思いのほかお問い合わせが多く、せっかくですのでこの9月までは、現地を訪れる方の、その全ての希望者の方たちに中をご案内することになりました。
そして、全ての内覧者のご案内が終わり、希望者には直接オーナーとお話ししてもらいながら、お互いに気に入られた方のもとへ、この秋にはお部屋の権利は移動するのでしょう。
来年にはなんと数億をかけてかつてないほどの大改築をおこなうことが決まっているヨットハーバー。
変わらないものと変わるもの。
普遍的な景色とロケーション、そしてこの大改築によりお色直しされる最新設備、
その融合で新たに決まるオーナーはどんな生活をこれからしていくのか、、、、確かに楽しみですね。
ところで多くの皆さんがこういう「ブログ」というのを読んでいらっしゃるのですね。
お問い合わせが思いがけなく多かったので少し驚いております。
いつもの決まった読者の方以外からお問い合わせをいただく貴重な体験をさせていただきました。
何しろ不動産業者の広告でもない、今回のような自分の知り合いの物件をただご紹介しただけだったのに、あまりに反響が大きかったので正直戸惑ってしまいました。
それでは、、ということではありませんが、ついでにもう一つご紹介しておきます。
しかしあくまでもこれも興味のある方だけ読んでくだされば結構です。


さて今回はホノルルとは別の場所の物件です。
ホノルル空港から飛行機で30分ほど、ハワイ島のプナ地区の物件を紹介します。
そうです、当相談室ホームページでもおなじみの地区です。
実は相談室ではこの地区の物件をいくつか、日本在中のオーナーさんから預かり現地の専門のリアルターを介し、MLSを通じて売りに出しています。
しかしながらこのご時世、カハラやワイキキのような一部地域以外は、興味を持つバイヤー自体がますます離れていく傾向にあり、ですからMLSには数十日経過、週百日経過と記載されたたくさんの物件が長期間並んでいるのが現実です。
このプナ地区ではおおまかに、売り出し金額は下は1万ドルくらいからありますし、上は10万ドルを越すものもあります。
その金額の差については、オーナー自身で売り出し価格を決めているせいということもありますが、しかしこの地域はもともと諸事情により相場以上の金額で購入した(させられた)経緯があるため、出来るだけ売却損を少なくしたい、その切なる願いが反映された金額となっているのでしょう。
そのお気持ちは痛いほどわかります。
しかし、海の際に面した希少な物件ならともかく、2万ドルでもなかなか売れないこの現実に、4万ドルでの売出し価格では、、、、、数少ない購入希望者の興味すら抱かせることもないまま、、そしていつまでも素通りされたまま、、、やがて数百日が、、、、ただ日にちだけが過ぎていき、、、、いつしか「売れない物件」と烙印を押されたままMLSに居座り続けていくことになってしまいます。
そして更に悪いことに、そうなってしまうと現地のリアルターにしても、もう何もしません。
悪い言葉ですが、ただこのまま契約期日まで放っておきます。
宣伝したり、看板建てたり、手間隙かけることはもうしません。
リアルターにしてみれば全ての手間は、もともと持ち出しの手弁当です。
売れそうにもない物件に手間隙をかけている余裕はないのです。
「売れるかもしれない」その価格や環境が相場に近い物件だからこそ手間隙を惜しまないのです。
売れると信じるからこそ、たくさんの人に紹介しようと思うのです。
リアルターは物件が売れて初めて収入を得られる、そういうタフな仕事ですから、これはやはり仕方のない側面なんだと思います。
(やはり誰でも、プロならば特に、売れるものを優先する、これはある意味当然のことなんだと思います)
特に今のようなご時世です。
プロであるリアルターですら、この景気の後退のスピードの速さについていけない部分も多々あります。
ですから余計にオーナーとリアルターは常にコミュニケーションを取り、常にズレないようにしていく必要があります。
ますます少ない需要です、チャンスを有効に掴みそしてそれを離さないように、、です。
一番罪なのは「市場で忘れられた掲示物件」です。
さて、このプナ地区ですが、もともとはとても牧歌的な緑溢れる場所です。
旧サトウキビ畑の、そうです、歴史的には我々の祖先が額に汗し開拓した地域です。
またこの地は日本人所有者の多い地域でもあります。
しかし残念なことに現地相場で購入された方が非常に少ない地域です。
ほぼ大部分が圧倒的に高値にて購入している(させられている)地域です。
ハワイ島プナ地区、ヒロ市から車で南に30分くらい、、でしょうか。
様々な名前の分譲地がありますが、そのほとんどで400坪、1000坪、そういう区画が1万ドルから3万ドル(100万円から300万円程度)程度で買うことができます。
買った土地に家を建てようとお考えの時には、このご時世、建築費などは今なら2000万円も出せば、すばらしく豪華な高級別荘だって建てられます。
オアフ島の北側をドライブされた方も多いでしょう。
ハレイワとかのワイメアとかそういう雰囲気。
ハワイ島東側を訪れたことのない方はそういうイメージを抱いていていいかと思います。このプナ地区も、そういう本当のハワイ、まさにそんなイメージの場所です。
何しろどういうわけか、日本で××業者から買うとまったく同じ区画がその数倍、たとえば2万ドルの土地が10万ドルになって売られています。
建築にいたっては、一目見て明らかに最低限のクラスの資材を使ってはっきり貧相に建てられているのに、それでもその価格だけは豪華な建築物の数倍もしたりします。
同じ3000万円の支払いなのに、片方は貧相なウサギ小屋になり、片方は超高級な豪華な別荘です。
信じられないことですが、本当にそれくらいに違うのです。
ホノルルなんかと違いそこには日本の業者も少ないでしょうから、情報も足りなくそして言葉の面とか現地業者から直接購入しにくかった部分は多々あったでしょうが、それにしてもこの価格差は、、、、、そしてもしこれを手数料というのなら、それはあまりに常識を逸脱しています。言葉が出ません。
ちなみに下記写真はプナ地区のとある開発住宅地域区分の分譲地の土地です。
今MLSに掲示されています。
区画は道の一番奥に位置しているので、静かで環境は悪くないと思います。
売り出し価格は2万ドル(200万円)を割って掲示してあります。
(でもたとえばこの区画なんかを件の日本人の××業者から買うと、悪徳×者で1000万円、小悪党×者でも500万円は取るでしょう。やれやれです。)



売り出し区画 売り出し区画 分譲地内景色



分譲地内景色 分譲地内景色 分譲地内景色
日本在住の方で、もしご興味のある方がいましたらご一報下さい。
肩肘張らずに、何はともかく、
あちら式に物件詳細を取り寄せるところから始めてみましょう。
連絡先:海外ロングステイ相談室