2014年09月13日

ハワイ島の溶岩流(The June 27th lava flow)

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<新着情報>

ハワイ現地日時の今日9月16日、溶岩流は活動を弱めることなく、カオヘの町の北西部に位置する広い原野地域を北東へ進んでいます。

溶岩流周辺図.jpg ←クリックすると拡大できます。 

尚昨日の月曜日からは 一日で約247メートル進んだとのことです。なのでもしこのままの進路と速度のままで溶岩流が進んだとすれば、15日後にはアパア通りへ、20日後にはパ ホア・ヴィレッジ通りへ到達すると予想されています。

ちなみに今現在の溶岩流の先端からパホアの町までの直線距離は約4.3キロメートルです。

The Jun 27th flow.jpg ←クリックすると拡大できます。




<ブログ記事>

つい先月、熱帯低気圧イセールにより多大な被害を受けたばかりのプナ地区の、特にパホアの町に、またこの、今度は溶岩の脅威です。


百年に一度の大災害がいっぺんに来たようです。


冒頭のUSGS(米国地質調査所)の図のように、6月末ころから始まった溶岩の流れは、ゆっくりゆっくりと東へ進んでいます。


カオヘという町には今月初めにいち早く避難警告が出されました。


その後ゆっくりゆっくり地下を進む溶岩の進路は、当初東方面へだったのが、やがて図のように進路を北へ変え、アイナロア方面へ向かいだしました。

そして今現在その進路は北東のパホアの町、そしてハワイアンショアーズ地域へ向かっています。



ただハワイ島の溶岩は何しろスピードが遅く、日本のそれとは違うので、今日明日どうのこうのということではなく、そしてまた進路を変え、あるいは勢いが止まり、ということも十分あるので、住民にしても周りにしてもなかなか決断も行動もとりにくいのも確かです。


9月第4週辺りが一つの肝かもしれません。

もしこのままの進み具合で溶岩が進んでくると、130号線のパホアの三差路のショッピングエリアは閉まり、パホアの町のダウンタウンも止まることになります。

そして最悪はカハカイ大通りからハワイアンショアーズ地域にかけて地下に多く張り巡らされているラバの地下道を溶岩が流れてくることになります。


このURLは、同地域の避難路用の道路の地図です。←クリックすると地図が見れます。

そういう万一の場合当然130号線もカハカイ大通りも封鎖となるので、その避難路が突貫工事で確保されということです。


特にカハカイ大通りは、先月のイセールでも暫時封鎖となり、また同地域は長期に及び停電や断水、各種インフラがないという生活が続きましたから、その復旧も完全に終わる前にまた同じようなことが起こる可能性が今あるということです。(というより、もしもの場合はそれ以上の被害です。)



こういう場合、人ひとりの力は無力です。

だからこそ今パホアの町の高校を郡役所の出先機関として日々正しい情報の発信をしていますし、米国地質調査所からは刻々と新着情報が発信されています。


幸い、ゆっくりゆっくり進む特性のハワイ島の火山です。

現地にいる場合は慌てず慎重に冷静に行動したいものです。


パホアの町でこれだけのことが起こっている一方、同じ島の僅か車で30分のヒロ市はまったくのんびりしています。

朝市も普通どおり、日常生活にまったく変化はありません。

そればかりか、ヒロの観光会社の中には、(一部立ち入りが制限されているキラウエア火山の観光用に)ヒロ湾から直接流れる火山を船で見に行くツアーのたくさんの予約の整理にてんてこ舞いというという状況の会社もあります。


また今はランの季節なので、その美しさを愛でたり、そして今日も島の美味しいコーヒー屋さんはお客さんでいっぱいです。


そもそもテレビニュースも溶岩の扱いは非常に短く、、、(こういう場合もし日本ならどのチャンネルでも同じニュースが流れていることでしょうが)、、同じ島の中でありながら、まるでこのパホアの町の外と内では、別世界の様相でもあります。


30数年前にもヒロ市のわずか6キロ近くまで溶岩が近づいたこともあります。

確かにここは火山の島です。そして住民には長年の経験も覚悟もあります。

きっとだからこそののんびりなのかもしれません。

慌ててもしようがない。

なるようにしかならない。

溶岩の行先は、、、誰にも結局はわからない。


最後はペレのお導きなのかもしれません。


lava.jpg ←クリックすると拡大できます。


ところで日本在住の不在地主の皆さんは、この状況をどういう風に眺めていますか?


そもそも情報はきちんと伝わっていますか?


管理しているその業者は、きちんと今回の溶岩のことも、更には先月のイセールのことも、正確な情報を伝えてきてくれましたか?


そもそも、購入時に、この地はどういう場所なのか、正確にディスクローズしてもらっていたのでしょうか?



ところで「管理」って、何をしてくれているのですか?


特に「生土地」の管理とは何をするのでしょうか?




不動産で一般的に「管理」といえば、マンションなどの集合住宅でのそれ以外は、それは賃貸に出すときに使う言葉だと思います。


家を賃貸に出したい、だから不動産業者に賃貸管理をお願いする、というのが一般的だと思います。


でもこの場合でも、契約書の文言には、管理とはいえ、あくまですることは「入居者の斡旋」とか「家賃の代理徴収」とか、そういうこと以外のこと、例えば24時間の警備のようなことは含まれていない、のが普通です。

当たり前です。そういうことはセキュリティー会社に頼むのであり、また万一の各種被害のため(火災とか空き巣とか台風など)別途保険に加入するのが、日本でもハワイでも普通のことです。


そこにきて、さて家もない「生土地」の管理とは?さて?


まさか何をしてもらうわけでもないけど、でも遠い異国の土地だから、「安心」料として管理費を支払っている、、、のでしょうか?


ならばそもそもその遠い異国の土地を、不安になる材料としてのそれを、なぜ今なおずっと所有し続けているのでしょうか?



投資?

まさか。


だってここはプナ地区です。

投資という言葉がおよそ一番似合わない地域です。


ご自身でも既に長年ご周知のような固定資産税の額であり不動産評価額の地域です。




更には今もしこのまま、万一溶岩がこのまま流れてきてしまえば、、、あっというまに130号線の先のカラパナの現状と同じになるかもしれません。


そうなると今でも安い固定資産税は更にもっと、、最低額まで下がってしまうことになるやもしれません。

そうなるとそこは保険も加入できない地域となり、つまり自己責任以外では家を建てることも叶わないということにもなり、今度はたとえどんなに安くてもいいから、しかし売りたくても売れない土地となってしまう可能性もあるということです。



土地を寄付する?


誰にですか?

誰ももらいません。

固定資産税未納となり延滞金も利子もどんどんかさんでいく土地を、たとえ無料でも欲しがる人はいませんし、もちろん役所でも引き取ってはくれません(何のために引き取るのですか?)。

所有者となった以上は責任と義務があります。

不名誉な滞納者として名前がずっと残ってしまう前に、すべきことがあります。




熱帯低気圧イセールでハワイアンショアーズは大打撃を受けました(生土地不動産の区画にはアルビジアの巨木が倒れ落ちそのままとなっている区画もたくさんあります。そしてそういう区画をもし売却となればこの巨木の撤去は不可欠で、しかしその費用は決して安くはありません。)

更には今の溶岩の状況です。

もし必要ない土地であったなら、本来は売れるときに売っておくべきでした。


繰り返します。ここはプナの地です。

ヒロ市ではなく、プナのハワイアンショアーズなのです。



ともかく今の溶岩のこと、今後も引き続き状況を見ていきます。

そして海外ロングステイ相談室のウエブサイトに新着←クリックすると新着情報が見れますをアップして参ります。


あとはペレに祈るのみです。


Mahalo with Aloha

笹本正明
@海外ロングステイ相談室
http://hawaii-consultant.com/  

posted by 海外ロングステイ相談室 at 11:38 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイ相談室から