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雨のヒロ、とはいうけれど、雨季のハワイとはいうけれど、これは降り過ぎ。
ワイパーを最大に動かしても視界がない130号線→11号線→19号線、ホノカアあたりまでずっとそういう天気のここ最近。
コナのあたりはずっと快晴だというのに、やれやれ、おいおい、こっち(東側)の雨は一体どこまで降り続けるのだろう。
少しこの辺りを知っている人なら、それでも1日のうちには晴れ間はあって、しっとりとした、それがヒロの街と想うだろうか。
でもやはり異常気象の昨今、降り方がまるでゲリラ豪雨、しっとり余情の美しさも欠片もない品のない雨。
そうかと思うと、この夏の異常な暑さ、ハワイも世界もどうしてしまったのでしょう?
だから三日ぶりのハワイらしい天気の日は貴重だ。
大急ぎで、仕事なんてもう放り投げちゃって、、、海へ、温泉へ、ボルケーノへ、ワイピオヘ、出かけよう。
こっちに来て2週間。
きちんと晴れたのは1日か2日、お陰で仕事は順調です、、。
大雨の時、ふと思う。
車で30分というのはどうなのだろう、と。
つまり、今僕がいるパホアはヒロから車で大体30分の町で、もしかするとこれは結構近いように伝わるかもしれないけど、実際にはヒロ市とパホア町の間にはもう一つケアアウ町というのもあって(HPPという分譲地のある町)、つまり物理的にはヒロ市の隣の隣の町ということで、そして車で30分とはいうけれど、実際には時速100キロくらいで走っての30分ということで、日本で時速40キロでの30分の隣町とは意味は違うのです。
ましてやこういう大雨のワイパー最大の時速100キロの30分間の運転は、相当に体力を消耗するものです。
だから最初の頃は、観光気分の頃は30分の運転は何ともなくても、家を買い生活となると、なかなかそうそうは30分100キロでヒロへ来るにも明確な理由が必要となってくるものです。もちろんガソリン代のこともあるし。
その上で、こっちの夜のこと。
本当の真っ暗な夜のパホアは、夜はよほど慎重な運転が不可欠で、そういうことでも最初の頃は頻繁に行っていたヒロも、たまのお出かけ、となってくることが多いのも実際です。
だから中には、いっそヒロへ引越しを、を考える人も出てくるのも当然なのですね。
だって車がないとここパホアでは、いやパホアに限らず田舎では生活ができないのだから。
(バス。もちろんそういう選択肢はあるけれど、実際に乗ってみてください、これを日常用にはなかなか厳しいはずです。)
ミッション。
パホアの家を売って、同じくらいの金額のヒロのコンドか家に引っ越す。
でも、これ今ものすごく難しいのです。
何しろヒロ市の不動産がどんどん値上がっているので、パホアの一軒家では大げさに言うと(必ずしも大げさでもないのですが)ヒロ市の土地を買うので精一杯、、ということもありますので。
具体的に言うと、今パホアあたりの400坪ほどの土地で(もちろん海の側とかという高いところもあるのでピンキリではあるのですが)5000ドルから1万ドルくらいがせいぜいでしょうし、でも家なら溶岩流以前とあまり変わらず金額は落ちていないので、10万ドルから20万ドル弱くらいというところでは売れるかなという感じです。
尚これはもちろん私見ですが、ジャングルの地で、ヒロ市から遠く離れたこの自然溢れる地域では、木々の伐採費用、整地費用、そして毎日の大工さんたちの交通費(ガソリン代)などがヒロ市での建築の場合よりかさむことになってしまうので、いくら土地が安いとはいえ、建築費は却って割高となってしまうこともあり、なおかつ昨年の溶岩流のこともあり、今ここに土地を買い新築をという人はとても少ないということなのでしょう。だから土地の市場がなかなか動かないということなのでしょうね。
でも逆に、ヒロ市の家があまりに急速に高額になっていく過程で(これも昨年のパホア地区の溶岩流のことの影響で、パホアの方からヒロへ引っ越して行った人たちが買い手や借り手になって値段と需要を押し上げているというのも皮肉なことですが)、ヒロに家を買えない人たちが、割と手頃なパホアの家を買うというのはあるようです。
なのでパホアの場合、土地の市場は厳しいけど、でも家の市場なら今尚あるというのも実際です。
家なら15万ドルから25万ドルで売り出し、10万ドルから20万ドル弱で決まる、というケースが多いですね、今は。
でも売り物が多いので、いかに良く見せるか、遠い米国本土で探している人たちに、いかにアピールするか、だからこそ不動産業者選びは重要で、日本語が通じるからだとか、名の知れたチェーン店の不動産会社だからという理由だけで、不動産業者を選んでしまうと、さてさて、いつまでも売れない、、ということもあるのでよーく吟味しましょう。
何しろここはパホアの家です。
(大変失礼ながら)一般的なハワイの不動産価格よりは落ちるのです。
例えばコナでいつも30万ドルから100万ドルの不動産を扱っている大手の不動産会社へ大切なあなたのパホアの家の売却を託して、さて目が届くのか、よーく吟味ですよ。
マグロを売るのに適した業者、金を売るのに適した業者、パソコンを売るのに適した業者、、、。
あなたの不動産はどういうものか、まずは客観視すること、俯瞰で知ること、、、その上でよーく吟味です。
ホノルルの不動産なら、今一番の好景気ですので、もう右から左です。
業者云々より、買い手がたくさんいてしかも熱々なので、なのでオファーが来るかどうかの心配は要りません。
なのでこの場合の吟味は、手取りを多くするため、妙な枷を契約に盛り込まないように、そういう細かなことです。だからそういうことが得意な業者を選ぶべきでしょう。
逆にパホアは違います。オファーがなかなか来ないのです。
だからここでは、いかに物件を魅力的に売り出せるかという業者、かつ、値段の安い物件にも日々気にしてくれる業者はどこか(手数料で生活する業者です。同じ労力で、でも80万ドルの不動産も15万ドルの不動産も同じ3%なのですから)、で選ぶべきでしょう。
自分の目的は何か、ゴールはどこか、それをまず明確にすること。
その上で、自身の不動産はどういう位置付けなのか、それをきちんと客観的に知ること。
本来のものよりすごいものと思い込むことも、逆にどうしようもないと自虐になりすぎるのも良くないです。
まずはきちんと立ち位置を知ることだけが、最善のゴールへ向かう第一歩なのだと信じます。
今回のミッション(パホア→ヒロ)は、そういう俯瞰の目で見ることのできる相談者だったので、お陰でうまく進んでいます。
ヒロの古いコンドに買い替え、その部屋を全面リフォームするところまで最初から見越して計画して進めたので、予算的にもほぼ計画通りに今のところ順調です。
交換する家の部品や色を業者と買主が一緒に選び、きちんとコミュニケーションをとって何度も話し合って、物を決め、値段を話し、(間には通訳兼友人としてもちろん僕はずっといます)、売りの家と買いの家のエスクローもそろそろ同時期にクローズ、リフォームも始まり出します。
引っ越し業者の倉庫に前の家の家具類をしばらく預けて、準備が終われば相談者はしばらく帰国。
出来上がる前にまたやってきて、最終確認、そしていよいよ入居。
今度は歩いてヒロ市内をお散歩ですね。
ハワイロングステイの第2章、開始です。
そして今度は(専門通訳はもういらないでしょうから)友人としてだけでよろしくです。
ということで、雨のヒロから、僕は次のミッションの待つホノルルへ明後日向かいます。
今度はどういう冒険が待っているか、ワクワクです。
そしてまた今月末に、雨のヒロへビッグアイランドへ戻ってきます。
(なんとも良い街なのですよね。長くいればいるほど、ここが良くなる、便利なホノルルにいても、やはりここへ戻りたくなる。気候のせいなのか、体が幸せといっているのか、、、、ともかくどんなに忙しくても、ストレスなくゆったりとした優しい気持ちで過ごせるのだから、素敵な場所です。
快適です。大好きな街です。ヒロ、パホア、ホノカア、ホルアロア、、大好きなビッグアイランドの街々です。)
11月1日から12月10日までの間、パホア→ホノルル→ヒロというように移動滞在しております。
なのでその間、日本で使用している固定電話(とFAX)と携帯電話は使用できません。
その間のご連絡は、ハワイ現地で使用している携帯電話 (808)375-2440 宛に国際電話をかけて頂く
か、あるいは通常通りに aloha@hawaii-consultant.com 宛にEメールをお送り下さい。
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笹本正明
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