2008年03月26日

ハワイって、言うほど良いとは思いません

ところで、ハワイはそんなに良いところでしょうか?


旅行に行ったハワイで、ハンバーガーを食べる機会は多いかと思います。

食べながら、その材料どこから来たのか、考えてみたことありますか?

パテの他に、野菜ありますよね?
実はその中の殆んど、レタスもトマトもハワイでは採れません。

そこはあの気候で、しかも火山の土地です。

収穫できる作物は、とても限られているのです。
ですからほとんどの食料は、遠く本土やアジアから船で運ばれてくることになります。

食料以外にも、様々な資材や製品類も実はそうです。自給できるものあまり無いのです。しかもそこは太平洋の真ん中の孤島です。

だからハワイの物価は割高です。
全ての価格に輸送費がプラスされています。
太平洋のど真ん中にあるハワイ諸島、そこは噴火によってできた島々です。

火山です。

人が住めるところは、海岸周辺のごくわずかの土地だけなのです。あとは溶岩台地です。

島の生活に最も大切なものは、水です。
とても貴重なのです。
でも溜めておく川も湖もありません。

おまけにここは火山です。軽石のような地面にせっかくの雨は全て流れていきます。ちょうどザルのようです。

溜め置く粘土質の土や泥でもあれば違っているでしょうが、しかしそれが火山台地です。


そういう場所に、人が住める分譲地をつくることは容易ではありません。その開発費は実に莫大です。
そうそう簡単にはできません。
何よりも水の供給、これが最もお金がかかります。

他方で、莫大な資金で開発された高級リゾート地には、芝が一年中青々と茂っています。

でも考えてみてください。そこはハワイです。

芝は本来ハワイの気候に合いません。寒冷地用の植物で、ハワイで育てるためにはとてもたくさんの水を必要とします。

ですから年中スプリンクラーが回っている、そういうお馴染みの景色は、本来有り得ない景色だったのです。

人工。

その高級リゾートの高級住宅のお値段は、当然その開発費も芝代も水代も全て込みです。
ありえない場所を開発し、ありえない環境を作り出したのです。
それは高価になるでしょう。



実はハワイの一戸建て住宅の価格は、全米平均のそれの約3倍といわれています。


プール付きの豪邸はウン億円を超えて今やウンジュウ億円です。
それでも、売れるという現状、、、何と言うことか。
サブプライムショックは、結局庶民ばかりを苦しめています。


日本ではあのバブル崩壊後、別荘の価格は、今やピーク時の半分以下、イヤイヤ三分の一という物件もザラみたいですね。

どうですか、この際素直に日本で良いではありませんか?
プールは付いていませんが、3,000万円温泉付きです。最高ではないですか?

ハブナ.jpg



お高いハワイ、そんなに良いところですか?

実はハワイの弱点たくさんあります
次回はそれについて、ちくりちくりと書いてみたいと思います。

皆さん、ハワイをもっと嫌いになりましょう。
posted by 海外ロングステイ相談室 at 22:48 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイは嫌いです。

2008年03月28日

それでも、ハワイ行きますか?

ニューヨーク8.37%、ロサンジェルス8.25%、サンフランシスコ8.50%、シアトル8.80%、ラスベガス7.75%、ハワイ4.16%

これ消費税のパーセンテージです。

州、市、郡によって違うのが、アメリカと日本の違いです。

ですから時には車とか電化製品なんかを購入する時には、消費税率が低い隣町まで買い物に出かけたりします。

ところで、ハワイは消費税安いんだなと思いませんか?

少し補足しておきます。

多くの州や市では、たとえばレタスには消費税かかりません。でもサラダを買うと税金かかります。お米にはかからず、カリフォルニアロールにはかかります。
つまり「調理」されると、課税されるのです。
加工されたものは贅沢なのです。娯楽なのです。
レストランで食事をすることは娯楽なのです。娯楽だから課税するのです。

アメリカの場合、多くに地域では生活必需品を非課税扱いにしています。
間接税は、逆累進性という性格があるからです。

ところがハワイ州はこれを採用していません。全てに消費税をかけています。

生活必需品にまで税金がかかるハワイは、実は庶民には生活しにくい場所なのです。

消費税のような間接税にはもう一つ大きな特徴があります。
外から来た人、つまり観光客から広く税金を徴収するには最も適した方法ということです。

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ご存知のようにハワイは観光によって成り立っている島です。

毎日たくさんの観光客が外から訪れ、買い物をし、税金を落として行ってくれるのです。
あなたがコンドミニアムやバケーションレンタルに泊まり、自炊するために買った肉にも野菜にも、消費税はかかっています。そしてその全てがハワイ州の収入となるのです。

空港に降り立って、レイのひとつも首にかけられて浮かれていてはいけません。あなたはハワイの大切なお客様です。首輪をおかけしましょう。これから一週間しっかり税金使ってくださいね、というメッセージと受け取って下さい。
あと、レイの消費税は後でホテルに請求しておきますから、、、、。


観光客で成り立つということは、つまり他に産業がないということです。

仕事が無いのです。

これからハワイに留学して、うまくいけば現地で仕事を見つけて、なんて考えている方もいることでしょう。

これは本当に難しいです。

労働ビザというものは、原則現地では賄えない労働力の補助として発給しているものです。

できるだけ労働の機会は自国民で、これが原則なのです。

昔と違い、日本人相手のお土産物屋さんや日本食レストランでは、正規のビザは取りにくくなってきました。
それは誰でも出来るからです。昔は日本人にかできない特殊なこととしてビザとれたのですが、、。

ハワイには残念ながら、ウォール街もシリコンバレーもありません。ビジネスマンになる機会は、非常に少ないでしょう。

実際、現地の人でも大学を出ると、本土へ行く若者が多いのです。

たくさんの観光客がいるから、辛うじて過疎地に見えないだけです。

仕事がないので若者は本土へ、これどこかの話しとよく似ていませんか?
しかしこれが現実です。
だから外国人にまでまわす仕事はないのです。



それからついでに、英語の勉強のため、ホノルルへ短期留学される方多いですよね?
お勧めできません。

ただでさえそこは日本人の多い環境です。そこは全て日本人観光客に便利に出来ている街です。

テレビは日本語、スーパーは日本語、買い物は日本語、新聞雑誌も日本語、ついでに友人も日本語、話せるようになるはずありません。
そういう環境にいたら、ついつい日本語の誘惑に負けてしまうのは当然です。
言葉はやはり必然性があるから、無理やり覚えるのです。きびしいのです。

大きな声では言えませんが、ごく少数のまともな学生以外、いったいそこに何しに来ているかわかったものではありません。

昔から英語は片田舎で、日本語を一切話さない(話せない)環境でやるのが一番なのです。



うちの会社でも英語話せない人でも、お客様と一緒にハワイへ出張行っています。
まったく問題はありません。


それに僕が知っているある会社のハワイ駐在員は、もうかれこれ10年近くハワイで暮らしていますけど、未だに簡単ないくつかの英単語だけで生活しています。
基本的に普段は全て日本語です。
業者との打ち合わせとかそういうのは英語できる人がやりますから、お客様を買い物やレストランにお連れしたり、いくつかの英単語だけで十分ではありませんか。

あなたも、ためしに一度英語一切使わないで、ハワイ旅行してみてください。
実際やってみると、これ、できるのです。それがハワイの不思議なところです。



口が滑らかになってきたところで、ついでに次回はハワイの賃貸市場と生活費について、ほんの少し、ばらしちゃいます。


ところで、それでもハワイ、行きたいですか?



posted by 海外ロングステイ相談室 at 23:09 | ホノルル ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ○ハワイは嫌いです。

2008年04月04日

それでも、ハワイ行きますか?後編

それでも、ハワイ行きますか? の続き

ハワイで賃貸生活。

不動産を所有しないで、しかもホテル住まいでもなく、長期間暮らしたい、と思う人は多いのではないででしょうか?

たとえばどういう賃貸物件をイメージしていますか?

高層のコンドミニアムで、窓の外にはワイキキが一望できて、せっかくハワイで暮らすなら、そんなイメージですか?

すみません。いきなり現実ですが、ワイキキあたりのコンドミニアムは、ほとんど老朽化しています。
フルーイのです。
セマーイのです。

開発許可が厳しいアメリカ、なかでもハワイ、ワイキキはもっとも厳しい場所のひとつです。
ある地域ごと段階的に計画的に開発するのがあちら流。
個人の自由はありません。(アメリカはこういう場合そうなのです)
1970年にある地域一斉開発、1980年ある地域、その後遅れて2000年ある地域、という具合。
おまけにあのあたりはリースホールド物件が圧倒的に多く、地主の意思なく、改良できません。(ハワイは歴史の成り立ちから、借地が圧倒的に多い地域です。カメハメハ王朝の流れを汲む団体と王朝末期に権力を握っていた白人地主、今でもこの両方がハワイの大地主です。)

中古市場が活発なアメリカ不動産、だから1970年に建てられたコンドミニアムは今でも現役です。
リペイントされ、リモデルされ、一見良さそうです。でも大きな声では言えませんが、やっぱり細かな修理は時々必要です。それに設備も、常に最新式に慣れた日本人からすると物足りないでしょう。それに、狭しい、、、、何よりもフルクサーイと思われるでしょうね。

ここはワイキキを離れましょう。
たとえば真珠湾の西側、昔倉庫外で治安悪いと言われていた地域が再開発され、そこにどんどん瀟洒な建売できています。海も近いし、ごみごみしていないし、ピカピカです。ワイキキと同じお値段で、格段良い物件が買えますし、借りられます。
しかもそこからワイキキまで車で30分。(でも、あの悪夢の渋滞がありますので、時間は要相談ということにしておいたほうが良いですね)でもそこで1ヶ月も暮らせば、きっとワイキキ行きたいとは思わなくなりますよ。

賃貸で気をつけたいのは、期間です。

アメリカではアパートメントやコンドミニアムは契約したら最初の1年間は必ず借り続けなければなりません。(たまに2年という契約もあります)
ようやく1年が過ぎてマンスツゥーマンスとなり月ごとの契約に変わります。
日本のように敷金とか礼金はありません。入居時にデポジットを通常1ヶ月分(2ヶ月の場合もありました)払うだけです。
しかし保証人制度のないアメリカは借りる時クレジットヒストリーがものをいいます。これが良くない人、もしくはヒルトリーのない人は入居を断れます。ですから現実的には現地で履歴のない日本人は、普通のアパートメントやコンドミニアムを借りることは難しいです。

だから初めての人は結局、日本人用の、外国人用の、現地相場よりも割り増しのアパートメントやコンドミニアムに入居する場合が多くなります。


1年も2年も借り続けないという人には、このブログの中でも時々ご紹介してきましたが、バケーションレンタルが何と言ってもお勧めです。
通常1週間単位で貸し出されますが、一日でもOKというものもあります。



ところで、これまで散々けなしてきましたけど、ここでハワイの良さをひとつ、ご紹介します。

日本にも豪華な別荘がたくさんあります。
設備も整い、贅の限りを尽くした別荘地も少なくありません。毎日どこかで豪華な別荘が、今日も建築されています。
しかし残念ながら日本には、そういうリゾートの「賃貸市場」がほとんど存在しません。
自分の別荘は自分が使うだけで、使わない時はそのまま空き家です。

所有者の方たち皆さんご多忙です。そうそう豪華な別荘に行っている時間はありません。(もったいない)
管理会社に委託していても、空き家はやがて傷みます。かび臭いニオイがしてきます。

そのうち放置物件が多くなります。

人気のないうら寂しい過去の別荘地、時々見かけます。
こうなると悪循環で、どんどん寂れだします。
一旦寂れだしますと、価格は暴落しますし、買い手も見つからなくなりますし、放置物件ばかり増えだし、また余計寂れます。

世界のトップブランドといっても過言ではないハワイには、リゾート賃貸市場があります。

欧米の旅行者は1、2週間、そこで我が家のように暮らします。(ホテルは泊まると言いますが、バケーションレンタルはやはり、暮らす、です)

プロパティーマネージメントカンパニーを使ったり、最近では個人所有者たちが自分たちでグループをつくり、バケーションレンタルとして自由に賃貸しています。
自分たちが使わない期間、人に貸すことにより、家は生き、利益も生まれます。西洋の合理的発想です。

利用する側としてみれば、毎回違った個性の別荘を気軽に我が家のように使うことができます。しかもホテルに泊まるよりもずっとお得な金額です。

ホテルに泊まり毎日レストランで食事、お金もさることながら、いちいち着替えてかしこまっては面倒です。
朝起きてパジャマのまま、裏庭のプライベートビーチを眺めながら、朝食。
スーパーや朝市で買ってきたフルーツ、自分で釣ってきた魚を馬鹿でかい冷蔵庫に入れ、、、、だってそこはハワイの我が家です。

一週間の後、もし喧騒が恋しくなったら、老朽化のワイキキのコンドミニアムのバケーションレンタルもいいでしょう。
むき出しのパイプ、ひんやりしたペンキ跡、狭さ、窓から見えるワイキキビーチと車の騒音と人の声。そこのラナイでスクランブルエッグ、これも良いです。学生気分を味わえます。

シダに覆われた5ベッドのお城のようなの高台の一軒家、シャンパン片手にのんびりジャグジー。
いつものハワイでないような気分。
夜風が心地よかったりします。虫の声を聞きながら高台から遠くのワイキキの灯かり眺めてください。
そういう景色、それもハワイです。

ハワイのこと、少し褒め過ぎました。




でもハワイ、何度でも言いますが、やっぱり物価高いです。


よく言われている<ハワイで年金生活>、「本当ですか?」といつも思います。

ハワイ州で夫婦二人が生活していくためには、やはり30万円は必要でしょう。

特殊な税金(ホノルル郡付加税というものがあります)がかかるオアフ島や、高級コンドが立ち並ぶマウイ島なら、もっともっと必要になるかもしれません。

どうやって年金で生活できますか?




ハワイ島、カウワイ島には行かれたことありますか?

ホノルル、ワイキキばかりがハワイではありません。
また次の機会に紹介しますが、最近ハワイへ何度も旅行されている方で、こういうネイバーアイランドへ目が向いている方は少なくないようです。
適度に栄えていて、そしてのんびりしていて、人が良くて、環境が良くて、そういう当たり前のことが、いざ生活と考えると、重要になるからでしょうね。

のんびりでも、まったく何もないでは困りますし、毎晩車と人の声でうるさいのも困るのです。

今更学生向けのような老朽化したワイキキのコンドミニアムに大金を支払うくらいなら、同じお金でハワイ島のカイルアコナ近郊の一軒家を購入する方が、そう考える人が増えてきたということは、それだけハワイの楽しみ方を皆さんいろいろ知りだしてきたことの現れでしょう。
本当に少し前までは皆が皆、ワイキキでしたから。

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ハワイの杜、僕が時々このブログに載せているその場所も、いくつかのバケーションレンタルです。

いつの間にやら知り合った人から、何気なく探したインターネットサイトから、本当にたくさんの種類のバケーションレンタルを知りました。ハワイの杜は、そのなかで、そこに暮らす近所の人たちも含めて、特に気に入った場所のことです。

そこを我が家として、しばし疑似体験。

近所の人との交流も思っている以上にあるし、何よりサンセットを見ながら我が家で飲むビールは良いものです。



ハワイ、そんなに良いところですか?



これだけ言っても、もし、それでもお好きと言われるのなら、、、、


ハワイの杜へどうぞ。
歓迎します。

BY 海外ロングステイ相談室










posted by 海外ロングステイ相談室 at 21:23 | ホノルル ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | ○ハワイは嫌いです。