2010年02月26日

ハワイ不動産市場<ホノルル郡とハワイ郡>

<お知らせ>3月8日より3月16日までハワイ島及びホノルルへ出張しております。
したがいましてその間日本の携帯電話には出られませんし、またFAXの受け取りは適いませんのどうかご了承下さい。Eメールは通常通り、ハワイ滞在中も変わらず受け付けております。ハワイで使用中の携帯電話の番号はその時お知らせいたします。(もしくはこちらからお電話申し上げます)


ホノルルの新聞には「買い手の市場は終わった!」とか、「物件が足りない!」とか、「不動産価格10
.8%アップ!」とか、「昨年より48%売買件数上昇!」とか、「旧カムドライブイン空き地の開発!」とか、、、、威勢のいい記事が並び、今年に入りハワイ不動産市場はまたまたイケイケゴーゴーという風向きです。

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更にはコオリナに2011年オープン予定のディズニーのリゾート物件、、、。

実際にホノルル市場では今や両極端に、「売るための物件が足りない地域」と、「売れない物件ばかりが余っている地域」の差が顕著となってきています。



サブプライムローンの問題がほぼ無かったハワイです。

もともと本土の問題とは一線を引いていたハワイです。



昨年の後半辺りからじわりじわりと、そして今年に入り総論では再びハワイ不動産市場は上げに転じてきています。

しかし以前の住宅バブルの時と違い、それは極端に物件や地域による差が激しいという、、、それが今の市場です。 


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さて、本ブログでおなじみのハワイ島プナ地区。


ここは今どうでしょう。


結論から言います。

この地域の一番の問題は、、、買い手がいないこと、、、です。


ようやく決まった制約金額にしても、2ヶ月前よりは1ヶ月前、1ヶ月前よりは今日、、と急降下ではないにしても、じわりじわりと下降しています。 


考えればこの地は、もともとサトウキビ畑から、そしてその産業の衰退を経て、その後地元のどちらかというと所得の少ない層へと分け与えられた農業住宅地です。

農業をしながら何とか自活して欲しいと公による政策で分譲された地域です。

ですから最初は一区画800ドルなどという価格で開放された区画もありました。
千坪以上の区画が800ドルです。

しかしそのような価格であっても大量に残ってしまい、それが当時の日本の海外不動産会社に目をつけられ、大量に買い占められそれが数倍数十倍の価格で、その地を訪れたこともない日本人へと売られました。

同じハワイでも、ここは本当のハワイです。
白い砂のビーチもありません。パラソルを立て日光浴している人はいません。
ここにはフードコートも、ABCストアもありません。
それが本当のハワイです。

どちらかというと所得の少ない人たちが助け合いながら必死に生活している地域です。

当然リゾート地あるはずはありません。

ここが普通のハワイです。

でも心優しい人たちが暮らしている素晴らしい地域です。

貧しいながらも助け合い、笑い、遊び、、、、共存していく、、、、古きよき日本の原風景ともつながる地域です。


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昨今曰くつきの日本の海外不動産会社のいくつかが倒産したり、縮小したりしていっています。

何よりも情報の一般化、つまりインターネットの普及という要因は大きいですが、でも詐欺に合われた方が昔のように泣き寝入りせず、戦う姿勢を貫いていることもやはりとても大きい要素の一つだと思います。

ただ、あまりに皮肉なことですが、こういう曰くつき業者が衰退するということは、現地の不動産の買い手が居なくなるということでもあります。


もともと買い手の少ない地域です。

だからこそ安く、だからこそそれを狙って日本の業者が、、、という構図だったのが、これですっかり元に戻ろうとしています。

また買い手の居ない牧歌的な地域に戻ります。


不動産は圧倒的に売り物件ばかりです。
でもほぼ売れていません。

金額はどんどん下がっていて、今では十年、二十年以上前の時代の価格と同じようになってきています。

それでもなかなか売れません。



株の世界だとこういう場合は「底」というのでしょうね。

本来は「底」は「買い」なのです。

決して「売り」ではないのです。


この地だって数年前の米国住宅バブルの時には3、4倍になった物件だってあったのです。
だからそういう時がいつかまた来ないともいえません。


しかも不幸中の幸いに、年々下がっている固定資産税(このことでも価格が下がっていることが分かります)。維持していくことは難しくはありません。

そして今では現地からそのままの価格で手に入れることができるこの環境、もう日本の曰くつき業者の手を借りなくても、底値の現地の不動産を手に入れることのできる環境。昔では考えられなかった状況の変化。



建売にしても、建築にしても、米国住宅バブルの頃に建てられた、運搬された、過去のハワイ島プナ地区では考えられなかったレベルのそれが今の時代はまだ揃っていて、それを売りたい業者はたくさんあって、、、、、


だから今は「売る」時ではなく、「買う」時というのが本当なのです。


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土地に管理は必要ありません。


私的な業者や私的な個人に管理を依頼したところで、いざ問題が起きてもそこには仲裁に入る法的な権限はないのですから結局何も出来ません。
だから土地の管理など非効率と言わざるを得ません。


もし自治管理組合のある分譲地の区画なら、ハワイの管理組合は日本のそれとは違い、小さな政府のような強権が郡や裁判所からきちんと認められているので、いざいざこざが起きてもその強制力により仲裁に入ることができるのです。

例えば隣の家に木が倒れそうになったとき、まず所有者宛に通達します。

それでも聞き入れなかった場合には強制的に木を伐採し、その費用(様々な経費も加算されるので自分で処理した時に比べて当然割り増し料金となります)を所有者に請求します。

もしそれを無視したら、、、それはお役所にたてつくことと同じですから、その後に起こることは言わずもがなでしょう。


建物なら、風を入れたり、郵便物を回収してもらったり、草木をトリムしてもらったり、と管理することもあるでしょうが、土地に管理は、、、、いったい何をしてもらうのですか?

組合という公の機関がそれを行っているのに、それ以上に何の権限も無い私企業に、、、、何を期待されているのですか?


安心料として必要のないお金をわざわざ捨てることはないのです。
 


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曰くつき業者のからくりがわかった今、つまり正攻法で底値のマーケットに参入できるという、今までは考えられなかった別の側面もあるのです。


一時の感情で、最安値で、その夢までも一緒に叩き売ってしまうよりも、、もっとできることがあるような気がします。
 

もちろんこれは投資のお話しではありません。

ようやく皆さんの目に触れるようになった、現実の、真実の市場の話です。

活用するもよし、活用しないもよし、、、、です。


何よりも今度は、全ての事実を知った上で、その上で判断していただきたいと願っているだけです。 

初心に戻り、、、、せっかくのハワイ生活を是非とも楽しんで下さい。


更なるご質問はいつでも気軽に  海外ロングステイ相談室  までどうぞ。 


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posted by 海外ロングステイ相談室 at 10:54 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産市場
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