2008年08月27日

在留邦人

約100万人。

海外長期滞在の日本人の数、、、、、随分いるものですね。

他に領事館に届け出をしていない人もきっと多いでしょうから、本当の人数はもっとです。

ともかく今この時も、100万人以上、世界中で本当にたくさんの日本人が散らばって、そして生きているということです。

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つい想像してしまうのは、その「きっかけ」についてです。


どういうきっかけで、その人は海外に出て行ったのか、そしてどうして今も尚海外で暮らし続けているのか、そういうことです。
 


たとえば海外に住んでいる人が書いているブログを読むと、そのドラマの多さ、に驚かされます。

ただでさえ奇跡のドラマ、それが100万人分以上あるということなのでしょうから、改めて驚きです。


中でも、駐在員として海を渡った人以外の在留邦人のドラマは興味深いものがあります。

この人たちの特徴は「必然」ではなく「自発的」に海を渡ったということです。

つまりサポートの数が少ない分、ドラマの数は多くなるということです。
 
今となってはしっかり根をはりたくましく生活している人たち、そういう人たちのドラマ、それは驚くほど常識はずれで、驚くほどのパワーを感じます。

いざ外国で暮し始めると、これはこういうもの、これはこうしなくてはいけない、そういう日常生活の慣習、ビザを含む法律問題、たくさんの障害物が次々に待ったなしにやってきます。
それを「自発的」に海を渡った人は自分で片付けていかねばなりません。(当然です。請われて行ったわけではありません。好きで行ったのですから)

試行錯誤の連続です。形振り構っていられません。

いろいろなドラマを得て、今に至っています。

でも、これはこういうもの、を言葉どおりに受け止めて行動して、そして今現在も無事にその国で暮していけているという人はいないのでは?

断言してもいいですが、常識どおりの行動しか出来なかった人は、今日本で暮しているはずです。

常識とおりの行動では何故か、ゴールは帰国へ、と向かうのです。
 

たとえば、弁護士の言うことはまちまちです。
だからたった一人の弁護士の意見にしがみつく必要はありません。
逆に自分の進む方向に助力を与えてくれる弁護士を探すほうが肝心です。

弁護士の言うことに合わせるのではなく、弁護士があなたの目的に合わせるのです。
そういう弁護士を探すのです。


誰もあなたの人生にジャッジを与える権限はありません。
それが出来るのはあなた自身だけです。
その構築に役立つ専門家をドライに探すことです。

大学を出ていないからHビザ取得は難しい、投資額が足りないからEビザ取得は難しい。
社歴が足りないからLビザが取れません。
取れない理由は誰にでも簡単に語れます。


そういう条件でもアプライできる方法があるのかないのか。
あるいはあと何がどれくらいあればその資格があるのか。
そういうことを語れる専門家にしか用はありません。

そういう中で生きていき、そして今もしぶとく生き延びている人たちは、その初めの「ノー」をそのまま受け入れなかった人たちです。
決して諦めなかった人たちなのです。

素直でない人たちと言っているのではありません。
ただその国に住みたい、その気持ちが何より強かった人たちだったのです。


断言しても良いです、本当にその「気持ち」が奇跡を起こすのです。



不思議にそういう時には、誰かと出会っていて、その誰かに助けられていた、そういう経験をすることが多いようです。
そしてそういう人たちの誰しもがそれを体験しているようです。

もちろんそれは奇跡のようなことです。

でもしぶとく海外で生き延びている人たちは誰でもそういう奇跡を体験しています。
 
それはその「気持ち」が引き寄せたものだからです。 


本心からやさしい人は、同時に強い人です。強くなった人だけが、本心からやさしくなれるものだ思います。

その人は、常識に拒絶されそれでもそこに立ち向かおうとしている人にだけ、手を差し伸べることでしょう。

あなたがその人と出会えたこと、これはひとつの奇跡です。
でも間違いなくあなたの「気持ち」がそれを引き寄せたのです。


あなたはしぶとく生き延びるでしょう。
そしてやがてあなたも自然に自発的に次の誰かに手を差し伸べるのだと思います。 

それにしても、100万人以上です。
 

この海の向うにはいったい何があるのでしょう?

何を求めてわざわざ言葉も文化も風習も違う国に向かうのでしょう?


苦労すると分かっているのに、いったい何が引き付けて止まないのでしょう?
 

今日もまた一人、誰かが海を渡ります。
 



posted by 海外ロングステイ相談室 at 20:07 | ホノルル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○あの人のきっかけ
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