2010年04月05日

ハワイ不動産取引被害者に成らないために

その問題が解決したら「海外ロングステイ相談室」のことは、出来るだけ早く、すっかりさっぱり忘れてください。


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相談室を訪れる実に7割の方々は、海外不動産取引(主にハワイ島不動産)や海外生活でトラブルや災難、詐欺被害や搾取にあわれた方たちです。

残りの3割の方たちが「ハワイ不動産を購入したい」、「バケーションレンタルに泊まりたい」、その入り口として相談室を訪れてくれています。


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ここが「相談室」である以上、訪問者の動機の多くがネガティブな理由となってしまうことは否めません。

でもそれ以上にこれほどまでに海外不動産取引に関わる被害者が多いことに驚かされます。


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「サイン」をすることに日本人はあまり警戒しません。

サインをする習慣そのものがないことがひとつ、

あとは業者を信頼し過ぎることがひとつです。


特に担当者という営業マンを信頼し過ぎる気がします。

その担当者が貴方の業務のすべてをやり、且つ、その担当者が貴方という顧客に対する会社の方針をすべて決定できるなら、まだ多少理解も出来ます。しかし、、、、

ハワイの不動産取引です。
そこはハワイ州の法律だけが適用される世界です。
ですから米国の商習慣として、サインをするその紙に書かれている内容について、契約とは正にそれだけのことです。

ですから貴方が把握しておくべきことは、担当者の言うことではなく、その紙に書いてある内容です。
その内容に対してサインするのです。

ですから、内容を知らずに逆にその紙へサインする権限を業者へ委任するなど、決してしてはならない行為なのです。

「英文、異国の商取引、分からないこと」、だからサインする権利を業者に全権委任するのははく、だからこそ業者に説明させねばなりません。

また説明の出来ない担当者や業者など、、即座に切り捨てる、、、そのくらいに考えてもらって構いません。

説明の出来ない担当者など必要はないのです。

それははっきり言って「知らない。出来ない。」担当者なのです。

そんな輩に貴方の貴重な財産貴重な時間を預けてはなりません。

ましてやそんな輩に委任状など論外です。
 


我々業者の大きな仕事は「説明義務と行動義務」です。

説明し、選択していただき、行動することです。

スーパーマンでも神様でもないので、出来ること、最大限に出来ることをまずは必死で探し出し、それを分かりやすく説明し、お客様が選択したそれを今度は一途にやり遂げる。
それしかないと思います。
 


特に我々業者の仕事とは、最初と最後に必ず必要となりますが、お客様がもっとも楽しまれている真ん中の時間には本来必要のないものです。

そして出来るだけ必要がなくなるようにアレンジしておくことが、よい業者の証だとも思います。
我々が必要な時には、問題がある、そういうことだからです。


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不動産売買手続き一つに関して、例えばその購入時、日本では契約というと売主(もしくは業者)が作成した既に完成している契約書の内容に対して判を押すようですが、あちらでは買いたい人が自分オリジナルの購入希望内容で売主へと希望書を提出します。(これをオファーといいます)

希望書にたくさんの希望内容をこれでもかと書き入れます。
希望金額はもちろん、例えば、「自分は現在日本に住んでいるので物件をまだ見ていない。だから2週間以内にそちらに行くので、そして見て気に入ったら買います。」、そういう要項がのっていることも有りますし、他には、「測量費用、清掃費用、シロアリ検査費用、登記費用、その一切について買主は負担しない」、そういう一方的とも言える記載だってあります。
(この辺りが、言わなきゃ損、なアメリカ式ですね)
つまりこのオファーの場合には、売買金額がいくら高くても売主の手取りは相当低くなるということになります。

(だから逆に売却時にも、そのオファーに対して、金額以外の面も全てチェックする必要があるのです。)


オファーする時には白紙を埋めていくわけではなく、一応定型契約書があります。
しかしそこに予め記載されている買主希望要項だけでも既に70項目以上あります。
その上別紙にて、それぞれの購入希望条項を当然のようにつけてきますから、全て読むだけでも一苦労です。

そして希望書を受取った売主は、買主に対して、今度は自分の希望を入れた修正案を提出します。(これをカウンターオファーといいます)


契約締結までにはそういうやり取りを何度も繰り返し、最終的に妥協案が見出せた時点でその書面に両者がサインします。

そしてこれが契約書となります。


ですからあちらの場合には、日本のような乙だの甲だのといったいかめしい文字で格式を保った、きれいに整った契約書ではなく、行ったり来たりが多い分たくさんの書類が添付され、いたずらに分厚くなったお世辞にもきれいとはいえない書類の束が、契約書となるのです。



このように契約ひとつとっても、このようにやり方がまったく違います。

ですから我々業者がお客様のためにすべきことは、オファー一つをとっても、まずは相手サイドに受け入れられそうなギリギリな線で、お客様優位なオファーをアドバイスすること。

その上で向うの文化面まで踏まえて、予め強く主張しておかなくては損をするかもしれないこと、そういうことをまで踏まえたアドバイスをしつつ、カウンターオファーを繰り返し、マクロでそのやり取りをお客様優位に持っていくお手伝いすることが我々の仕事と捕らえておかなくてはいけません。

(ただ翻訳文をお客様に渡しても意味はないと思います。他言語で書かれたものには必ず文化風習面での解釈の違いがあり、そこまで翻訳することは困難です。だからこういう時だけは、敢えて踏み込んでアドバイスしなくてはならないと思っています)


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留学先一つ選ぶにしても、たとえば60歳のあなたと、19歳のあなたでは学びたい内容も違うでしょうし、そもそも学校そのものに求めるものが違っているかもしれません。

ある人にとっては、学校とは学問の追及そのものであり、ある人には人との出会いの場としてであったりするでしょう。

そういうことを踏まえた上でスクール(とそれに付随するナニか)を探すこと、たくさんある中から、そこを見つけ出すことが私たちの仕事の本筋でしょう。


更に、学校探しだけでは完結しません。

住居、ビザ、などもコーディネートしなくてはいけないでしょう。


海外ロングステイです。

学校だけ、不動産だけ、そういうことではなく、お客様の目的の遂行のために必要なら、学校も、不動産も、です。

でも、まずは最初に目的ありき、です。



いずれにしても、

ロングステイが順調にまわり始めたら、我々はもう必要ありません。


お客様が現地で友人をつくられ、新しくオープンしたレストランに行かれている頃、我々はまた新たなお客様の土台をコーディネートしていることでしょう。

ですからもうその時にはすっかりはっきり相談室のことはお忘れください。


ここは海外ロングステイ相談室です。

海外への入り口と出口、そして困った時には、どうか気楽に、どうかそのまんまで、安心してお寄りください。

そして解決後は、そんなこともあんなことも相談室のこともすっかり忘れてしまい、ただ思いっきり海外を楽しんじゃってください。


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posted by 海外ロングステイ相談室 at 15:44 | ホノルル ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○海外ロングステイ相談室から
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