。
ワキキキ、ハワイカイ、カハラ、カイルア、、、そういう東地域を楽園の表の顔とするならば、この西の果てには、楽園の裏の顔がある。
車を走らせている間中、海岸に切れ目なくずっとテントが並んでいる。
その地で暮らしている人たちのテントだ。
どんなことにも、物事には裏と表がある。
楽園にも表と裏があり、ハワイにも東と西がある。
古今東西リゾート開発地とは何も無かった地域であるか、もしくは極端に地価の安かった地域であることが多い。
ホノルルでも、かつてのアラモアナから少し西へといった地域。
あるいは、パールリッジを超えてエバ、そしてコオリナ、そういう地域。
今となっては美しい豪華な街並みを誇るそういう地域にも、かつてそういう地域にしか暮らせなかった住民が多数存在していたのだ。
そしてそういう住民は、今またどんどん端へ端へと移動を余儀なくされている。
ここは西の果て、リーワードの海岸。
それ以上の果てはもうない。
その果ては、もう海へと繋がっている。
ハワイ。
そこは太平洋に浮ぶ孤島。
その先にもう移動できる場所はない。
共存。
「楽園」は一部のお金持ちだけのものだけでは決してないでしょう。
プロパティーを購入したからといって、楽園に住む資格をもらえたと勘違いしてはいけないのでしょう。
あなたがこの楽園を訪れて、この大地からあの空から、そしてたくさんの人たちから、癒しとやさしさを受け取ったように、今度はあなたからのやさしさを待っていて、それを喜びと感じてくれる人たちはたくさんいるのです。
共存とは馴れ合いということではなく、時として干渉しあわないことでもあるかもしれません。
でも、そこにやさしさが存在しているか、、、、それはやはり通じ合うものだと思います。
ハワイ。
大海に浮ぶ孤島。
ここは、本当に不思議な力のある、不思議な島ですね。