2012年03月15日

ジャックス・ラバ・ハウス

ご周知のように、今月初め「溶岩迫るハワイ島の住宅地、最後の住民が自宅捨て避難、、、。」というニュースが報じられました。 

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この最後の住民、そして自宅というのは、ハワイ島に暮らす人たちにはとても有名な、あの「ジャックス・ラバ・ハウス(ジャックさんの溶岩ハウス)」のことです。 



観光客で毎日にぎわうキラウエア国立公園は、しかし一方今尚活動中で、目の前を溶岩が流れる光景がそこにあり、観光とはいえ常に細心の注意をして見学に行かないと、硫黄にやられ、靴はやられ、などということももちろんあります。

そんなボルケーノの最初の噴火、1983年からのそれでカラパナの一部は溶岩に飲み込まれましたが、しかしその時奇跡的に流れる溶岩の川から被害を免れたジャックさんの家がありました。

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辺りはすっかり漆黒の溶岩地面と変わった回りの中に奇跡的に、それはまるで中州のように一面の漆黒の中に緑がある一帯がそこにだけ、それはちょうど川中島のような光景でした。

当然そこ「ロイヤルガーデンス」の旧住民たちは避難し、あるいはその地を立ち去り、しかしその中でジャックさんだけは、その後もゆるゆると流れ続ける溶岩を目の前に、何とその川中島で、奇跡的に残った自宅をベッド&ブレックファースト(ホテル)としてオープン!

それがこの「ジャックス・ラバ・ハウス(ジャックさんの溶岩ハウス)」の始まりでした。

もちろんそこは中州ですから、移動の手段はヘリ!が使われます。

ゲストたちはジャックス・ラバ・ハウスへヘリコプターでやって来て、そしてラナイで景色を眺めながらランチを食べ、でもやはりラバハウスには宿泊まではすることなく夕方再びヘリに乗り、コナの快適なホテルへ帰っていく。

そういう意味である種名物であったし、それが有名な「あのジャックス・ラバ・ハウス」でした。

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ただこういう話って、、日本にいると想像もしにくいですよね。


溶岩が目の前にあれば、当然強制的に立ち退きだろうし、そもそもゆっくり流れる溶岩って、、?

しかしもそこへまた見に行く、訪れるワイルドでタフで、好奇心旺盛な観光客たち、、、。

あらゆる意味で、ものさし、がまず違うのですね。


火山、溶岩、避難、、、、から連想されるものが、必ずしも世界中同じものを指すわけではなく、、、、、まあだから世界を見ること、知ることはとてもおもしろいわけで、、そこには必ず我々の想像を見事に裏切ってくれるものばかりが、満ち溢れていますからね。
 

ジャックス・ラバ・ハウスはこうしてなくなったけど、でもやはり今まであったことがまず奇跡だし、それはあのハワイ島のゆっくり流れ歩く溶岩という特性がこのことを可能にしていた不思議ですね。

ハワイ島はやはり、生きている。

それが行ってみると本当にわかる、感じる、、、、そこは実に稀有な島です。
 
https://twitter.com/#!/hawaii96720/status/177566278763020288/photo/1    



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さてそんな稀有なビッグアイランド、、、。


しかし
またまた住宅をめぐって、日本のハワイ不動産会社とその顧客とのトラブル話が絶えません。 


強引に勧誘し、契約と同時に日本円で直接日本のハワイ不動産会社がお金を受け取り、そしてその後直ぐに追加料金の報告があったので、今度はキャンセルをしようというと、もう出来ない、との返事、、。


そもそも、ハワイの不動産取引なのですから、日本円の支払いというのはおかしなことで、またハワイの不動産取引には通常エスクロー機関を使用する場合がほぼ慣習なので、よって費用はドルで(日本の銀行や郵便局からドル建てで)直接エスクローへ送るのが当たり前です(だってそれこそが第三者機関としての一番のエスクローの役割なのですから)。

お金のやり取りは、たとえどんな信頼の置ける人であっても、いやだからこそ、後々のトラブルへと常に発展することがあるので、やはりレシート、ステートメント、しかもそれもエスクローからのステートメントとか銀行からのレシートとか、やはりそういう裏づけのあるものでないと後々困ります。

第一そういうのでないと、後の米国確定申告の時に正式な証明書類として扱ってくれない場合もあるのですから。
  

キャンセル事項にしても、エスクロー機関を通じて何を行い、何を行わないか、というのも、、、須らく契約書に記載されています。

契約書の記載内容に関して、エージェントは相手側とタフな交渉を繰り返すものです。


つまり売買金額に関しては結局は売り手と買い手の思いがあるので、残念ながら交渉の余地というものはそれほどないもので、理屈を重ねても最初から結論は出ていることは多いのが現実、、、ということが多いものですが、しかし他の条項はそうはいきません。

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キャンセルの可能日数、前と後?前だけ?検査の有無、検査の費用負担、検査の結果の修理のこと、しろあり検査、測量、、、ディスクロージャーの提出、図面の提出、、、エトセトラ、エトセトラ。

決まりは何一つありません。

双方のやり取りによって決められ、それが契約書となります。



そしてその契約書の記載のとおりにエスクローは動くということです。


よってエスクローがあるから万全などということはなく、つまりはエスクローに対しての指示内容の如何が、顧客のその後の損得を左右するということです。

よって
一般的にキャンセルは何日などということもありません。
あくまでその部分も売主と買主の合意によって作成された契約書に記載されたキャンセルの項目に書かれていることがつまりは全てです。
 


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だから何でもカンでもお任せで、日本のハワイ不動産会社に日本円でお金を支払う、契約の詳しい内容も知らされないままエスクローを通じての手続きだから安心と思わされている、しかもその会社にエウクロー手続きの委任状まで渡してしまっている、、。

とか、、

あるいはエスクローを通じていても、でもただ権利のみの、つまり登記移管だけの手続きをしているだけだとしたら、、、つまり、建物検査、測量、シロアリ駆除、などのことは一切せず登記が完了してしまったら、、、、、その後のこれから出てくるかもしれない家の故障や問題(シロアリのこと、浄化槽のこと、その他もろもろ)には当然全て新オーナーの持ち出しで、実費で対応していく他はなくなります。  


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相手はプロだから、自分は知識がないから、、、、。

でもだからこそ、そしてするべきは、、、、ともかく疑問があればどんどん業者へ質問することです。

そしてもし相手が答えに詰まったら、もしくは何かごまかしているような気配を感じたら、そこで勇気を持って強く出ることも大切です。


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ともかく「契約書の記載」「お金の支払先」には最低限細心の注意を払ってください。
 


美味しいもの、甘いものにはどうしても必ず悪い虫がたくさん寄ってきます。


ハワイ島が、やはりそこが天国だから、魅力的だからこそ、、、やはりその側面、確かにこういう一部の悪い業者の芽の後はたちません。

でも悪いのはその業者であり、もちろんハワイ島には何の罪もありません。

そこは相変わらず稀有な島です。

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1)   契約の内容について繰り返し何度もしつこく質問する。

2)   お金の支払先はエスクロー機関に直接支払う。

これだけでも悪い業者には十分自衛できます。 



マラーマ ポノ
笹本正明
@海外ロングステイ相談室
http://hawaii-consultant.com/

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タグ:溶岩 避難
posted by 海外ロングステイ相談室 at 09:20 | ホノルル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイ相談室の事件簿