2008年06月21日

ハワイ島不動産に関しての重要なお知らせ

ハワイ郡からの手紙

ハワイ島の場合、米国人の不動産所有者については通常3年間、固定資産税の滞納を続けると競売措置を取られます。
しかし過去において日本人の不動産所有者はどれだけ固定資産税を滞納していても延滞金が増えていくだけで、強制措置を取られた例は数えるほどしかありませんでした。

しかしながらこの度ハワイ島(ハワイ郡)は2005年度から本年度までの3年間支払いが滞っている全ての日本人所有者に対して、競売措置を取ることを正式に決定したとのことです。

その手始めとして、既に約2,000ドルが罰則金として追加課税されました。
それからこの罰則金は今月、6月中に支払われない場合は、その罰則金は増えていきます。

そして最終的な競売措置の実行は本年度11月に行なわれることになります。

621.jpg

このような措置が取られることはかつてありませんでした。
非居住外国人の所有者に対してのこうした措置は、国際機関や法律等との絡みで、煩雑な手続きと時間が必要となるため、現実の実行は難しいものとされていました。
しかしとうとう今回、ハワイ郡は重い腰を上げたということです。


そういえば数ヶ月前カリフォルニア州のある町が破産宣告しました。サブプライムショックの余波は思った以上に深刻なのです。
アメリカ経済は大きなダメージを受けています。
ハワイの自治体も例外ではないということです。

米国不動産の値下がりは深刻です。

ハワイ郡としても、この極端な値下がりを続ける不動産市場の中で、且つ極端な買い手減少の中で、今ここでこういう措置でも取らなければ今後は更にもっと深刻な情況になるだろうということなのかもしれません。

今をぎりぎりの線だと考えたことが、今回の措置に踏み切った一番大きな判断要因ではないかと想像しています。

つまり、3年以上滞納している日本人所有者の物件を、仮に来年差し押さえたとします。
来年では、たとえ競売に掛けたとしても、もうほとんど捨て値に近い価格でないと、早くに買い手が現れることはないでしょう。
幸い買い手が決まったとしても、その売買価格から税金や共益費などの延滞分を差し引くと足が出てしまう、、、そういう状態がありえるのです。
そういう事情も十分考えて、今回このような措置に踏み切ったのでは、、、そう想像しています。


ハワイ不動産の所有者宛には、以前から多くの手紙(特に英語の)が届いていることでしょう。
そしてそのほとんどは業者からのダイレクトメールでしょうし、ジャンクメールでしょう。当然普段なら読まずに捨ててもいいものばかりです。

しかし昨今届くそれは上記のような、ハワイのお役所からの正式な通知書だったり、管理事務所から雇われた弁護士からの報告書であったり、あるいは裁判所からの出頭命令書だったかも知れないのです。

少しでもお心当たりのある方は、いつものように決して何でもゴミ箱に捨てないよう、念の為開封し、中身を確認してみてください。
 
管理を委託されている方は、そちらで必ずレビューを受けてください。

海外相談室でもご相談を受け付けております。
お気軽にお問い合わせ下さい。


折角の財産です。
知らないうちに競売になっていた、裁判所から呼出し命令が来た。
それではあんまりです、、、。
posted by 海外ロングステイ相談室 at 23:17 | ホノルル ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイ相談室から
この記事へのコメント
遅ればせながら私もお邪魔致しました。

固定資産税の滞納の件、とても勉強になりました。

しかし私にはまだまとまった資金がなく、仮に今年の11月に買い手市場が待っているとしても、

残念ながら買うことは出来ないと思います(悲)
しかし相場は常にチェックし、来るべき日に備えたいと考えています。

これからもいろいろと勉強させて下さい。よろしくお願いします。
Posted by ゴーマ at 2008年07月08日 00:11
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