2009年02月28日

ホノルルへ(楽園の西側)

ホノルル市カハラ。

美しい海があり、やしの木があり、瀟洒な住宅がゆったりと並ぶ地域。

おそらくこの地は、我々日本人がイメージするハワイのリゾート風景に最も近い地域かもしれません。

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でもここハワイ、この「楽園」にも別の顔もあります。


ハワイ、そこは、、、

観光以外に特別な産業がない太平洋に浮ぶ孤島。
レントもガソリンも高い、物価高の孤島。
仕事がなく、給与も決して高くない孤島。

旅行者である我々と、生活者である彼らとの間にある、この違い。

美しい海と気候だけを求めてやってくる我々だけれども、そこに暮らす者達にとっての現実はやはり、今日の糧についてだ。

そしてこの孤島では、その糧を得ることは簡単ではない。




H−1を目一杯西へと走る。
近代的な人口リゾート地であるコオリナを超えて、更に西へと車を走らせてみる。
やがてそこには一般的にリーワードと呼ばれる地域の景色が広がる。
そこはこの楽園の西の果てだ。


ワキキキ、ハワイカイ、カハラ、カイルア、、、そういう東地域を楽園の表の顔とするならば、この西の果てには、楽園の裏の顔がある。



車を走らせている間中、海岸に切れ目なくずっとテントが並んでいる。
その地で暮らしている人たちのテントだ。


P1030830.JPG


どんなことにも、物事には裏と表がある。

楽園にも表と裏があり、ハワイにも東と西がある。



古今東西リゾート開発地とは何も無かった地域であるか、もしくは極端に地価の安かった地域であることが多い。


ホノルルでも、かつてのアラモアナから少し西へといった地域。

あるいは、パールリッジを超えてエバ、そしてコオリナ、そういう地域。

今となっては美しい豪華な街並みを誇るそういう地域にも、かつてそういう地域にしか暮らせなかった住民が多数存在していたのだ。

そしてそういう住民は、今またどんどん端へ端へと移動を余儀なくされている。


ここは西の果て、リーワードの海岸。

P1030831.JPG


それ以上の果てはもうない。

その果ては、もう海へと繋がっている。




ハワイ。

そこは太平洋に浮ぶ孤島。

その先にもう移動できる場所はない。

P1030823.JPG


共存。


「楽園」は一部のお金持ちだけのものだけでは決してないでしょう。

プロパティーを購入したからといって、楽園に住む資格をもらえたと勘違いしてはいけないのでしょう。


あなたがこの楽園を訪れて、この大地からあの空から、そしてたくさんの人たちから、癒しとやさしさを受け取ったように、今度はあなたからのやさしさを待っていて、それを喜びと感じてくれる人たちはたくさんいるのです。


共存とは馴れ合いということではなく、時として干渉しあわないことでもあるかもしれません。

でも、そこにやさしさが存在しているか、、、、それはやはり通じ合うものだと思います。


ハワイ。
大海に浮ぶ孤島。
ここは、本当に不思議な力のある、不思議な島ですね。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 10:13 | ホノルル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ホノルルへ・ヒロへ
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