2014年07月03日

お詫びとお礼

本当は今頃ハワイ島へ滞在中のはずでしたが、実は6月初めに父が危篤となり、急きょハワイ島出張の予定を中止し、実家へ行っておりました。


この1ヶ月間で、看病、看取り、葬式、その後の各種手続きを終えて、今週末東京へ戻る予定です。


ハワイ出張を中止したことによって多大な御迷惑をおかけしました皆さんに対して、この場をお借りて改めてお詫びいたします。


またこの1ヶ月の間、辛抱強く待っていて下さった、あるいは逆に励ましを寄せてくださいました皆さんへ、改めて御礼申し上げます。



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もともと体が丈夫な父でしたので、危篤となってからも(今となっては少し笑い話のようでもあるのですが)何度となく持ち直し、「あれっ、もしかすると復活する?」と何度かそういう時があり、結果危篤の知らせを受け急きょ実家へ向かってから、それからまだ2週間以上も生き(その間病室で、テレビでワールドカップの日本戦の初戦も一緒に観たりもして)、ゆっくりと静かに眠るように逝きました。




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転勤族だった父ということもあり、今のこの実家のある地に暮らしたことのない自分でしたので、今回のことで初めてこの地にこんなに長く滞在したことになりました。


毎朝母と一緒に病院へ行き、そしてネットで調べた病院の近所のおいしいそうなパン屋さんへお弁当屋さんやセブンイレブンをランチのローテーションにして、意外と平穏に楽しく過ごせた2週間強だったと思います。

そこが看取り部門のある病院(施設?)だったせいもあり、医者や看護師そして職員の皆さんも、とても温和で普通で、(言葉は奇妙ですが)居心地の良い空間と時間でした。



父の死に目には僕は結局会えませんでした。

今日明日かなという風な数日となっていたので、泊まり込みをしようと、母用と僕用の二人分の夕食の弁当の買い出しのため、車で10分ほどの弁当屋へ行き注文をしているときに母から携帯に電話があり、その知らせを受けました。


僕が父と母とを残して病院を留守にしたのはせいぜい僅か15分くらいでした。

15分前までは、まだその日の昼と同じようにゆっくり肩で呼吸をしていたので(前日にのど仏の上下は止まっていたので、母も僕ももう直とは思ってはいました)、まだもう少しは大丈夫かな、という風でしたが、あとで聞くと、少しずつ手足の先は冷たくなり始めていて、ゆっくりゆっくり肩の息が遅くなり、やがて静かに止まったそうです。

苦しむことなく、ピークもないまま、最愛の母に看取られて逝きました。




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僕はこの実家のある地に暮らしたことはなく、更には転勤族だった父の転勤に子供のころから早々に付いていかないことを宣言していたので、結果高校に入学してすぐ親元から離れて別の地で生活をするようになっていました。

子供の時分にしても、当時は高度経済成長の企業戦士の時代の真っ最中でしたので、御多分にもれず、父も僕ら子供が起きる前に出社し、帰宅は僕らが寝てからという毎日でしたので、正直特別な交流も思い出もないまま、ましてや僕に関しては16歳から親元を離れているので、今となってはおそらくこの1ヶ月が一番長く密に父と過ごした時間だったのかもとも思います。



そういう親子でしたから、いざ葬儀となっても、弔問客のほぼすべての人が僕にとっては、「はじめまして」、であり、そして改めて初めてそういう人たちから父の生前の話を今回聞くことになったのですが、、、、、でも意外と、そういう話の一つ一つが、「やはりね」、と、「わかるかわかる」、というような奇妙な感覚があり、時間をほぼまったくに共有こそしてこなかった父と息子ではあったのですが、父のことが何となくすんなり理解できている?感覚が共有できている?そういう不思議な感覚をこの間ずっと味わっていました。



そういえば自分が40歳になった時にも一度、父も40歳の時にこういう風にものを感じていたのかな、とふと思ってみたことがありました。


そういう意味では今父は死んだけど、自分が50歳になった時、60歳になった時、その年年の父の感じ方とその時々でまた出会っていくのかも、そういう楽しみもあるのかな、とも思うのです。




父が生前お世話になった、しかし僕にとっては初対面の人たちの多くから、よく似ている、しぐさがまるで同じ、等々とさんざん言われて、やっぱり親子なんだな、と改めて実感してもいます。


(単純に僕が肥え)今体型が父と似たようにもなったので、父のジャケットやコートやカバンなどもそのまま使えるので、そのジャケットに袖を通すと改めて(そして初めて)父と会話できているようにも感じます。東京に戻ったら、改めてそのジャケットを着て、父が好きだった焼鳥屋に行ってみようと思っています。



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急きょ実家へ向かった6月7日から今日まで「海外ロングステイ相談室」にお問い合わせいただいた皆さんには、この1ケ月間本当に失礼をいたしました。


またハワイ島出張を中止したことで、御迷惑をおかけした皆さん、そしてその穴を埋めるために助けてくれたハワイの仲間たちに、改めてお詫びとお礼を言わせて下さい。


 
E Kala mai & Mahalo Nui Loa !

あるいは不謹慎かもしれませんが、僕にとりこの1ヶ月は楽しい日々でした。

父とたぶん初めてこんなに長く一緒にいられ、そしてきっちりと見送りをすることができて、それはやはり幸せな経験でした。




今日からまた通常通り「海外ロングステイ相談室」再開です。


小さな小さな相談室ですが、精一杯、誠実に、心をこめて、お問い合わせいただいたひとつひとつに対応させていただきます。


ハワイロングステイに関する、喜びごと、あるいは お困りごと、どうかあなたと一緒に考えさせていただければとても嬉しく思います。


どうかいつでもお気軽にご連絡ください。


追記:今日はいつもと違い、かなり個人的なブログ内容となり、大変失礼いたしました。


アロハ

笹本正明
@海外ロングステイ相談室
http://hawaii-consultant.com/  


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posted by 海外ロングステイ相談室 at 12:06 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイ相談室から