2008年03月13日

海外不動産の売却 #3

海外不動産の売却 #2 の続き。

FOR SALE BY OWNER とは 、読んで字のごとく所有者自身で売却することです。

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自分でホームページを作ったり、新聞に載せたり、看板を立てて、週末にオープンハウスをしたりして、購入希望者を見つけ、エスクローを開設し、登記へとすすめていくことです。

現地ではこの方法で売却する人は少なくありません。(自分の家のペンキを自分で塗ったり、大工仕事をしたり、あちらの人は普段から自分のことを自分でやることに慣れている人が多いのもその理由の一つかもしれません。)
ですが、日本人所有者は基本的に不在地主や短期間滞在者が主ですから、この方法は不向きです。また日本の人は、多少お金が掛かっても、専門の人間に依頼することを、厭わない人が多い気がします。(他意はありません。帰国子女の一人としての感想です。)


でも、日本に居ながらリアルターを通さずに(コミッション無しで)売却する方法はあります。

古本とか中古車とか、そういうものを買い取ってくれる業者ありますよね。
そういうことと同じことです。会社や個人に直接売却すれば良いのです。登記方法は上記FOR SALE BY OWNERと同じです。後はその不動産がある州のエスクロー会社に登記を委託するのです。

個人に売却する場合の価格の設定は、今実際の市場相場を基準に、買いたいという人と折り合いをつけ決めれば良いでしょう。
不動産ですから、決まった価格はありません。買いたい人と売りたい人の双方が納得すれば良いのです。
早く手放したい人、人気のない場所の不動産は、当然買い手が強気ですので、相場よりも安価でも致し方ないでしょう。また逆に人気の場所は買いたいという人が多いでしょうから、オークションと同じ様に価格がつり上がっても、買った人は満足するのではないでしょうか?

問題は、古本とか中古車のように、海外不動産の下取り専門業者が相手の場合です。
業社ですから当然利益を生まなければなりませんので、下取り金額は相場より下がります。それに相手はプロですので、相場の価格を基準にと言っても、こちらにはなかなかそれを知る手立てすらないのが実情ではないでしょうか。

但し業者の場合、メリットは即金であることが大きいです。
リアルターを使い、売却する場合には当然買い手が現れるのを待たねばなりません。買い手市場の今、そうそう所有者の条件で購入してくれる買い手など現れません。売却希望価格の7割減の価格で申込みがくることも当たり前ですし、その申込みもいつ来るやら、、、です。

そういう中での下取りですから、即金、これはやはり大きなメリットです。

ただ、一つ確かめておく必要があるのが、登記手続き(エスクロー)です。
誰がやるのか、です。
個人売買の場合は、それは当然当事者がやらなくてはなりません。
しかし書類も手続きも英語です。エスクローは第三者機関ですから、売り手、買い手、実は自分たちでやるべきことはかなりあります。
また売り手が日本人の場合、日本での手続き、外国人ならではの手続きもあります。そういうことは自分でやらなくてはならないのです。
ですから、そういうことをその下取り業者がやってくれるのかどうか、やってくれるとしたら、それに手数料が発生するのかどうか、これも確かめておかなければならない点です。

メリット、デメリットはどういう方法にも存在します。
ですからまずは自分の最優先事項をはっきりと決めることが肝心です。(何よりも早く売りたいのか、何よりも高く売りたいのか、手数料を負担しない代わりに煩雑な手続きは一切自分でやるのか、一切面倒なことはしたくないのか、全て代行してもらうのか、それとも売却のみで後の確定申告等は自分でやるのか、、、、などなど。)

次回は実際にエスクローを中心に登記から確定申告までの流れについて説明しながら、そしてこの下取り業者についてももう少し詳しくお話ししたいと思います。

posted by 海外ロングステイ相談室 at 16:42 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産の売却
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