2018年04月19日

富裕層/成功者たち

僕のしている仕事は、ハワイ不動産やハワイロングステイに関わるということもあり、いわゆる富裕層の方々、会社の社長さんなど、社会的に成功者とされる人たちとの関わりが多くあります。
しかもスーツで応接室で商談ということではなく、お互いにビーチサンダルで、ズズッとプライベートのまん真ん中での関わりとなるため、かなり深い部分でのお付き合いともなります。

そうやってここ10年そういう人たちとのお付き合いの中で見えてきたことがあります。

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実際こういう仕事をしていなかったら、僕の生活上では決して接点のなかった人たちばかりです。

そういえば、僕のど貧乏カリフォルニア青春時代も、そういう普段では決して接点のなかった人たちとの関わりがあった10年でした。
あの時は、例えば領事とか商社の駐在員とか、いわゆるエリートと呼ばれる人たちとの関わりが割とありました。
彼らは、決して声を荒げることなく落ち着いた風で人当たりが良く、尚且つきちんと学校で学んだ風な難しい英語を話し、また物怖じせずアグレッシブにアメリカ人相手に仕事をしていた姿が印象的でした。それは僕のイメージする正に秀才像そのもので、きっとこういう人たちが日本を動かしているんだなと思って見ていたものでした。

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一方、今現在僕が出会う「成功者、富裕層」たちは、アメリカ時代のエリートたちとはガラリと違っています。
その人たちは間違いなく成功者であり、例えばいわゆる事業家という人たちではあるのですが、誤解を恐れずに言わせてもらうと、アメリカ時代の彼らとは真逆に一見結構バカっぽかったりします。
いや、言い方が非常に悪いですね。

まず一つ言えることは、彼/彼女は知らないということを、どうやら恥ずかしいことは考えてはいないようです。
とにかく彼/彼女は知らないことに出会うと、躊躇なくどんどん訊いてきます。
どんどん訊いて、更にはそこから派生して、また別の質問をもしてきます。尽きることがないのです。

そういう時の彼/彼女は、まるで純真な子供のようです。
子供と同じですから、そもそも訊くことを恥ずかしいと感じるような概念などないのだと思います。
そんなことよりも「知りたい」という欲求に我慢ができないのでしょう。
そして一つを知ったら知ったで、その相乗効果でもっと別の疑問が溢れるように生まれてくるのだろうと思います。

きっとその頭の中はいつも目まぐるしく動いているのでしょう。
常に知りたくて知りたくてもう我慢できないとなっているのでしょう。

そう、彼/彼女の最大の特徴は、我慢ができないことだと思うのです。
思い立ったら即行動となります。常に「今すぐ」です。今それを知りたい、今それをやりたいと。

そういう彼/彼女は同時に愛されキャラでもあります。
純粋な子供のように、目をキラキラさせて人の話を訊く彼らは、愛おしい存在と映ります。
自分の話を真剣に聞いてくれる存在は誰にとっても喜ばしいものです。
ましてや彼/彼女は、社会的な成功者/富裕層なのです。そういう人が自分の話を、無垢な子供のように聞いてくれるその姿は、確かにプライドをくすぐられ誇らしい気分にもなることでしょう。

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でもやがて変化が出てきます。
止まることなく「もっと、もっと」となる彼/彼女、「いつやります?今?明日?」となる彼/彼女です。
やがては、もうついていけないとなるかもしれません。もう疲れたよとなるかもしれません。

彼/彼女に悪気などこれっぽっちもありません。
ただ単に知りたい気持ちとやりたい気持ちを我慢できないだけなのです。


それから、彼/彼女のもう一つの大きな特徴としてその記憶力があります。
知りたい、そして教えてもらう、納得の行くまで質問し身につけ、それを記憶します。そしてそれをもう忘れません。特に数字のことなら余計に忘れません。彼/彼女は記憶力が高く、且つ非常に数字に強いのです。

今日の知識と昔の記憶がどこかで結びつき、それがまた新たな疑問と興味を作り出します。また別の欲求が生まれます。そしてそれを我慢できません。
だからともすれば、昨日あれだけ夢中になったことでも、今日になるとすっかり変わっていることも常です。
膨大な記憶をベースに頭の中がずっと動いている優秀性と、無垢で素直すぎるくらいな純粋性とが相まって、常に興味の対象が変化していくのです。
それは正に本当の意味で「今」を生きるということなのかもしれません。

彼/彼女にとって大切なのは常に「今」なのです。
今日の、今の情報が一月後も有効とは限りません。昨日の誤りに気が付いたら、やはり即訂正した方が良いのです。でも普通の人は周りのことを考え、なかなかそれをすることはできません。

彼/彼女の周りの人たちは実に大変です。何しろ常に変化変化なのですから。
だから皆が皆、彼/彼女と付き合えることにはなりません。
大抵の人は、時間の経過とともに、すごく良い人→もう付き合いきれないへと変化し、彼/彼女のもとを去っていくことになります。
残った人たちは、彼/彼女のチャーミングさに、とんでもなく魅せられた人たちだけです
実際、純真な彼/彼女は、実にチャーミングなのです。裏表がなく、人の話を興味深く訊いてくれ、感動のあまりに涙まで落とすのです。
まるでそれは教祖のような風でもあります。
いずれにせよカリスマです。

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凡人は、とかくついつい周りのことを気にしてしまいますし、先々のことも考えてしまいます。(どうせ当たりっこないのにです。)


彼/彼女のように、本当は空気なんて読む必要などないのだと思います。

幾人かの彼/彼女と接してきて思うことが、シンプルに今だけを生きること、それこそを見習うべきことなんだろうなあと思います。
だって何より彼/彼女は幸せそうなのです。
確かに実にチャーミングなのです。

彼/彼女は決して人の悪口など言いません。自身の自慢話もありません。
おそらくきっとそんなことには興味はないのでしょう。そんなことよりも、「今」なのでしょう。
楽しそうなものがある、そうなるととにかく寝ても覚めてもそれに集中してしまうのでしょう。


彼/彼女にしても時には失敗もします。いえ、その失敗の数はかなり多いようです。
その失敗話を、僕は幾人かの彼/彼女から時々おもしろおかしく聞かせてもらっています。
二億円損したとか、勧められて山を買ったけど騙されて大損したとか、もちろん僕にはまるでドラマの中の話のようです。スケールが全くに違います。
失敗して2週間ずっとショックでソファーに死んだように寝込んでいた。そしてようやくに復活したよ、と。
でも数週間後すっかりまた「今」に生きています。また新しい興味を見つけたようで、その話を嬉々としてしてきます。

彼/彼女は僕がアメリカ時代に出会った秀才エリートたちとは違い、学歴も普通かそれ以下で、また数多くの失敗もしてきた人たちです。山あり谷ありできた彼/彼女であることが多いように感じます。

彼/彼女の最大の特徴は、その行動力です。
思いついたら即行動です。とにかく今です。すぐやるのです。
そしてどんどん周りを巻き込んでいきます。そのパワーたるや、そこが全くに違います。
その上でうまくいくこともあるし、うまくいかないこともあります。
うまくいかない場合には、また次へです。切り替えも相当に早いのです。

今を捨て新しいことに踏み出すことは、普通はなかなかに躊躇するものでしょう。
常人はどうしても先のことを考えてしまいます。そして思います、もしうまくいかなかったらどうしようと。
それは失うものが大きい秀才エリートのみならず、一見失うものがそれほどになさそうな人でも実は同じです。

人は失うかもしれない怖さ以上に、慣れ親しんだものを離れる、つまり未知のことに対する不安というものが一番恐怖なのかもしれません。

でも彼/彼女は違います。面白そう→やろう、やりたい、我慢できない、となるのです。
彼/彼女の中には不安などないのだと思います。

不安とは先を想像するから感じてしまうことです。
しかし彼/彼女はそもそも「今」にしか生きていないのです。
だから彼/彼女には「将来」への不安など考えないし、「終わったこと」への「過去」への執着すらないのです。

ただ潜在意識の中での何かはあるのだとは思います。
それはおそらくは「成功体験」というものかもしれないと思うのです。
彼/彼女は、数多く失敗もしてきたけど、大きな成功も同じようにしてきています。無理だと言われるようなことを成し遂げた経験があるのです。それは潜在意識の中に「できる」という自信を植え付けることへも繋がっていくのだと思います。


この「成功体験の有る無し」というのはとても大きいのだろうと思います。
例えば小さい頃、逆上がりができなくて、でも何度も練習してようやくにできた、赤点ばかりだったのが一念発起して志望校に合格できたとか、例えばそういうこと。

他方、ずっと何でもできていた秀才たちは、できなかったことがそもそもないでしょうし、あるいは、できないまま、途中で挑戦をやめてしまった人たちには「できた」という体験がありません。

そういう人たちの特徴の一つには、良い時は良いけど、一旦悪くなるともうずっと再浮上してこないということになりがちのような気がします。
ずっとエリート街道できたのが、何かの拍子に初めてつまずき、そのまま自殺の道を選んでしまうとか。
あるいは、たまたま偶然うまくいっていただけが、でも偶然が途切れ一旦つまずいてしまうと、途端卑屈になってしまうとか。

彼/彼女の特徴の一つとして、逆境に強いということもあります。
多くの彼/彼女は、例えば死にそうになったことがあるとか、事業を複数回失ったとか、大金を騙し取られたとか、そういう経験があったりします。そしてそこからまた何度目かの「今」のこの成功であることが多いようです。少なくても1回目の成功で彼/彼女にはなり得ません。

良い時に良いのは当たり前です。良くなくなった時こそが真価です。そこからどうやってまたやっていくか、その時をどうやって過ごしていくかです。

逆境に強いというのは決して、我慢強いとか、そういうことではないと思います。
例えばそれは別の何かをまた見つけられることだとも思います。
素直におもしろいものを感じることができ、純真にそこへ楽しみのめり込んでいける、そういう無邪気さのようなもの。
そういうことかなあと思います。

空気を読まずに、そういう彼/彼女に学ぶことは多いです。
恥ずかしいとか、周りへの迷惑とか、きっとそういうことよりももっと別のことを考えた方が良いのでは、と最近頓に思います。

目の前のことをやる、とにかく今この目の前のことをやる、
あとはその先に何かが待っているから、

何が待っているのでしょう、今のこと目一杯やりながら、楽しみにその時を待ちたいと思います。


追記;それにしても彼/彼女たちの存在は、どれくらいの割合でいるのでしょう?子供のままのその様は実に魅力的ではあります、でも2週間以上一緒にいるとこっちはぐったり疲れます、、😅 なのでこちらも最近は少しは学習して、緩急をつけるようにはしています。



「海外ロングステイ相談室」ができて、今年で11年目となりました。
でも最初の頃とはなーんにも変わってはいません。
いつでもここはあなたのための個人的な相談室です。

笹本正明

海外ロングステイ相談室
ホームページ http://hawaii-consultant.com
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posted by 海外ロングステイ相談室 at 15:56 | ホノルル ☁ | Comment(0) | ○and others
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