2008年02月16日

ハワイ不動産 現在の市場#1

サブプライムローン問題、昨今しきりに報道されています。

そして一昨年まで売り手市場だったハワイの不動産市場は、この影響により一気に買い手市場へと動き出しております。

特別な人たち以外は、我々日本人は投資という意味合いで不動産を所有しない方のほうが多いのかもしれません。
しかし多くの外国人は個人資産の運用という意味で、株、債権、不動産に、ごくごく普通の人たちがどんどん投資します。日本人のように銀行預金という名のタンス貯金で、いたずらに資産の目減りをじっと待つことはないようです。

例えばアメリカでは運用型年金401Kの影響もあり、ごく普通のサラリーマンが日常自分の年金の受給額を少しでも増やそうと、ランチタイムに株や不動産の動向をチェックするのもごく当たり前の風景です。

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中でもハワイという土地はとても特別な場所のようで、既に世界中からリゾート地として認知されており、また四面を海に囲まれた極めて限られた土地でもあることから、その希少価値と普遍性がそのブランド力を常に高めている、正に稀有な場所というところなのでしょう。
更にこの先始まる団塊の世代のリタイア先としてますます需要が高まると今非常に注目されています。

2、3年前の不動産好況期に建築が開始された高級コンドミニアムや建売住宅が完成し、今現在の不況期にどっと市場に溢れ出してきております。業者はあの手この手でせめて開発資金を回収しようと必死です。でも今日より明日値が下がるといわれているものに、なかなか手を出す人が少ないのが現状です。

しかし、、、。

何年先がその分岐点なのか、もちろんそれは誰にも分かるはずはありません。
しかしその時には前記したハワイという場所の特性を考えると、一気に値がつり上がり、また急激な物件不足になることは、過去の例からみても確かかと思われます。つまりその時には本当に良い物件は誰かに既に抑えられてしまっているということです。

そうなる前に今現在、複数のメンバー(一人では限られた資金ですので)で質の良いコンドミニアムや土地を、一棟買い、あるいは貴重な海側に面した土地だけを出来るだけ値切り交渉をして、その時に備えている一般の方々も実際におります。

またコンドミニアムなら人に貸せます。
実は不況期でも好況期でもハワイはいつでも賃貸物件が非常に少ないことがその特徴なのです。
つまり安く買い高く賃貸できるということです。
土地については他の外国と違い、購入後何年以内に建築しなくてはならない、という条件がないので、安いうちに確保するというのも実は利にあっているでしょう。(特に海側の土地というのは日本のそれ以上に価値があり、好景気の時には海に面していない土地と比べて10倍以上その需要も価値も違ってきます。)

誰が言ったか忘れましたが、不景気は好景気の始まりです。
誰も動き出さない時に、動き出した人が先取特権を得られるのかもしれません。

ハワイ、憧れの夢の実現とともに、ほんの少しお金のことも考えてみませんか?両方手に入れられることができれば、それはそれで良いことですよね。

また次の機会に今度は具体的な方法について書きたいと思います。

海外ロングステイ、いろいろなことがあります。もちろんお金も必要です。
posted by 海外ロングステイ相談室 at 16:24 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | ○ハワイ不動産市場

2008年02月19日

ハワイ不動産/アメリカ不動産 現在の市場#2

サブプライムローン。

この問題により銀行やローン会社が差し押さえた不動産は通常オークション(競売)により再販されます。

しかしオークション会場である裁判所の一角には毎回ほとんど人の姿は無く、次から次へとオークション物件ばかりが増えてくる、これがつい最近までのアメリカ不動産情況でした。
それを購入してもまだまだ価格は下落する。そのうち固定金利は必ず減少するはず。どこかにそういう思いがあったように感じます。

しかしここにきてその動きに変化が出始めています。

底値だろう。一年で10万ドル以上下がった。そして固定金利が1%減少したぞ。つまり、今なら買える。

買いだ。

アメリカ本土で差し押さえ物件の見学ツアーを行なう不動産会社が増えてきました。

若い夫婦であったり、外国人であったり、ともかく日に日にその参加者が増えてきているとのことです。

変なもので値の高いものから、売れているそうです。
そういうものは当時の半値近くになっていたりする物件もあるので、建物や環境を考えると、よりお得感があるとのことです。(もちろん数年後の転売時のことを考えて、より資産価値の高いものを、ということもあるのでしょう。)

サブプライムロ−ン問題により、その街を離れなくてはならなくなった方々のことについては本当にお気の毒でなりません。しかしその街の景観、治安のことを考えると空き家がたくさん並んでいるより好ましいことは確かです。

街に人が戻ってきます。活気が戻ってきます。

もうじき、何か変わり始めます。

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ところで、ハワイにも差し押さえ物件見学ツアーがあるのか?僕は聞いたことがありません。
そもそも差し押さえ物件そのものが他の州に比べて極端に少ない州なのです。




posted by 海外ロングステイ相談室 at 16:57 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産市場

2008年03月21日

特別な場所、ハワイ

円高

というよりも、ドル安の昨今。

海外からのハワイ買いが高まってきている。

近年中、日本からの観光ビザがそうであるように、韓国からの観光ビザもウエーバーとなる予定だとか。
そして大国中国からのそれも簡素化へと移行していく。

どっと観光客が流れ込みそうだ。



世界中で不動産好景気に沸く地域は、いつでも必ずどこかにある。

しかしハワイだけはどこか特別かもしれない。

香港で、プーケットで、すてきな旅の思い出をつくれたとして、その地に老後再び訪れ暮らしますか?

ハワイが特別というのは多くの人に、再び老後そこで暮らしてみたいと、そういう気分にさせてくれるそういう特別な場所ということなのでしょう。

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posted by 海外ロングステイ相談室 at 20:26 | ホノルル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産市場

2008年05月10日

韓国人のハワイ旅行

ハワイ不動産セミナー。

日本で、わざわざハワイから不動産会社の社長がやってきてセミナーすること、最近ちょくちょく見かけます。

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ハワイ不動産は、確かに今買い時です。

でもこのセミナー、社長自ら日本で。少し力入りすぎています。

どうも、これは少し事情が違うようです。


一言で言うと、必死なのです。


実はハワイに今、お客様がいないのです。

買い時なのに、買うことのできる人がとても少ないのです。

それくらいアメリカの景気は深刻なのです。

ですから日系の不動産会社は、今までのようにワイキキを訪れた日本人へ、ではなく、その前にいっそ自ら日本に赴いて、、、、そういう気持ち、あるかもしれません。


空前の買い手市場、円高。これは確かに、日本人の出番です。

でも悲しいかな、80年代の日本のように、ハワイ不動産を買い漁ることのできる日本人はもうそんなにはいないでしょう。

日本はもうそこまでの力はないのです。




今年の8月から、韓国では電子パスポートの発給を開始します。
そしていよいよビザ免除による観光が許可されようとしています。

一週間の旅行でも、いちいち領事館に並びビザを取り、ハワイまで旅行していたこれまでと、我々日本人のように気軽に90日間ビザなし旅行が可能になるこれから。


これから、ハワイ不動産の主役は、韓国人になっていくかもしれません。


古くはキャプテンクックのイギリス、その後のアメリカ、バブル期の日本、その時代時代の盟主に愛されてやまないハワイ。この「地上の楽園」。



今市場に出ようとしている最も良い場所は、当然、今最もパワーを持つ者の手に落ちるのでしょう。

カメハメハやデルモンテの頃から今尚残るハワイの大地主たちがそうしてきたように。

そしてその後の日本、あのバブル期のハワイの日本レジャー化の時、そうしてきたように。

いつの時も時代時代の力のあるものが、あの「地上の楽園」の最も良い場所を占領するのです。


今また、最も良き場所がどっと市場に出てくる、そういう滅多にない時期を迎えました。

今回、それを手にするのは、誰なのでしょう?
posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:26 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産市場

2008年07月01日

ハワイ不動産市場 <売れない現実>

売れない、、、、。


ハワイ不動産が売れない、、。


こんなに安くなったというのに、それでも売れない。

もっともっと安くなる、、そう考えているバイヤーが多いということなのか、、、、それとも、、、。

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50万ドルの売値に対して35万ドルで平気でオファーしてくる。

こんなこと以前では考えられない。

しかもこの売値は希望的観測で付けた50万ドルではない。
過去半年のMLSをアナライズして、そして同地域同程度の不動産で最安値、そうやって決めた売値だ。

それなのに。

このままではシャクだ。カウンターオファーをしてみよう。

43万ドルまでなら、清水の舞台から飛び降りた気で妥協する。それで手を打たないか?

バイヤーの回答は「ノー」、「じゃいらない。他をあたる。」あっさりとあっけなく引き下がっていく、、、、、、、、。

どういうことだ、、、。

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サブプライムショックによる、米国不動産バブルの崩壊。
それによる地価の下落。

本土の不動産情況は、日本でもテレビ等で盛んに報道されています。

酷いものです。


それでもハワイだけは少し事情が違っていたのです。

少し前までは、、、。

たとえバブルが弾けたとはいえ適正な値段にさえ抑えてさえいれば、買い手は必ず現れたものでした。
(本土は需要そのものが消えてしまったのですが、ハワイは少なくとも需要はあったのです)

しかしここ最近、急激に、いくら値段を下げても、なかなか引き合いがこなくなったのです。


「本土の事情は、一年を経てようやくハワイの事情になる」

ようくこう言われています。

そうなのか、、、本当にそういうことなのか、、、、。
ハワイも本土のようになるのか、、、。

それとも、いたずらに不安を煽る論調にただ引っ張られているだけなのか、、、、、。

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何といってもハワイです。
四方を海に囲まれたとても限られた地域の、限られた土地です。
そしてそこは世界中に認知された一大リゾート地です。

本土と同じように衰退するはずはありません。

しかし、先日この
ブログでもふれましたように、この先、今年の11月に外国人固定資産税滞納者の大量競売が控えています。

政府による競売というのは、即お金に変えなくてはなりません。
ですから極端に安値で売り急がれることになるでしょう。
なので結果市場価格は崩れてしまうのです。

この秋、ハワイ不動産市場にはそういう事情が控えているのです。
ですからしばらくの間適正価格の不動産取引はなくなるでしょう。


いつかハワイ不動産を買うつもりでいるあなた。

駄目で元々、今、この時に、極端に安い金額でオファーしてみませんか?

普段ならリアルターはそんなでたらめなオファーに付き合ってくれないでしょう。

でも今なら、今だから、そんな非常識なオファーにも手を貸してくれるリアルターもいるのです。

50万ドルの売値に、35万ドルのオファー。
それでも買い手が強いのです。

こういう時を、はっきり、「買い時」と言うのです。

今この時、一時的にハワイ不動産の常識や前提条件が崩れたのです。

つまり、これは滅多にないチャンスということなのです。



posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:13 | ホノルル ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産市場

2008年09月26日

失われた10年

失われた10年。

そして現在のアメリカ経済、、、。

僕自身はこの日本での「失われた10年」の時代アメリカで過ごしていたので、当時の日本の情況には通じてはいません。

でもどうも、今回のサブプライムショック後から今日までの一連の流れは、その時代のものとはまったく性質が違うものらしいですね。


(そういう経済のことを、当相談室内で最近メールのやり取りしている方から教えていただきました。ちなみにその方は早期リタイアハワイロングステイを目指しています。)



早々とそして次々と大きなウミが溢れ出てきています。

 

毎日のように大きなニュースが飛び込んできています。

  

よくもまあ、僅かこれだけの期間に、これだけのことが次々に、、、、、そう思いませんか?



 

明らかに隠蔽体質の日本とはまったく間逆のことが行なわれているのですね。


失われた10年。何だったのでしょうね?
その間どれだけのウミがあるのかもわからないまま、ただ問題を次々に先送り、、、、。
日本人らしく(?)、我々はそうやって時を過ごしてきたのかもしれません。



今後アメリカではFBIも介入します。
荒療治が行なわれます。


今いったいどれだけのウミがあり、どうすれば解決できるのか。


でももし解決できないと判断した場合、その時には思い切ってそれを切り捨ててしまおうか、、、。


そういう行為が日々行われている以上、、、、

やはり
 

想像以上に、復活は早いような気がします。


アメリカ経済はごく近い将来復活するでしょう。
 

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それでは本題のハワイの不動産にフォーカスをしましょう。

 

今特にダメージを受けているのは中小の建売業者です。
デベロッパーです。
ちょうど現在の日本の不動産業界の事情と同じです。



仮に来年半ばに反転し出したとしましょう。

さて問題はそれまで体力の持つ業者がどれほどいるのか、そういうことです。

資本力の問題が大きいのです。


 

せめてあと一年、なんとかそれだけ耐えられれば、生き延びることは出来るかもしれません。

この分では、市場は恐らく復活するでしょうから。


でも現実にはたった一年も、そこまでも資本は持たない。



だから早くに売りさばかねばならない、そういう事情と在庫を持つ建売業者。

  

可哀想ではありますが、消費者としてはここは狙い目です。

 

何しろ物件は良いのです。
2、3年前の好況期に仕入れた品質の良い材料を使い、コストの高い建築家の図面で建てられた、しかも新品未入居の程度の良い物件です。

 

狙う価値はあります。
交渉する価値はあります。




そしてそれが出来るその期間は、思うよりあと僅かなのでしょう。


posted by 海外ロングステイ相談室 at 20:47 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産市場

2009年01月10日

2009年の市場

今この時代、誰もがその変化に気が付いています。

何かが音を立てて壊れていっていることを感じています。

 

どこへと向かうのだろう?


未知なるモノは、人の不安を増徴しそして煽ります。

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現在の大不況の、そもそも全ての始まりはアメリカ不動産に端を発しています。


思えば1933年以来73年間、アメリカの住宅市場は一度も落ち込むことなくずっと成長カーブを描いていました。


個別の各地域で多少の上昇下降はあったにしても、この73年間米国平均住宅価格は一度たりとて落ち込むことなく、毎年伸びていくそういう特別な市場でした。

 

しかしそれも2006年を最後に、初めて下降へと転じてしまいました。


それは実に73年振りのことでした。


そして一度下降しはじめたそれは、たったの2年間で20%も落ち込み、今尚下降カーブを描き続けています。

 

上がったり下がったりを繰り返すカーブだったら、少しの間辛抱してと考えるところですが、一度も下降したことの無かった数字が一度そうなり始めると、その底はどこなのか、それは誰にもまったく想像がつきません。

明らかに今までとは違う次元でモノを判断していく必要が出てきます。


これはかつて誰も体験したことがない未知なる現象が始まったのです。

 


日本のあのバブルの後、そして所謂失われた10年を経て、ようやく景気回復の兆しが見え始めた2000年代の前半、すわバブルの再来かと思ったことも束の間、その淡い期待は、この世界同時不況にすっぽりと飲み込まれてしまいました。

 

この先、大きな津波のように何もかも飲み込んで、そして既成の価値観を全て破壊し尽してしまうのか。

 

今未知なる物への不安と恐怖の中に、誰もがたった一人で立ちすくんでいます。

 

いったいどこに向かえばよいのか。

 



だからといって首をすくめて途方に暮れていることはできません。

 

日々毎日、誰もが必死に生きていかねばなりません。

  


思えば、どんな時代でも、たとえあのバブル狂乱の時代でも、不幸にしてホームレスとなってしまった人は大勢いたはずです。


しかし世間の目も、国の対策も、今の時代のそれほど暖かいものではなかったように思います。

 

大多数の人が祭りの真ん中にいた華やかな時代の貧困は、より悲惨さを増します。


貧困、その存在自体を否定し、まるでそこには何も無かったかのような、冷ややかなそういう我々の眼もきっとあったことでしょう。

 
 

今、右も左も皆不安に襲われているこの時代こそ、そして73年前から続いた一つの経済システムが破綻し、一つの社会構造が音を立てて崩れた今だからこそ、どうせなら自分が本当に好きだったことや、本当にやりたかったことを、やってみるチャンスかなとも考えます。


何しろ、たとえ目の前のモノにじっとしがみついていたところで、そのしがみついているモノ時代が明日をも知れぬ現実ならば、いっそ何も無かったあの頃のように、思い切って開き直ってやってみる、それもいいのかなとのん気に思ってみたい、そう思う部分も強くあります。

 


少なくともあの時、あの狂乱の時代に破綻してしまった人たちには、今のような炊き出しも簡易宿舎としての旅館も用意されることはなかったはずです。

大勢の狂乱に踊り狂う快楽の真っ只中の人たちの、その冷ややかな好奇な目に晒され、たった一人彷徨うしかなかったのです。

  



今、急速に戦後の貧しかったそれでも暖かかったあの時代に戻っていっているような、そういう気もします。
マーフィーの法則ではないですが、「三丁目の夕日」のような映画が受け入れられる時は、その日々へ、我々はそういう時代に戻っていっているようなそういう錯覚もあります。

 

そう言えばあの頃は今ほど勤め人もいなかったように思います。

勤める場所自体がまだそれ程多くなかったように思います。


だから生きていくために、起業なんてとても言えない規模での商いをやったり、友人知人を頼って半端仕事をもらいその日の食い扶持を稼いだり、困った時はお互い様、頼ったり頼られたり、そんなことをして必死に生きていたように思います。

 

商いと言うと現代に生きる我々は、つい資本金は最低いくら必要だとか、オフィスはどこそこでなければ体面が保てないとか、今尚崩れ行くこの時代の価値観をそのまま引きずってしまっているような気がします。

 


あの時は勤め先がなかったから、仕方なく自分で商いを始めて、それが今日の大企業へとなっていたケースだって少なくなかったはずなのです。

  


だから、たとえば今毎日のように報道されている派遣村、その現象の中から、やがて新しい価値観や商いが、偶発と必然で出来上がっていく気がしてなりません。

 

そしてそこには既存の価値観は存在していないでしょう。

 

それぐらい必然というのは時代を動かす鍵のように感じます。

 

それくらい今最も強いエネルギーが、そういう特定のある一部を覆って集まってきている気がしてなりません。

  


 
 

73年間続いたアメリカ発の経済価値観は崩れ去りました。


ずっとのぼり続けていたものがピタリと止まり、そして下降を始めたのです。



今こそ、他人に踊らさせれずに、じっと我が胸に手を置き、そして捨てるものは捨て、本当に必要な自分自身の核だけを強く残して、この来るべき新しい時代を楽しみ、そして積極的に参加していきたいものです



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2009年06月07日

ハワイ不動産から世界同時不況を考えてみた

この不況でハワイの不動産業者の多くが休業状態にあるという。

数年前のピーク時に比べて約40%も減、、、何とそういう報道すらあるくらい、深刻な状況です。

それにしても40%とは、、、。

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ただこの数字、イコール不動産会社の減少ということではありません。

あくまでこれは不動産業者についての数字です。

つまりは、、、“不動産会社に属して働いているハワイ州宅建者の多くが休業状態にあるということ”、、そういう報道です。
    

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4年位前、、、一気にハワイの不動産業者が増えました。


昨日までカスコのレジ打ちをしていた人が、次の日からカハラでお客様の案内をしていた、何ていう状況はジョークではなく、事実ありました。
物件は次々に売れ、その後転売され、値はどんどんつりあがっていきました。
それに比例して業者が手にするマージンの金額も上がっていきます。

たった一つの物件の転売を延々繰り返して、その回数がそのままお金に変わっていったのです。

新しい物件の話があると、未完成のうちでも、設計図のままでも、買い手は案内される前に仮契約し、その後完成した頃には既に何人もオーナーが変わっていました。

今そういう物件の最後のオーナーになってしまった投資家たちの多くは自己破産の道を辿っています。

そしてそれを仕向けた不動産業者たちは職を探して奔走しています。
 




そもそもあちらの不動産業者たちは日本と違いサラリーマンではありません。

業者たちの多くは会社から給料をもらっていません。
逆にマージンや名義賃貸料のようなものを会社側に支払っています。


当然物件が売れなくなると会社にマージンも支払えませんし、それ以前に1セントたりとも収入がなくなります。

そういうわけで、この世界的な不況下において、ハワイの不動産業者の多くはその職を失っているということです。

とてもじゃないが専業ではやっていけません。
中には平日はスーパーやカフェで時給を稼ぎ、週末だけ抱えている物件のオープンハウスをして必死に営業活動をしている業者もいます。
でも物件はなかなか売れません。
不動産価格は落ちているので当然マージンだって下がります。
でも掛かる経費だけは、売れ残るほどにその日数分余計に加算されていくことになります。
 しかも、平均物件価格の下げ幅が小さいと言われているハワイ不動産市場にしても、それを買う「バイヤー」自体が少なくなっているので影響は大きいです。
我々は、ともすると価格の下げ率ばかりに目に行きがちで、そして「買い手の減少」、そういう核心の事実についてはあまり知らされていないようです。


ここハワイでは、なかなか安くならない物件であるのに加えて、この極端に少なくなった買い手たちの心を掴むのは容易なことではありません。



それにしても、この一軒を何とか売り捌くためには、どれほどの週末をオープンハウスのために割かねばならないのか、、、。

それにオープンハウスの経費は全て不動産業者個人の自己負担です。
何人と商談しようと何人を案内しようとその時間給もガソリン代も属している不動産会社からは1セントも出ません。
全てが手弁当なのです。
おまけに、そうやって苦労してやっと売れた物件のマージンの数十%を属している不動産会社に入れなければなりません。


こうして今日もまた一人、兼業すら諦め、別の職を探すハワイの元不動産業者が誕生していきます。


 
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不動産不況、、、。

状況は深刻です。
 

市場は、冷え込みを通り過ぎて、凍りついています。



今、日本の不動産会社の倒産件数は非常に大きなものとなっています。

それに比べて、ハワイの不動産会社はなかなか潰れていません。

ただ個人だけが流動していっています。
 


会社が従業員に給料を支払う日本の不動産会社。
時代と共に歩合という幅が大きくなってきたとはいえ、やはり日本特有の固定給という、決して大きくは無いけれどそれでも確かな「安心」がある組織。
その安心を守ろうと、組織のために多少の自己犠牲も仕方ない。
何しろ組織がなくなってしまったら元も子もないのだから、、、。
でも昨今のこの大きな波はその「組織」までをも容赦なく飲み込んでいきます。
安心は不安に変わり出していきます。
 



ブランド(もしくは信用)として名前を使用させてもらう代わりに、その使用代としてある一定のマージンを従業員の方から会社へと支払うあちらの不動産会社。
そもそもそこは稼ぐための武器を、使用料を支払って提供してくれる場所でしかありません。




今更、どちらのほうが良いシステムとか言うことは、もう無意味なのでしょう。

何しろ資本主義のパイオニアだったはずの国が、結果的に社会主義の手法を使い出す昨今です。
それにそもそも、全ては「景気」さえ良ければ、たとえばどんなシステムであろうと、官軍になり得る面を持っているのだろうと思うのです。

組織の「安心力」がどうであろうが、「ブランド力」がどうであろうが、腕と能力に自信がある人ならば、いつの世でもどんな社会でも「独立」を目指していくのでしょう。
それはアメリカだろうと日本だろうと同じことです。

だからその他大勢の人たちためにこそ様々な「システム」が存在するのだろうと思います。

しかしそのために生み出された「システム」にしたって、「景気」が悪くなればこの有様です。
結局のところ景気さえ良ければシステムなんて何だっていいのでは、、?

たとえば箸だろうがフォークだろうが食べること自体は可能なのです。
問題は食べるものがあるのかないのか、、、、今はそういう根本が揺らいでいる時なのかもしれません。
 


たとえば、「安心」をスローガンに組織が一致団結して、目の前の困難を跳ね返そうとしても、今日のそれはものすごく手ごわい相手です。
簡単に跳ね返され、組織の象徴だった「安心」はやがて不安と変わり、そして絶望へと移行してしまうかもしれません。
もしそうなってしまえば「組織」社会は音を立てて脆く崩壊していってしまうかもしれません。 


そもそも「組織」を単位とする社会の問題点の一つは、ある組織が崩壊した後、そこにいた個人が別の既存の組織に入り直し、そこに再び溶け込むことにそれなりに手間隙がかかるということです。
独自のカラーの組織に新たに人を迎え入れることは、組織社会にとって慎重にならざるを得ないことです。

合うのか合わないのか、その判断はお互いに難しいのです。
一度や二度その人と会ったからといってなかなかその人の全てがわかるものではありません。
それならばいっそまったく色の付いてない人を入れ、後から自分たちの組織色に染めていったほうが簡単なのです。

そういうわけで組織社会では手垢の付いていない若い人を組織に迎え入れようとする傾向が強くなるのでしょう。

つまりは逆を言えば、組織社会とは一度組織を抜けたロートルが再び別の組織には入りにくい、そういう移動しにくい社会ともいえるでしょう。
 


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現在のこの大不況は、とても強い力で、「既存の組織」を数多くどんどん崩壊させていっているようです。

居場所を失った個人がすごい勢いで増えていっている状況です。
 


安心の象徴だった「組織」が、そのシステムが崩れていきます。

その動きは十数年以上前からあったとはいえ、はっきり強制的に四の五の言えない状況下で今施行されたのです。

その色に染まった個人たちの多くが、組織ごと吹き飛んだのです。

ある一つのシステムが崩壊したのです。




個人の社会では、今日も自己破産者が増えていっています。
  

そして組織の社会では今日も、歴史ある既存の組織が崩壊していっています。


 景気の波に、、組織が切られるのか、、、個人が切られるのか、、、。   



兼業さえできなくなったたくさんのハワイの元不動産業者たち。

状況は深刻です。

ただ、だからといって全ての人たちが破産するわけでもないだろうし、ホームレスとなるわけでもないのです。

やはりたくさんの元不動産業たちは新たに職を見つけ、生活を向上させようとするでしょう。

そしてそこには当然今までに無かった職が生まれ、今までになかった生活の仕方も生まれるのでしょう。
 



組織がまるごと吹っ飛んだ個人たちにしても、じっとしているわけにはいきません。

生きていかねばいけないのです。

確かに一人一人は無力な個人です。

でもこれだけ数多くの組織が崩壊したのです。

これだけたくさんの色が消えていったのです。


いい面を見るならば、安心と同時に「閉塞」も吹っ飛んでいったのです。


間違いなく新しい何かが生まれるはずです。


それは何だかんだ言っても、「必然」からしか生まれ得ないものだからです。
 



我々は決して強くはありません。

でもだからといってそれ程やわでもないのです。





posted by 海外ロングステイ相談室 at 20:09 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産市場

2010年02月26日

ハワイ不動産市場<ホノルル郡とハワイ郡>

<お知らせ>3月8日より3月16日までハワイ島及びホノルルへ出張しております。
したがいましてその間日本の携帯電話には出られませんし、またFAXの受け取りは適いませんのどうかご了承下さい。Eメールは通常通り、ハワイ滞在中も変わらず受け付けております。ハワイで使用中の携帯電話の番号はその時お知らせいたします。(もしくはこちらからお電話申し上げます)


ホノルルの新聞には「買い手の市場は終わった!」とか、「物件が足りない!」とか、「不動産価格10
.8%アップ!」とか、「昨年より48%売買件数上昇!」とか、「旧カムドライブイン空き地の開発!」とか、、、、威勢のいい記事が並び、今年に入りハワイ不動産市場はまたまたイケイケゴーゴーという風向きです。

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更にはコオリナに2011年オープン予定のディズニーのリゾート物件、、、。

実際にホノルル市場では今や両極端に、「売るための物件が足りない地域」と、「売れない物件ばかりが余っている地域」の差が顕著となってきています。



サブプライムローンの問題がほぼ無かったハワイです。

もともと本土の問題とは一線を引いていたハワイです。



昨年の後半辺りからじわりじわりと、そして今年に入り総論では再びハワイ不動産市場は上げに転じてきています。

しかし以前の住宅バブルの時と違い、それは極端に物件や地域による差が激しいという、、、それが今の市場です。 


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さて、本ブログでおなじみのハワイ島プナ地区。


ここは今どうでしょう。


結論から言います。

この地域の一番の問題は、、、買い手がいないこと、、、です。


ようやく決まった制約金額にしても、2ヶ月前よりは1ヶ月前、1ヶ月前よりは今日、、と急降下ではないにしても、じわりじわりと下降しています。 


考えればこの地は、もともとサトウキビ畑から、そしてその産業の衰退を経て、その後地元のどちらかというと所得の少ない層へと分け与えられた農業住宅地です。

農業をしながら何とか自活して欲しいと公による政策で分譲された地域です。

ですから最初は一区画800ドルなどという価格で開放された区画もありました。
千坪以上の区画が800ドルです。

しかしそのような価格であっても大量に残ってしまい、それが当時の日本の海外不動産会社に目をつけられ、大量に買い占められそれが数倍数十倍の価格で、その地を訪れたこともない日本人へと売られました。

同じハワイでも、ここは本当のハワイです。
白い砂のビーチもありません。パラソルを立て日光浴している人はいません。
ここにはフードコートも、ABCストアもありません。
それが本当のハワイです。

どちらかというと所得の少ない人たちが助け合いながら必死に生活している地域です。

当然リゾート地あるはずはありません。

ここが普通のハワイです。

でも心優しい人たちが暮らしている素晴らしい地域です。

貧しいながらも助け合い、笑い、遊び、、、、共存していく、、、、古きよき日本の原風景ともつながる地域です。


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昨今曰くつきの日本の海外不動産会社のいくつかが倒産したり、縮小したりしていっています。

何よりも情報の一般化、つまりインターネットの普及という要因は大きいですが、でも詐欺に合われた方が昔のように泣き寝入りせず、戦う姿勢を貫いていることもやはりとても大きい要素の一つだと思います。

ただ、あまりに皮肉なことですが、こういう曰くつき業者が衰退するということは、現地の不動産の買い手が居なくなるということでもあります。


もともと買い手の少ない地域です。

だからこそ安く、だからこそそれを狙って日本の業者が、、、という構図だったのが、これですっかり元に戻ろうとしています。

また買い手の居ない牧歌的な地域に戻ります。


不動産は圧倒的に売り物件ばかりです。
でもほぼ売れていません。

金額はどんどん下がっていて、今では十年、二十年以上前の時代の価格と同じようになってきています。

それでもなかなか売れません。



株の世界だとこういう場合は「底」というのでしょうね。

本来は「底」は「買い」なのです。

決して「売り」ではないのです。


この地だって数年前の米国住宅バブルの時には3、4倍になった物件だってあったのです。
だからそういう時がいつかまた来ないともいえません。


しかも不幸中の幸いに、年々下がっている固定資産税(このことでも価格が下がっていることが分かります)。維持していくことは難しくはありません。

そして今では現地からそのままの価格で手に入れることができるこの環境、もう日本の曰くつき業者の手を借りなくても、底値の現地の不動産を手に入れることのできる環境。昔では考えられなかった状況の変化。



建売にしても、建築にしても、米国住宅バブルの頃に建てられた、運搬された、過去のハワイ島プナ地区では考えられなかったレベルのそれが今の時代はまだ揃っていて、それを売りたい業者はたくさんあって、、、、、


だから今は「売る」時ではなく、「買う」時というのが本当なのです。


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土地に管理は必要ありません。


私的な業者や私的な個人に管理を依頼したところで、いざ問題が起きてもそこには仲裁に入る法的な権限はないのですから結局何も出来ません。
だから土地の管理など非効率と言わざるを得ません。


もし自治管理組合のある分譲地の区画なら、ハワイの管理組合は日本のそれとは違い、小さな政府のような強権が郡や裁判所からきちんと認められているので、いざいざこざが起きてもその強制力により仲裁に入ることができるのです。

例えば隣の家に木が倒れそうになったとき、まず所有者宛に通達します。

それでも聞き入れなかった場合には強制的に木を伐採し、その費用(様々な経費も加算されるので自分で処理した時に比べて当然割り増し料金となります)を所有者に請求します。

もしそれを無視したら、、、それはお役所にたてつくことと同じですから、その後に起こることは言わずもがなでしょう。


建物なら、風を入れたり、郵便物を回収してもらったり、草木をトリムしてもらったり、と管理することもあるでしょうが、土地に管理は、、、、いったい何をしてもらうのですか?

組合という公の機関がそれを行っているのに、それ以上に何の権限も無い私企業に、、、、何を期待されているのですか?


安心料として必要のないお金をわざわざ捨てることはないのです。
 


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曰くつき業者のからくりがわかった今、つまり正攻法で底値のマーケットに参入できるという、今までは考えられなかった別の側面もあるのです。


一時の感情で、最安値で、その夢までも一緒に叩き売ってしまうよりも、、もっとできることがあるような気がします。
 

もちろんこれは投資のお話しではありません。

ようやく皆さんの目に触れるようになった、現実の、真実の市場の話です。

活用するもよし、活用しないもよし、、、、です。


何よりも今度は、全ての事実を知った上で、その上で判断していただきたいと願っているだけです。 

初心に戻り、、、、せっかくのハワイ生活を是非とも楽しんで下さい。


更なるご質問はいつでも気軽に  海外ロングステイ相談室  までどうぞ。 


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posted by 海外ロングステイ相談室 at 10:54 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイ不動産市場